日本に居座りながら世界を極めた助演女優たち。山田五十鈴、杉村春子らのゲンジツ(8000文字越え)

続けて2011年の助演女優ランキングへ行きます。以前も助演女優も作っていますが、今回が2011年の助演女優の最終版で”完全版”ということになります。説明していない部分は以前の2011各賞+ランキングのカテゴリーで書いている人もいますので良ければご覧ください。

「2011年助演女優ランキング」
順位 役者 役名 作品名
------------------------------------------------------------------------
1 山田五十鈴  お牧  弥太郎笠(1955) 
2 シガニー・ウィーバー キャサリン・パーカー ワーキング・ガール
3 杉村春子 佐久間の娘・伴子 秋刀魚の味
4 岩下志麻 娘・平山路子 秋刀魚の味
5 北林谷栄 家政婦・はな 鍵(1959)
6 高峰三枝子 妹・俊子 愛より愛へ
7 田中絹代 芸者・お仲 おぼろ駕籠
8 丘さとみ 花紫 変幻紫頭巾
9 山田五十鈴 大奥・中臈の三沢 おぼろ駕籠
10エドラ・ゲイル 踊り子セレギーナ 8 1/2
-----------------------------------------------------------------------------
11花柳小菊 お秀 変幻紫頭巾
12岡田茉莉子 長男の嫁・平山秋子 秋刀魚の味
13花柳小菊 出雲の阿国  あばれ大名
14サンドラ・ミーロ 踊る女バーバラ 8 1/2
15水谷八重子(初代) 長男妻・松崎淑子 明日の幸福
16アニタ・エクバーグ エレーナ 戦争と平和(1956)                
17松尾嘉代 妻・佳代 桜の代紋(1973)
18山田五十鈴 おりん 用心棒   
19エステル・パーソンズ ブランチ・バロウ 俺たちに明日はない          
20楠侑子 正岡逸子 エロス+虐殺(完全版) 
----------------------------------------------------------------------------       
21エヴァンス・エヴァンス ヴェルマ・デイヴィス 俺たちに明日はない
22三宅邦子 河合のぶ子 秋刀魚の味
23稲野和子 平賀哀鳥 エロス+虐殺(完全版)
24藤純子 屋敷女中・さと 幕末残酷物語
25乙羽信子 半蔵の孫娘・お粂 夜明け前
26北条きく子 お京 変幻紫頭巾
27大川恵子 浅茅 あばれ大名
28叶順子 娘・敏子 鍵(1959)
29丘さとみ 多恵 あばれ大名
30小夜福子 半蔵の妻・お民  夜明け前
----------------------------------------------------------------------------
31内藤洋子 お松 大菩薩峠(1966)
32江利チエミ 竜馬の姉・小万 幕末
34桜町弘子 お景 出世武士道
35丘さとみ お雪 出世武士道
36小山明子 離婚した母・大村ツル 夏の妹
37リリィ  再婚候補・小藤田桃子 夏の妹
(ワースト)
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●上位3選の印象の残る1~3位を①~③に分けて取り上げて行きます。
1  山田五十鈴 お牧 弥太郎笠(1955) 
2  シガニー・ウィーバー  キャサリン・パーカー ワーキング・ガール
3  杉村春子 佐久間の娘・伴子 秋刀魚の味


①1位山田五十鈴  お牧 弥太郎笠(1955)


日本歴代で上位に入る大女優の山田五十鈴は、映画の主演作が通産300作を越している歴代の超大スター片岡千恵蔵、主演作100作越えの大友柳太朗との3大スター共演を果たした「弥太郎笠(1955)」では、二人と並ぶほどその実力を活かして作品の内容に大きく貢献しています。特に荒ぶる演技を要求されている”強い女”は山田が得意とするところ、男勝りで強欲、したたかさはこの人のお家芸といえる名演技を披露しています。劇中では名優・進藤英太郎三島雅夫が演ずる二人の親分の間で利益目的に揺れ動くしたたかな女を演じています。山田五十鈴ほどのレベルで女の強欲をさらけ出す演技が一流にできる女優は日本にほとんどいない。残念ながら、当時は日本に発信力が弱ったため、時代が早すぎたのです。今いたら世界にも余裕で通用する大女優であると確信させてくれます。

②2位シガニー・ウィーバー  キャサリン・パーカー ワーキング・ガール


言うまでもない有名作の「エイリアンシリーズ」の主演などでも知られる実力派女優のシガニー・ウィーバー。テレビの影響で映画に詳しくなくても知られている女優であり、現在も現役で活動しています。会社での仕事にバリバリの理性的な仕事の顔と、男の前ではだらけて女の弱さの2面性を見事に演じ分けており、名女優といえるでしょう。

