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死にゆく大木達の横目

つぎつぎつ撃ち殺されていく
大木達を横目に
元刑事になろうとするひとりの男の
目には最後の一人しかみえていないのでした!

桜の代紋(73年版)のお大台の通算第15回目です。1月25日以来であります。


大星組の若い衆や幹部らは逃げ出したり死んだり
幹部・村越(渡辺文雄)もついに苦しんで絶命

残るはただ一人になる
最後の一人は大星組長(大滝秀治)
組長は奥村(若山富三郎)と目を合せると逃げ出します。
ゆっくりと奥村は急がずに追いかけていく
当然その間、ずっと無言です。
((三隅監督は静のシーンが良い 大映時代の時代劇持込の味わいある描写です。
若山富三郎がそれと合う))

その無言が良い。
地下へ階段を怯えながら駆け下りてゆく
組長はあの、堂々とコーヒーを飲みながら部下に靴磨きされていた
奥村のリンチシーンとは別人であります。

しかし組長は姿を消すのです。



売り切れですが載せます。DVD未発売作品。
わたしはスカパーでHD版録画し見ました、
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2012/02/07 22:44 | 未(235記事)COMMENT(1)TRACKBACK(0)  

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