アニメの巨匠・富野由悠季の真実を映画と交えて代表作を大胆分析
2位は、ガンダムです。今年で1979年から35周年。監督の富野由悠季、テレビアニメ界やアニメの巨匠です。数多くの代表作があります。1999年以来の自身による15年ぶりのテレビのガンダムシリーズの監督作が「ガンダム Gのレコンギスタ」です。自身によるテレビシリーズは「∀ガンダム」(1999)になります。今回は前作の流れがあります。近年のガンダムシリーズは別の監督が製作する作品が多くありました。アニメ映画では宮崎駿が数段以上に上ですが、テレビアニメでは富野由悠季が数段以上に上です。トータル的には万人受けの宮崎とファン受けの富野ということになる部分があります。それがちょっとつらいところでもあるんです。
・富野由悠季が手がけたガンダムのテレビシリーズ
1「機動戦士ガンダム」(1979)
2「機動戦士Zガンダム」(1985)
3「機動戦士ガンダムZZ」(1986)
4「機動戦士Vガンダム」(1993)
5「∀ガンダム」(1999)*
6「ガンダム Gのレコンギスタ」(2014~2015予定)
*∀=ターンエー
( )の中は文章含め2000年代以前のテレビ作品は放送され始めた年数のみ)
富野監督のガンダムテレビシリーズは通算で6作目に該当します。富野由悠季といえば手塚治虫のプロダクションから絵コンテや演出でデビューして、手塚治虫の原作である監督のデビュー作「海のトリトン」(1972)。「巨人の星」や「侍ジャイアンツ」多数の代表作がある1970年代を代表する巨匠・長浜忠夫の後を受けて監督した「勇者ライディーン」(1975)いわゆるファーストガンダム、最初のガンダムのテレビシリーズへの流れを確立させた「無敵超人ザンボット3」(1977)と「無敵鋼人ダイターン3」(1978)や一番の代表作である「機動戦士ガンダム」(1979)(1作目のテレビシリーズ)ガンダムの富野節を継承しながらも、異色な巨人が活躍する「伝説巨神イデオン」(1980年)、ファンタジーモノ初挑戦の「聖戦士ダンバイン」(1983)機動戦士ガンダムの世界の続編であるシリーズ2作目「機動戦士Zガンダム」1985年など代表作があります。愛子的にはファーストとイデオンです。映画版だけ作品を見てみた気になるのはふ邪道です。ちゃんとテレビシリーズを見ることが大切です。そうでないと理解はできません。トリトンも現代に見てもよいアニメです。

ガンダム Gのレコンギスタ 1(特装限定版) [Blu-ray]
映画愛子のよる富野由悠季の代表作は下のとおりです。
・テレビシリーズ
1「海のトリトン」
2「無敵超人ザンボット3」
3「無敵鋼人ダイターン3」
4「機動戦士ガンダム」
5「伝説巨神イデオン」
6「聖戦士ダンバイン」
7「機動戦士Zガンダム」
・映画
8「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」(1988)
9「機動戦士ガンダムF91」(1991)
「重戦機エルガイム」(1984)や「機動戦士ガンダムZZ」(1986)は微妙な部分が多々あるため省いています。
富野監督は監督デビュー42年になります。監督ではなく、絵コンテや演出の参加でも、初期の世界名作劇場の「アルプスの少女ハイジ」(1974)や「あらいぐまラスカル」(1977)など。の代表作があります。
近年に活躍している現役の新房昭之というアニメの名監督。「物語シリーズ」(2009~)現時点でテレビシリーズ3作など、「魔法少女まどかマギカ」(2011~2013)テレビ・映画3作など。驚異的なペースで監督作を放っています。新房監督は、総監督が多いのです。総監督とは、作品の現場の製作の作業に全面に関わらず、監修や部分的指示などで、製作の現場の全体は監督に任せている。つまり総監督と監督という職業が、一つのアニメで存在してる作品もたまにあります。総とそれがつかない監督の違い作品に応じて多少は違うと思われます。

機動戦士ガンダム Blu-ray メモリアルボックス
数話までを見た感想。一言でいうと”富野節”独自の作風です。監督らしさが出ている内容で良い内容だと思います。富野節とは、いろいろな解釈があるのですが、独特なセリフや声優への演技のさせ方、各シーンの斬り具合や空気感の定着などが挙げられます。実写映画の巨匠の小津安二郎で説明すると、独自なカメラワークや空調、セリフなどの”小津調”のようなものです。その監督の癖が出ている作品ということです。アニメも実写映画も基本は変わりません。ただ元から作るアニメと元から素材がある実写の違いだけです。富野さんらしいヒロインです。凛々しい女性アイーダ。搭乗のスーツ姿がいい。主人公はどちらかといえばベルリ・ゼナム少年なのですが、現時点ではヒロインと出番が同じ位なのも特徴でしょう。またオープニングの主題歌に時代の変化を感じます。しかも2クール予定らしく富野監督のガンダム的には、深夜放送枠が初で初の半年作品になるのです。
・富野由悠季が手がけたガンダムのテレビシリーズ
1「機動戦士ガンダム」(1979)
2「機動戦士Zガンダム」(1985)
3「機動戦士ガンダムZZ」(1986)
4「機動戦士Vガンダム」(1993)
