宮崎駿と高畑勲のアニメ界2大巨匠が日本アニメーションを墓場まで持っていく?

今回の記事で日本アニメーションは最後となります。わたくし映画愛子としても心に残る思い出ばかりです。思い出ばかりでは懐古になってしまうので、何らかの意味を見出して未来を見据えていけたらと思います。過去を振り返ることは”ただの思い出ではなく”同時に”未来を手繰り寄せること”を同時に意味しているからです。

前回の記事→大物で大ベテランの少女役の女性声優と日本アニメーションとの驚愕リンク

アニメ界の2大巨匠と日本アニメーション宮崎駿の巻


高畑勲は「母をたずねて三千里」と「赤毛のアン」を手がけていますが、テレビアニメ「未来少年コナン」の監督は宮崎駿の初監督作であり、このときの監督経験がスタジオジブリ時代の映画のアニメーション監督としての成功につながっているともいえるでしょう。宮崎駿は動画担当が中心の時代からすれば、1960年代の中盤から名前を見かけることができます。個人的に確認してる限りでは、東映のアニメ製作の東映動画(現・東映アニメーション)の「狼少年ケン」のときの動画の担当の一人です。そのときの演出が彼の監督の師匠であり、80年代から映画でライバルともなる高畑勲です。

宮崎駿は、アニメーターが中心の時代だった東映動画からズイヨー映像と日本アニメーション、または東京ムービーの時代にも関与していますが、この日本アニメーションでの「未来少年コナン」の監督経験は重要なものになっています。アニメに詳しい人ならいうまでもないことだと思いますが、のちの映画作品や作風にも大きな影響があります。


宮崎駿のレイアウトや初監督を経験した日本アニメーション時代の経験は、1980年代の映画の名作の誕生に直接に結びついていることは事実です。特にテレビアニメ「未来少年コナン」は、スタジオジブリ時代の映画「天空の城ラピュタ」などと関連している部分はわかりやすいところが多くみられます。少年少女という要素や冒険、ロボット、コナンの科学都市インダストリアとラピュタの天空の城という名の要塞などの関連性です。両作のコナンのヒロインのラナとラピュタのシータは関連していると考えています。

アニメ界の2大巨匠と日本アニメーション・高畑勲の巻


高畑勲と日本アニメーションとのつながりは非常に深く、彼のキャリアとしては、宮崎駿よりも日本アニメーションとの縁は切っても切り離せないところが存在しています。1976年のテレビアニメ「母をたずねて三千里」と1979年の「赤毛のアン」、日本アニメーションの前身ともいえるズイヨー映像では、1974年のテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」、東京ムービーでは1988年の映画「となりのトトロ」の原型ともいわれる名作の映画「パンダコパンダ」(1972)、映画の「パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻」(1973)も監督しています。宮崎駿は画面構成、レイアウトなどで参加。

日本アニメーション時代の高畑勲のテレビアニメの監督作としては「母をたずねて三千里」と「赤毛のアン」の2作は、自身の代表作でもあり、大きな痕跡となっています。映画「パンダコパンダ」の2作は、スタジオジブリ時代の映画「平成狸合戦ぽんぽこ」(1994年)になんとなく影響を与えているようにも感じられます。この2作はパンダと狸であり、そこに人間が関わる部分も共通点があります。

高畑勲と宮崎駿のマスコットキャラクター、動物or生き物


高畑勲と宮崎駿にはある共通点があります。人間と動物、または別な生き物との交流を描いた作品の多さです。日本のアニメーションにはマスコットキャラクター、動物or生き物の必要不可欠な作品が多くあります。アニメーションにマスコットキャラクター定着させた”伝統ともいえる部分”があります。「アルプスの少女ハイジ」では脇役気味ですがヤギなど、「パンダコパンダ」ではパンダ、「となりのトトロ」では不思議な生き物のトトロ、「平成狸合戦ぽんぽこ」では狸など「もののけ姫」(1997)では山犬、「崖の上のポニョ」(2008)は魚の女の子などが挙げられます。