③3位杉村春子 佐久間の娘・伴子 秋刀魚の味


数多くの面において日本の演劇界を代表する本当の大女優の杉村春子、一言で語ることができない歴代の超大物ですが、「秋刀魚の味」においても大きな機能を果たしています。今や世界の小津に当時からすでに気に入られているのです。秋刀魚の味以外の作品についてもただの脇役と思えないほどの持ち場面の長さは、俳優を見る目にも優れていたさすが小津安二郎監督。戦時中は元軍人で地位があり、今や落ちぶれたまずいラーメン屋の親父(東野英治郎)の娘。嫁にいきそびれ娘という難しい役どころに見事に対応しています。父親が酔い潰れて情けなくなり泣き出すシーンのムード感も忘れられない。
「秋刀魚の味」 小津安二郎生誕110年のBlu-rayのニューデジタルリマスターでよみがえる。愛子はBlu-rayにHD版で録画しています。写真は岩下志麻と笠智衆。

続いて、
●上位の順位以外からの8,10,13位をセレクトして④~⑥に分けて取り上げていきます。
8  丘さとみ 花紫 変幻紫頭巾
10 エドラ・ゲイル 踊り子セレギーナ 8 1/2
13 花柳小菊 お秀 変幻紫頭巾


④8位  丘さとみ 花紫 変幻紫頭巾


また、東映の専属女優として時代劇に多数出演し、主演としてではない事実上の助演のヒロインやヒロイン的役を多く演じた丘さとみを3作で見ています。「変幻紫頭巾」は大友柳太朗の主演作であり、2013年に2度目の見直しをしていますが、実力以上にいい演技をしていました。失礼ながらあまり上手い演技のイメージの人ではない丘さとみは、単独の主演作がほとんどない映画女優です。
キャストロール表記ではヒロイン扱いでも、劇中では助演にようなヒロイン扱いをされている作品が多くあります。何故に劇中では助演にようなヒロインとなるのかですが、東映といえば数多くの男の時代劇スターが映画時代には存在しており、女優にほとんど主役をやらせることはなく、この人も男優の鞘レベルに収まっていました。作品のキャストロール表記には扱いが大きくても出番が少なく、多数の作品で似たようなお飾り演技を求められています。
現代からすれば、男女平等じゃないみたいに思う方も居るかもしれませんが、それも含めてよい時代なのです。当時の男の俳優は片岡千恵蔵を始め、今からすれば化け物のようなものすごい人たちがいたことも事実なので、見た目だけの女優などは、特に時代劇ではよくてもヒロインのような脇役にまわるのは必然だった部分もあったわけです。東映時代劇映画の単独主演の女優としては、突き抜けていたのは美空ひばりだけなのです。

⑤10位エドラ・ゲイル 踊り子セレギーナ  8 1/2


映画ファンにはおなじみの名作「8 1/2」の劇中で「セレギーナ、セレギーナ」と叫ばれているのがこのエドラ・ゲイルのようです。日本的には名前が知られていない人物で、確認するまで名前はわかりませんでした。もしかしたら名前が違う可能性もありますが、調べた限りではこの人物が演じているようです。印象に残るたたずまいと動き、ガタイがよく、全然に実力派とは言いがたいが監督の起用がピントを合せて上手く機能、上位にランクインした。

⑥13位花柳小菊 出雲の阿国 あばれ大名


世界に3名しかいない<*A>主演映画300作の超大スターの一人である市川右太衛門を主演に迎えたいわゆるスターモノの時代劇にも該当する作品。今はない時代劇ジャンルです。時代劇全盛には自己流ですが”スターモノ”という”時代劇スターを中心に描く時代劇”が数多く存在しています。現代はありませんね。「あばれ大名」の花柳小菊は出番が少なめではありますが、印象に残る存在感で確かな演技力がある名女優です。
花柳はどちらかいえば戦前の方がスターとして売り出していて、戦後は実力派の名女優として多くの時代劇スターと数多く共演を果たしていますが、この作品においても躍動感という花を添えています。主演の市川右太衛門との共演作数も多く、掛け合いの相性も抜群。演ずるは歌舞伎の始まりになったとも言われている出雲の阿国という有名な役ですが、ラストの挨拶のシーンも短いながら素晴らしい定着感のある演技で、作品のオチのフィナーレの曲の入りや描写に入っていく流れにも大きく貢献しています。
(<*A世界に3名しかいない=尾上松之助、片岡千恵蔵、市川右太衛門の日本の映画俳優のみが持つ超大記録)嵐寛寿郎(通称アラカン)は出演は360作越していますが、助演が100作以上あるため、主演は260作ほどです。
仁侠三人男 [DVD] STD-115片岡千恵蔵が唯一の新東宝の映画に主演した時代劇。森の石松が主演の「殴られた石松 仁侠三人男」には、花柳小菊はヒロイン役で出演しています。千恵蔵は森の石松を戦前から戦後にかけて数度にわたって13年演じており、石松は多くの当たり役とは違い、ハマリ役のひとつとなります。
ちなみに片岡千恵蔵が映画で10年以上演じている役は世界最多の11役あります。他にも世界記録多数あり