5「∀ガンダム」(1999)*
6「ガンダム Gのレコンギスタ」(2014~2015予定)
*∀=ターンエー
( )の中は文章含め2000年代以前のテレビ作品は放送され始めた年数のみ)
富野監督のガンダムテレビシリーズは通算で6作目に該当します。富野由悠季といえば手塚治虫のプロダクションから絵コンテや演出でデビューして、手塚治虫の原作である監督のデビュー作「海のトリトン」(1972)。「巨人の星」や「侍ジャイアンツ」多数の代表作がある1970年代を代表する巨匠・長浜忠夫の後を受けて監督した「勇者ライディーン」(1975)いわゆるファーストガンダム、最初のガンダムのテレビシリーズへの流れを確立させた「無敵超人ザンボット3」(1977)と「無敵鋼人ダイターン3」(1978)や一番の代表作である「機動戦士ガンダム」(1979)(1作目のテレビシリーズ)ガンダムの富野節を継承しながらも、異色な巨人が活躍する「伝説巨神イデオン」(1980年)、ファンタジーモノ初挑戦の「聖戦士ダンバイン」(1983)機動戦士ガンダムの世界の続編であるシリーズ2作目「機動戦士Zガンダム」1985年など代表作があります。愛子的にはファーストとイデオンです。映画版だけ作品を見てみた気になるのはふ邪道です。ちゃんとテレビシリーズを見ることが大切です。そうでないと理解はできません。トリトンも現代に見てもよいアニメです。
映画愛子のよる富野由悠季の代表作は下のとおりです。
・テレビシリーズ
1「海のトリトン」
2「無敵超人ザンボット3」
3「無敵鋼人ダイターン3」
4「機動戦士ガンダム」
5「伝説巨神イデオン」
6「聖戦士ダンバイン」
7「機動戦士Zガンダム」
・映画
8「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」(1988)
9「機動戦士ガンダムF91」(1991)
「重戦機エルガイム」(1984)や「機動戦士ガンダムZZ」(1986)は微妙な部分が多々あるため省いています。
富野監督は監督デビュー42年になります。監督ではなく、絵コンテや演出の参加でも、初期の世界名作劇場の「アルプスの少女ハイジ」(1974)や「あらいぐまラスカル」(1977)など。の代表作があります。
近年に活躍している現役の新房昭之というアニメの名監督。「物語シリーズ」(2009~)現時点でテレビシリーズ3作など、「魔法少女まどかマギカ」(2011~2013)テレビ・映画3作など。驚異的なペースで監督作を放っています。新房監督は、総監督が多いのです。総監督とは、作品の現場の製作の作業に全面に関わらず、監修や部分的指示などで、製作の現場の全体は監督に任せている。つまり総監督と監督という職業が、一つのアニメで存在してる作品もたまにあります。総とそれがつかない監督の違い作品に応じて多少は違うと思われます。
数話までを見た感想。一言でいうと”富野節”独自の作風です。監督らしさが出ている内容で良い内容だと思います。富野節とは、いろいろな解釈があるのですが、独特なセリフや声優への演技のさせ方、各シーンの斬り具合や空気感の定着などが挙げられます。実写映画の巨匠の小津安二郎で説明すると、独自なカメラワークや空調、セリフなどの”小津調”のようなものです。その監督の癖が出ている作品ということです。アニメも実写映画も基本は変わりません。ただ元から作るアニメと元から素材がある実写の違いだけです。富野さんらしいヒロインです。凛々しい女性アイーダ。搭乗のスーツ姿がいい。主人公はどちらかといえばベルリ・ゼナム少年なのですが、現時点ではヒロインと出番が同じ位なのも特徴でしょう。またオープニングの主題歌に時代の変化を感じます。しかも2クール予定らしく富野監督のガンダム的には、深夜放送枠が初で初の半年作品になるのです。
- 関連記事
-
- 京アニ30年目の汚点??「響け!ユーフォニアム」、「アルスラーン戦記」、「俺物語!!」
- 「魔法少女リリカルなのはViVid」のアニメ声優と映画俳優、大切なスターと名脇役たち
- 魔法少女リリカルなのはViVidやFate/stay night -Unlimited Blade Works- 2ndシーズンなど映画を交えてマニアックに分析
- 少年少女が化けモノに吸収されていき、悲しく哀れに散りゆく
- ”泣きゲー”要素である映画に繋がるアニメの「天体のメソッド」(後編)
- ”泣きゲー”要素である映画に繋がるアニメの「天体のメソッド」(前編)
- 巨匠VS巨匠が映画とアニメを結びつける鍵
- アニメの巨匠・富野由悠季の真実を映画と交えて代表作を大胆分析
- 映画を孕んだ「Fate/stay night Unlimited Blade Works」というアニメ。
- 宮崎駿VS庵野秀明・アニメ界の世間への恥さらし(どS)大先輩から後輩(どM)への仕打ち。
- 次の公開のあと書いたのを先に公開
- 対照的アニメ「怪物」と「神様」お決まりの「中二」
- 今季アニメベスト2
- 若手とベテランの対等に苦しむ声優界
- 思い出が汚された時・エヴァは日本テレビコンテンツになり下がった
2014/10/25 23:28 | アニメ・探求 | COMMENT(1) | TRACKBACK(0)