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高畑勲から宮崎駿に”マスコットキャラクターに重点を置いた作品”は、テレビアニメからアニメ映画へと引き継がれたところも把握できます。↓の二人の監督作とマスコットキャラクター、動物or生き物などが登場するテレビアニメやアニメ映画をまとめてみました。

(公開or放送年)「タイトル」(映画orテレビ) 動物or生き物 ・監督
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1972 「パンダコパンダ」(映画) パンダ ・高畑勲
1973 「パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻」 パンダ ・高畑勲
1974 「アルプスの少女ハイジ」(テレビ) ヤギなど ・高畑勲
1981 「じゃりン子チエ」(テレビ) 猫たち ・高畑勲
1981 「じゃりン子チエ・映画版」(映画) 猫たち ・高畑勲
1988 「となりのトトロ」(映画) トトロ ・宮崎駿
1994 「平成狸合戦ぽんぽこ」(映画) 狸たち ・高畑勲
1997 「もののけ姫」(映画) 山犬など ・宮崎駿
2008 「崖の上のポニョ」(映画) 魚の女の子のポニョ ・宮崎駿

まとめ・宮崎駿と高畑勲のアニメ界2大巨匠が日本アニメーションを墓場まで持っていく?


高畑勲と宮崎駿の製作作品を時代を問わずにテレビアニメや映画作品を見比べてみる見方も面白いところです。二人の日本アニメーション時代の経験は、さまざまな面からのちのアニメ映画の監督としての成功にも影響を与えて同時に貢献していていることは明白といえるでしょう。

日本アニメーションというアニメーション製作会社によるアニメ界への貢献度は、非常に高い役割だったということもわかります。記事タイトルの”宮崎駿と高畑勲のアニメ界2大巨匠が日本アニメーションを墓場まで持っていく”とは、この二人のキャリアと日本アニメーションは切っても切れない深い関わりがあり、二人を語る上では欠かせない存在であり、”墓場まで背負うほどの恩義”があることを意味した記事タイトルです。
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2016/04/01 20:02 | アニメ・探求COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

大物で大ベテランの少女役の女性声優と日本アニメーションとの驚愕リンク


今や声優の地位は異常に向上し、テレビや映画で俳優として出演している実写の演技者よりも人気があるところもあります。数多くの代表作を持つ方々が地位の向上の土壌を作り上げたのです。先人の力は偉大なり、今の声優の地位の向上もこうした”土壌を形成に尽力を果たした人たちのたまもの”なのです。

前回の記事→日本アニメーションの40周年を祝うために歴代時代劇スターやナンバーワン声優とあらいぐまラスカルが参戦

「マジンガーZ」「キャンディ・キャンディ」「ドカベン」「キン肉マン」「ガラスの仮面(1984年版)」「めぞん一刻」などの出演した大ベテランの女性声優の痕跡と日本アニメーションのカンケイ


世界名作劇場のテレビアニメ「南の虹のルーシー」は家族や移民の要素を描いています。イギリスから南オーストラリアへの移住時代の家族の3姉妹を軸に描いています。3姉妹のなかでも三女であるルーシーが中心です。現在はほとんど活動はしていませんが、女性声優の松島みのりがルーシーを演じて、3姉妹の目線も取り入れて英がいています。3姉妹のなかで幼いキャラクターをベテラン声優が演じており、当時はこういうことが多くありました。アニメでは幼い役が一番に演技力を問われることがあります。

松島みのり”は主な代表作に、1966年「どろろ」では手塚治虫の原作の主人公の少年・どろろ役、1972年からの「マジンガーZ」ではヒロインである2代目の少女・弓さやか、1974年「てんとう虫の歌」の主人公の少女の通称・ひよ役、1976年の視聴率的にも大ヒットした「キャンディ・キャンディ」の主人公の少女の愛称・キャンディ、1976年からの「ドカベン」の山田太郎の妹の少女・山田サチ子、

