巨匠VS巨匠が映画とアニメを結びつける鍵
「ガンダム Gのレコンギスタ」も2014年の作品としては、最新の技術で作られていますが、かなり硬派な内容だと思います。映画でいうとフランス映画の5大巨匠(ルネ・クレールなど)の旧時代と、戦後のジャン=リュック・ゴダールらが切り開いた新時代のようなものだとおもいます。その5大巨匠側のような硬派さを今の時代にやってるところがあると解釈しています。日本で言うと松竹の小津安二郎の旧時代と吉田吉重や大島渚などの新時代側の違いのような部分があったりします。でも旧側に新側が勝つことは基本できないものなのです。時代を作り上げた根本は旧時代にあるからです。
そして誰もいなくなった CCP-147 [DVD]
有名なルネ・クレール監督作。
日本の俳優でいっても全盛期に新時代は、出演や代表作の数字や魅力でも勝てないのと同じです。なので、いまどきのアニメファン向けの女の子キャラクターがキャキャーやってるアニメではないのです。硬派さがよさですが、歴代のアニメをちゃんと理解していない最近だけのアニメファンには、受け入れづらいところもあります。ガンダムらしさはやはり薄いです。劇中でガンダムのことをGセルフと呼称しています。ファンは劇中でガンダムを連呼してると違和感を感じてしまう。それだけガンダムという呼称が広まったための工夫だと解釈しています。デザイン的にガンダムらしさが薄い、それは前作の「∀ガンダム」も同じことなのでいまさらいう部分ではないのです。別な監督で作られているガンダムシリーズの方が初期の要素が強い部分もあったりするくらいです。
富野由悠季の監督作ではないガンダムシリーズでは、「新機動戦記ガンダムW」(1995)がよい作品でした。ヒットしたガンダムのOVAのシリーズ(オリジナルビデオアニメ)を含めると80年代から富野監督以外の監督のガンダムシリーズの作品があります。ドラマで言うと必殺シリーズ的な部分もあります。中村主水が主役の”主水シリーズ”と”そうではないシリーズ的”な捕らえ方もあるのではないでしょうか。2クール予定ということなので内容を見守っていきたいと思います。
コレも富野監督ではないOVAシリーズです。機動戦士ガンダム 0083 STARDUST MEMORY vol.1 [DVD]
さらに「デンキ街の本屋さん」というアニメを1話の時点では3位に選びました。これは「ドラえもん」などのアニメ製作会社のシンエイ動画の製作で作るファン向けアニメである部分と森脇真琴というベテラン監督が監修しています。有名どころでは「おねがいマイメロディシリーズ」(2005~2009)を手がけた監督です。大ヒットした「ハイスクール!奇面組」(1985~1987)の絵コンテ・演出などのイメージも強いです。内容は本屋で働く男女のドタバタ青春を描いていてヒロインキャラの目線を重視して描いています。ヒロインが全てロリコンキャラというのが特徴です。声優界のスター?の竹達彩奈(声優界が認知の規模が極端に狭い世界の範囲)がオープニング主題歌(歌より見た目の人)とメインキャラの声優で出演しています。
アニメで2話はちょっと落ちましたがよい滑り出しだと思います。1話は舞台となる本屋さんでの呼び名でありキャラクター名の先生さんの喜怒哀楽ぶりがよかったです。声優が「ゆるゆり」(2011~2013)というスマッシュヒット作の若手声優の津田美波が演じています。この人、若手なので幅の広い演技はまだまだです。内容は4話の時点では、ちょっとムラがある感じで「ガンダム Gのレコンギスタ」や「Fate/stay night Unlimited Blade Works」(Fate/stay nightUBW)と差が話数を増すごとに大きくなり始めています。1話だけの幻想だったのかもしれません。ということで映画の事と結びつけて2014年の10月アニメの新作を紹介しました。今期も40作くらいの新作アニメが地上波やBSやスカパーやネット配信などで、放送されています。前期(7~9月)より上位が豊作そうなのでよかった感じがします。
日本の俳優でいっても全盛期に新時代は、出演や代表作の数字や魅力でも勝てないのと同じです。なので、いまどきのアニメファン向けの女の子キャラクターがキャキャーやってるアニメではないのです。硬派さがよさですが、歴代のアニメをちゃんと理解していない最近だけのアニメファンには、受け入れづらいところもあります。ガンダムらしさはやはり薄いです。劇中でガンダムのことをGセルフと呼称しています。ファンは劇中でガンダムを連呼してると違和感を感じてしまう。それだけガンダムという呼称が広まったための工夫だと解釈しています。デザイン的にガンダムらしさが薄い、それは前作の「∀ガンダム」も同じことなのでいまさらいう部分ではないのです。別な監督で作られているガンダムシリーズの方が初期の要素が強い部分もあったりするくらいです。
富野由悠季の監督作ではないガンダムシリーズでは、「新機動戦記ガンダムW」(1995)がよい作品でした。ヒットしたガンダムのOVAのシリーズ(オリジナルビデオアニメ)を含めると80年代から富野監督以外の監督のガンダムシリーズの作品があります。ドラマで言うと必殺シリーズ的な部分もあります。中村主水が主役の”主水シリーズ”と”そうではないシリーズ的”な捕らえ方もあるのではないでしょうか。2クール予定ということなので内容を見守っていきたいと思います。
さらに「デンキ街の本屋さん」というアニメを1話の時点では3位に選びました。これは「ドラえもん」などのアニメ製作会社のシンエイ動画の製作で作るファン向けアニメである部分と森脇真琴というベテラン監督が監修しています。有名どころでは「おねがいマイメロディシリーズ」(2005~2009)を手がけた監督です。大ヒットした「ハイスクール!奇面組」(1985~1987)の絵コンテ・演出などのイメージも強いです。内容は本屋で働く男女のドタバタ青春を描いていてヒロインキャラの目線を重視して描いています。ヒロインが全てロリコンキャラというのが特徴です。声優界のスター?の竹達彩奈(声優界が認知の規模が極端に狭い世界の範囲)がオープニング主題歌(歌より見た目の人)とメインキャラの声優で出演しています。
アニメで2話はちょっと落ちましたがよい滑り出しだと思います。1話は舞台となる本屋さんでの呼び名でありキャラクター名の先生さんの喜怒哀楽ぶりがよかったです。声優が「ゆるゆり」(2011~2013)というスマッシュヒット作の若手声優の津田美波が演じています。この人、若手なので幅の広い演技はまだまだです。内容は4話の時点では、ちょっとムラがある感じで「ガンダム Gのレコンギスタ」や「Fate/stay night Unlimited Blade Works」(Fate/stay nightUBW)と差が話数を増すごとに大きくなり始めています。1話だけの幻想だったのかもしれません。ということで映画の事と結びつけて2014年の10月アニメの新作を紹介しました。今期も40作くらいの新作アニメが地上波やBSやスカパーやネット配信などで、放送されています。前期(7~9月)より上位が豊作そうなのでよかった感じがします。
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2014/11/01 20:20 | アニメ・探求 | COMMENT(0) | TRACKBACK(0)