ゼロ年代から2万3000年前へタイムトラベル。近未来映画を作る男たちの勇姿は○しい
洋画(外国語映画)から1本取り上げてみます~
わたしはWOWOWに加入しています。WOWOWはゼロ年代(2000年以降)の作品を多く放送していますが最近は3チャンネルに分かれてプライムとライブ、そしてシネマの3チャンネルになりました。今日紹介する作品もゼロ年代の作品。
最近の映画・・正直あまり面白くない・・ですが映画は作られなくてはなりません。今後の映画界で大きくなると思われるジャンルが在ります。
それがドキュメンタリーというジャンルです。
興行的には難しいジャンルです、最新のデジタル撮影や最近技術とはかみ合いやすいジャンル。下手な台本やお芝居が無くて済む、映画全盛期の60年代までも、最近まであまり作られていませんでした。
なぜかというとフイルムの値段高かったのが大きく無駄に撮影できなかったのです。でもいまはデジタルのためフイルムが安い。これなら余分な時間も撮影しやすくなるしドキュメンタリー映画に大事な長期ロケもしやすく、1年間、2年間などの撮影だって可能かもしれない。なんたって小型で高性能のカメラが可能になったのもあり、天国以外はどこでもいけるのだ。新しい可能性を広げてくれた。これからさらに広がるジャンルだと私は思います。

以前紹介したヴィム・ヴェンダースはニュー・ジャーマン・シネマの代表的監督として世界的に知られている。ニュー・ジャーマン・シネマとはジャーマン=ドイツのとおり、「ドイツ監督が新しい時代の映画を作り出す」なんて感じでしょう。たまたまドイツ監督を二人取り上げてしまっています。まあ二人は今なりな映画の可能性を模索してるんです。ストーリーモノの映画では、過去の名作と対することはできても、ほぼ勝てませんから~、模索 すばらしいわけです。
ヴィム・ヴェンダースと同じく、ニュー・ジャーマン・シネマの中心人物として世界的に知られるドイツの監督のヴェルナー・ヘルツォーク。そのヴェルナー・ヘルツォークの「世界最古の洞窟壁画 忘れられた夢の記憶」(2010)<アメリカ・フランス製作>がWOWOWシネマで日本初放送されていた。
多くの新鮮な驚きと、感動。

もちろんドキュメンタリー映画。ヴェルナー・ヘルツォーク自身もカメラマンも兼ねて洞窟の中に入り危なく危険な目に逢いながらも貴重な壁画をカメラに収め、また映画という芸術部分にも踏み込んだ内容に仕上げている。
製作にフランスと在り!そのとおり撮影地が南フランスで1994年にへ発見された貴重な壁画。しかも2万3000年前のものだという。その洞窟の壁画は人類最古のモノ。そこには太古の人々のどんな想いや夢が込められていたのだろうか?
世界最古の洞窟壁画 忘れられた夢の記憶 [DVD]
2013/07/29 00:07 | 洋画・探求 | COMMENT(1) | TRACKBACK(0)