1982年の「南の虹のルーシー」の主人公の少女で愛称・ルーシー、1983年から1992年まで「キン肉マン」シリーズでは愛称・ミートくん、「ガラスの仮面(1984年版)」では北島マヤのライバルの少女の初代・姫川亜弓、1986年からの「めぞん一刻」の音無響子の母親の千草律子など多数の代表作がある大ベテランの女性声優です。で「キン肉マン」シリーズでは愛称・ミートくんは少年ですが、特に少女役が得意という印象はあります。「めぞん一刻」の音無響子の母親役も演じるなど、有名作で大人の女性も演じていて、幅広い代表作があります。ちなみにここの全部を再放送で観ています。



少女役を得意とした名声優・松島みのり日本アニメーションの制作によるテレビアニメの代表作


松島みのりといえば、大ヒット作の「キャンディ・キャンディ」や「ドカベン」の名キャラクターも大きいですが、個人的には目線をそらして、「てんとう虫の歌」が個人的には印象の残ります。この作品は貧乏ながらもひたむきに生きていく兄弟姉妹の話でもあり、兄弟姉妹の元気なマスコット的な存在であり、主人公として描かれているのが、松島みのりが演じる劇中の愛称・ひよです。幼女で健全なパンツ丸出しのシーンなど、違和感なくやっています。

松島みのりが出演した”日本アニメーションの制作によるテレビアニメ”の代表作>
・1974年~1976年 「てんとう虫の歌」 主人公・通称・ひよ
・1976年 「キャンディ・キャンディ」 主人公・愛称・キャンディ
・1976年~1979年 「ドカベン」 脇役・山田太郎の妹の山田サチ子
・1982年 「南の虹のルーシー」 主人公・愛称・ルーシー

てんとう虫の歌」のエンディングテーマ曲が2曲あり、その一方は松島みのりがサチ役で歌う「ひよこでしゅら」は今で言うキャラクターソングの名曲でした。正確には歌はアニソンの女王といわれる実積を持つ堀江美都子であり、松島みのりはセリフとなっています。観たのが10年以上前なんですが、この歌やセリフは未だに印象に残ります。

キャンディ・キャンディ」も堀江美都子が主題歌を担当して100万枚以上のセールスを記録しています。「てんとう虫の歌」のエンディングテーマ曲「ひよこでしゅら」の作曲は数多くの代表作を持ち、現在も存命のアニメやドラマの名作曲&名劇中曲で知られる菊池俊輔です。個人的には、「ドラゴンボール」や「ドラゴンボールZ」、昭和の国民的人気があったころの「仮面ライダーシリーズ」など数多くあります。



日本アニメーションの全体に戻ります。松島みのりも出演している「ドカベン」は1976~1979年まで169話が放送され、「野球狂の詩」(1977)は1時間枠で半年にわたって放送され、アニメとして野球ファンが観ても面白い内容を実現させていました。個人としては10年ほど前に録画した内容も残っていますが、現代に見ても新鮮で面白い内容です。

「巨人の星」などでは描かれていない、ゲーム展開の細かい熱い駆け引きや各登場キャラクターたちの心境なども時間をかけて描かれ、スポーツアニメというジャンルの確立に別な視点を与えることに成功しています。また、野球に関する雑学やウンチクも数多く詰まっています。愛子もCS放送の再放送で見ていますが、再びの再放送が待たれるところです。世界名作劇場では最近は放送されていない「南の虹のルーシー」と「ピーターパンの冒険」を再放送してほしいところです。
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2016/03/18 18:23 | アニメ・探求COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

日本アニメーションの40周年を祝うために歴代時代劇スターやナンバーワン声優とあらいぐまラスカルが参戦


日本のアニメは世界でも独自な概念が存在しています。時代劇との数多くの関連もその一つです。今回は前回の続きですが、違う解釈も含めて、世界名作劇場やアニメの歴史に迫ります。

前回→日本のテレビアニメの発展に大きく貢献した大人物と日本アニメーションの世界名作劇場たち

映画愛子による世界名作劇場の自薦のナンバーワン作品


世界名作劇場では前回記事にも書いていますが、あの中でも「あらいぐまラスカル」を一番に評価しています。通称・ラスカルは少年を取り巻く、地域の騒動やご近所コメディともいえる要素があり、笑いあり、たまに涙もあります。少年や少女の児童文学的な要素もあり、観るたびに”清い心”を思いさせてくれます。時代を通り越して何回でも観れる名作テレビアニメです。他の70年代の作品は普遍的ですばらしい内容が多くありました。



男役の女性声優の歴代ナンバーワンと世界名作劇場


1980年代のなかでは「小公女セーラ」が一番のように世間的にはいわれることもありますが、個人的には「トム・ソーヤーの冒険」と「南の虹のルーシー」の方を評価しています。トム・ソーヤは少年が主人公で、箱庭的な世界観も魅力で、声優界のある意味のトップでもある野沢雅子がトムを演じています。男役の女性声優では歴代ナンバーワンといえるテレビアニメの代表作数を持つ人物です。

「いなかっぺ大将」の風 大左衛門、「ど根性ガエル」のひろし、「ゲゲゲの鬼太郎」の初代・鬼太郎や「銀河鉄道999」の星野鉄郎、「怪物くん」の怪物くんなどの数多くの代表作がありますが、1986年から長期間の中断を挟んで続く「ドラゴンボール」の孫悟空は2016年で通算では30年であり、一番の当たり役といえるでしょう。ほかにも息子役も2役を演じています。また、野沢雅子は、同じ世界名作劇場内で「あらいぐまラスカル」のラスカルも演じていたといわれています。

ドラゴンボールや世界名作劇場の声優と時代劇映画スターとの関係が浮上


映画の時代劇では昔、2役を演じている大スターもいました。いくつかの例はあるのですが、歴代映画スターでいうと、片岡千恵蔵が出演した忠臣蔵の題材作品の通算35年、通算22作のなかで、浅野内匠頭と大石内蔵之助などの2役を9作品で演じているケースも挙げられます。そう考えてもアニメの声優が2役を演じる部分と時代劇映画の2役を演じるという概念には多少なりは関連が挙げられます。

実写とアニメでは違うことは違うんですが、孫悟空役の通算では30年は、43年間にわたって映像作品の実写で旗本退屈男(映画33年、ドラマ含めて43年)を演じた、時代劇の上位の映画スターである市川右太衛門のような感じですね。片岡千恵蔵(時代劇、現代劇の無双)と市川右太衛門(ほぼ時代劇)の二人は、ドラゴンボールシリーズも制作している東映とも大きな関わりがあります。1930年代の時代劇の形成から1950年代の映画黄金期などを牽引した多大な痕跡から、御大(御大将を意味し団体のトップに対する親しみをこめた呼び方)と晩年は呼ばれていました。

戦前から200作近い映画の大スターでありながら、戦後の東映の創立に中心で関与し、草創期から尽力を尽くしたばかりではなく、東映の映画の最大の黄金期である1950年代をトップ2として牽引、最終的には2人共が320作以上の映画で通算9割の主演数、戦後も日本映画の中心となりました。現在も活動する多くの現代風な大物俳優の後輩たちを輩出した歴代の2大スター俳優です。2大とはいっても差があり、片岡千恵蔵の方が代表作、功績の数は断然に上回っています。
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2016/03/05 21:44 | アニメ・探求COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

日本のテレビアニメの発展に大きく貢献した大人物と日本アニメーションの世界名作劇場たち


前回の京都アニメーションだけでちょっと触れるはずが、ちょっとの範囲ではなくなってしまいました。アニメの記事をさらに書いてしまいました。アニメに対する熱い気持ちが溢れ出してしまいました。テレビアニメに関してちょっと詳しくなるような内容になっているはずです。

前回の記事⇒2016年も日本の未来を担う映画に関与した企業。京都アニメーションの隠された秘密

日本のテレビアニメの発展に大きく貢献した大人物と大人物


日本アニメーション 創立40年」に関して触れていきます。避けようと考えていたのですが、やっぱり避けて通れません。2015年(2016年2月時点も放送中)は創立40年と題して、世界名作劇場のテレビアニメがCS放送のキッズステーションにて放送されています。日本アニメーションというアニメ制作会社は1970年代から80年代にかけての”代表作を量産していた全盛期”には多くの有名なテレビアニメを世の中に送り出した実積があります。

事実上の前進であるズイヨー映像などの時代は長くなるのでほとんど省きます。一言でいうと、ズイヨー映像のときは「山ねずみロッキーチャック」(1973)や「アルプスの少女ハイジ」(1974)などの名作を世に送り出しています。特に「アルプスの少女ハイジ」は1975年から開始する世界名作劇場に流れが引き継がれています。

虫プロダクションの倒産がズイヨー映像の創立につながり、日本アニメーションの創立を呼び込みます。大人物の手塚治虫虫プロダクションの倒産が影響していることからも、前回の記事の京都アニメーションだけではなく、ここに関しても手塚治虫の痕跡や遺伝子が受け継がれていることになります。

アニメファンならおなじみの本橋浩一という”日本のテレビアニメ界の大人物”が社長を勤めながら多数の代表作の制作を行い、日本アニメーションによるテレビアニメの全盛期を支えていました。本橋浩一はほとんど表に出ることはありませんでしたが、日本のテレビアニメの発展に大きく貢献した人物たちの一人です。名前を忘れてはならない人物です。

*大人物は手塚治虫本橋浩一

<2015年の映画界など>
●団体関連
団体、企業  活動内容 創業など (発信・特集先)
・松竹 映画、歌舞伎 創業120年(CS放送の衛星劇場より)
・NHKラジオ 放送開始90年(NHK、NHKラジオ第一、第二より)
日本アニメーション 創立40年(CS放送のキッズステーションより)←今回はココ

京都アニメーション 創立30年(BSアニメのCMなど)


日本アニメーション制作のテレビアニメの世界名作劇場の代表作(自薦)


一言で世界名作劇場といっても、どこからが世界名作劇場に含まれるのかは諸説あるようですが、「日本アニメーションが制作を行っているというところに重点を置いて、当ブログでは1975年の「フランダースの犬」からのテレビアニメである説を採用しています。23作目である1996年の「家なき子レミ」までとし、2007年からBSフジで一時的に再開された3作は含みません。

世界名作劇場では1970年代~
第1作目の「フランダースの犬」(1975)、第2作目の「母をたずねて三千里」(1976)、
第3目の「あらいぐまラスカル」(1977)、第5作目の「赤毛のアン」(1979)

世界名作劇場の1980年代~
第6作「トム・ソーヤーの冒険」(1980)、第8作目の「南の虹のルーシー」(1982)、
第11作目「小公女セーラ」(1985)、第15作目の「ピーターパンの冒険」(1989)

世界名作劇場の1990年代~
第16作目の「私のあしながおじさん」(1990)、第20作目の「七つの海のティコ」 (1994)、
第21作目の「ロミオの青い空」(1995)


世界名作劇場の音楽というとやはり渡辺岳夫を思い出す。稀代の名作曲家でした。
初期の世界名作劇場の劇中音楽や主題歌の制作を担当し大きく貢献しています。
通称・アニソンこと、アニメソングの形成にも大きく関与しています。


世界名作劇場のほかの日本アニメーション制作によるテレビアニメの代表作(自薦)


日本のテレビアニメを支えてきたアニメ制作会社の日本アニメーションには、世界名作劇場のほかにも代表作が多く存在しています。1970年代には「小さなバイキングビッケ」、「みつばちマーヤの冒険」、「ドカベン」、「野球狂の詩」、「未来少年コナン」、「はいからさんが通る」などの主なタイトルを制作しています。1980年代には「釣りキチ三平」や「宇宙船サジタリウス」、「トッポ・ジージョ」を制作し、1990年代から代表作が減少し、2000年代には更なる減少に見舞われています。

2016年も続いている「ちびまる子ちゃん」は通算で25年を上回っています。通称・ちびまる子は現在の日本アニメーションという会社を支えている唯一の主力作品といえる状況になっています。「魔法陣グルグル」や「南国少年パプワくん」、1999年開始シリーズの「HUNTER×HUNTER」などの主なタイトルを制作しています。不思議なもので1970年代は子ども向けの作品が全体でしたが、1980年代からアニメファンも取り込み、1990年代は少年漫画作品を多く手がけるように、年代における代表作の雰囲気の変わりように時代の変化を感じられます。

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2016/02/24 18:18 | アニメ・探求COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

2016年も日本の未来を担う映画に関与した企業。京都アニメーションの隠された秘密


今年も2月、黒人問題などで揺れるアメリカのアカデミー賞も近づいて参りました。世界やアメリカはどちらにしても白人が主体で動かしています。白人の作品だけを評価していればいいのですが、表面上は自由を装うアメリカではそうはいきません。アメリカは世界の映画市場を支配してるばかりか、変にリーダーシップを持ち、他国、黒人や黄色人も都合よく評価しようとするからいろいろとややこしくなってきます。どちらにしてもアメリカの賞や賞という概念で作品の良し悪しや価値が決まることはないので、オスカーも一つの評価の対象として今年も見守りたいものです。

前回の記事⇒映画に関する前人未到の大記録とあの松竹の映画スターの悲劇

京都アニメーションの誕生に隠された”虫”の正体


<2015年の映画界など>
●団体関連
団体、企業  活動内容 創業など (特集先)
・松竹 映画、歌舞伎 創業120年(衛星劇場)
・NHKラジオ 放送開始90年(NHK、NHKラジオ第一、第二)
・日本アニメーション 創立40年(キッズステーション)
京都アニメーション 創立30年(アニメのCMなど)←今回はココ

団体などで取り上げている京都アニメーションは、創立して30年ということで深夜アニメなどの宣伝で見かけました。1981年設立していますが、1985年の有限会社と法人化を最初と数えて30年目としています。京都アニメーションは初期の頃は他の製作会社のサブでテレビアニメの製作に関与していましたが、いわゆる”仕上げ”ですね。1990年代になってから演出、作画などにも関与して行き、仕事の幅を広げて行きます。昔のアニメのEDクレジットを見ているとたまに京都アニメーションという社名を見かけます。

京都アニメーションは八田陽子という人物が虫プロダクション手塚治虫のアニメ製作会社)で働いていた流れから始まった会社です。手塚治虫が居なければ京都アニメーションは生まれていなかった。これも手塚治虫の痕跡にひとつですね。彼は漫画家として大きな存在だけではなく、日本のアニメ界にも多数の影響を与えており、京都アニメーションとの関わりもその一つです。彼の遺伝子が今も別な人物を介して続いているわけです。

上記見出しの隠された”虫”の正体とは手塚治虫の虫であり、虫プロダクションの虫です。

上記「ジャングル大帝」の1989年のテレビシリーズ、1966年に第2のシリーズ以来のテレビアニメ化が実現し、1990年代のトップ声優といわれる林原めぐみがレオの声を担当しています。

ちょっと感想ですが、2016年1月から放送開始した新作の「無彩限のファントム・ワールド」の初回は観ていますが、相変わらずの京アニらしさでした。良くも悪くもらしいという印象。個人的にはあまり評価が難しく、相変わらずのいかにも京アニっぽい内容なのが残念なところです。

京都アニメーションの映画の主な代表作たち


京都アニメーションは、テレビアニメ「フルメタル・パニック? ふもっふ」(2003、フルパは事実上の第2シリーズ)から初の元請制作をして作品の全般を手がけるようになりました。映画ブログであるので映画メインで行きますが、京都アニメーションは映画作品も製作しています。

代表作といえる可能性がある作品は「涼宮ハルヒの憂鬱」(2006、2009)の劇場版である「涼宮ハルヒの消失」(2010)、「けいおん!」(2009)と「けいおん!!」(2010)の劇場版である「映画けいおん!」(2011)、「中二病でも恋がしたい!」(2012)と「中二病でも恋がしたい!戀」(2014)の劇場版の「小鳥遊六花・改〜劇場版 中二病でも恋がしたい!〜」(2013)があります。代表作と考えられる3作のすべて”深夜に放送されたファン向けテレビアニメの映画版”であるのが特徴です。京都アニメーションは全般的にはテレビアニメーションを製作しており、作品によっては映画も作ることがある特徴も兼ね備えています。基本はテレビアニメの延長による映画のアニメです。


上記の写真の映画「小鳥遊六花・改 ~劇場版 中二病でも恋がしたい!~」はTBSの地上波やBSのTBSテレビでは放送していませんが、TBSテレビが制作に関与しています。主に地上波のUHF局やアニメを深夜に多く放送しているBS11などで放送されていました。TBSはこうした形でテレビアニメの制作などに関与しているアニメもまれにあります。「中二病でも恋がしたい!」関連の作品群はCS放送ではTBSチャンネルで再放送がされています。

今は亡き時代~伝説のBS-iBSQRの思い出の1ページ


TBSのBSといえば、BS-i(ビーエス・アイ=)を今でも思い出してしまいます。現在のBSTBSです。さまざまなテレビアニメがBS-iを初解禁に放送されていた時代がありました。現在のBSTBSでもテレビアニメは放送されていますが、基本は地上波で放送されたものです。当時は違っていたのです。

当時のBSは放送が始まるとBS機器によってはデータ読み込みというものがありまして、録画にまでそれが入ってしまっています。わかる方にはわかっていただけるかと思いますが、当時に放送を録画したDVDを見直すと商品バージョンとは違いがあり、画質や音質のカシャカシャ感が今ではありえないことで、逆に味わいになっています。一言でいうと今のような当時からすれば完成されたデジタル放送ではなく、”デジタルといってもアナログさが残っていた不完全なデジタル”でした。

レコードの音楽とデジタルの音楽のような良さの違いもありそうで、ジリジリした不協和音がある音楽とクリアで曇りのない音楽の異なりのようです。アニメ関連の番組が多数放送されていたBSQR(文化放送が放送していた2000年12月~2006年3月まで続いたBSのテレビによるラジオ放送局)もなつかしい。BS機器でBSQRのあまり動かない映像や写真を見ながらアニラジ(アニメや声優、ゲーム関連のラジオ)を聴いていました。

ラジオ番組についてもいろいろ書きたいところですが、さらにマニアックになってしまうのでテレビアニメに戻ります。個人的には2001年「まほろまてぃっく」(新世紀エヴァンゲリオンなどのガイナックスの制作)や2006年の「Kanon(テレビアニメ・京都アニメーション版)」が特に印象に残り、録画して観ていたタイトルです。両方とも当時は話題になり、リアルタイムゆえに思い出す部分も多数が存在しています。「まほろまてぃっく」や「Kanon」はDVDのセールス的にもヒットしたため、現代に制作・放送されていれば映画化もされていたかもしれません。時代が早かった少々残念なところです。

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2016/02/15 18:45 | アニメ・探求COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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