*「2011年助演女優ランキング」について、山田五十鈴や田中絹代、岩下志麻や松尾嘉代、藤純子などは、捕らえ方の次第ではヒロイン的な扱いも考えられますが、全盛期の作品においては、男優側を完全にメインに置いている作品が多くあったり、作品の出番や扱いが男優側と比べて大きく少ない理由から、助演による扱いでの該当をさせています。こうしたところは微妙で難しいところです。
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2015/05/24 18:52 | ランキング(11~COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

”西洋女ボスと和製アイドル女優の計4名豪華共演”5000文字オーバー。2011ランキング完結編「主演女優編」

2011年ランキングを完結させます。長々と足掛けで3年くらいはかかっています。完全版という形で俳優と作品のみを改めて行こうと思います。数度の公開で完結させて2012年ランキングに行こうと思います。5度くらいで完結させられたらと思います。

主演女優ランキング(*主演とヒロインも含む)
順位 役者 役名 作品名
-----------------------------------------------------------------------------
1  ブリジット・バルドー  ジュリエット 素直な悪女
2  クラウディア・カルディナーレ  恋人・クラウディア  8 1/2
3  アヌーク・エーメ  妻・ルイザ 8 1/2
4  高千穂ひづる  虎太郎の娘・お雪  弥太郎笠(1955)
5  岡田茉莉子  伊藤野枝  エロス+虐殺(完全版)
6  オードリー・ヘプバーン  カターシャ  戦争と平和 (1956年版)
7  京マチ子  妻・郁子  鍵
8  ジーン・セバーグ リリス・アーサー リリス
9  高杉早苗 妻・美耶子  愛より愛へ
10 岡田茉莉子   鳥羽直子  さらば夏の光
---------------------------------------------------------                  
11 フェイ・ダナウェイ  ボニー・パーカー   俺たちに明日はない
12 ローレン・バコール  マリー     脱出
13 新珠実千代  妻・お浜  大菩薩峠(1966)
14 メラニー・グリフィス  テス・マクギル   ワーキング・ガール
15 浅丘ルリ子   妻になる女・マン  花と竜(1962)
16 吉永小百合  妻お良   幕末 
17 丘さとみ  花紫   変幻紫頭巾
18 木暮実千代   次男妻・松崎恵子 明日の幸福
19 栗田ひろみ  菊地素直子      夏の妹
20 エリザベス・シュー  ジョーダン・ムーニー カクテル
---------------------------------------------------------------------------
21 ヴァネッサ・ハジェンズ  ガブリエラ・モンテス  ハイスクールミュージカル        
22 麻生れい子   尾瀬杏子 協奏曲


*(1962)などの年数がある作品は他にも映像化がある作品のため


ブリジット・バルドーは、1950年代にBBという愛称で知られるほどのモデルから映画に出始めた人物ですが、やはり存在感は現代の女優以上に別物です。彼女を中心において作ってる作品が「素直な悪女」という作品ですが、その起用に答えた働きですね。どちらかといえば、演じているというよりはモデルでもあるため、あまり演じずに作品に出ている印象ですが、作品内において大きく機能しているので高く評価しています。

8 1/2」は作品的にも世界的名作ですが、女優に関しても監督の力も大きいですが、高い評価しています。最近の映画に出ていて今も現役のクラウディア・カルディナーレアヌーク・エーメ、両者とも往年のヨーロッパ映画の戦後の全盛期に活躍した有名な女優です。作品では主人公の映画監督とこの二人を含んだ3角関係のような図式が空気的に成り立ちますが、ほとんど描いていません。普通なら多くで触れてしまうところを描かずに、見えない要素として存在させてるところも「8 1/2」のすごさです。
ブリジット・バルドークラウディア・カルディナーレのダブル主演作。女ボスのライバル関係とマカロニウエスタンを交えて描くイタリア映画の「華麗なる対決」、異色西部劇。印象深い作品です。華麗なる対決 [DVD]

触れちゃいますが、麻生れい子がワーストになりました。最近でいうとドラマの「半沢直樹」にも出演していました。「協奏曲」はドキュメンタリーの要素もあるのでわざと素人的に演じている部分もありますが、出ているだけに近い部分も感じました。内容に助けられてまともに見えてた部分もありでしょう。

順位とは別で印象が高いのがこの3人
  ジーン・セバーグ  リリス・アーサー リリス
  高杉早苗  妻・美耶子   愛より愛へ
  高千穂ひづる  親分虎太郎の娘・お雪 弥太郎笠(1955)


リリスという作品はアメリカ映画ですが、フランスのヌーベル・バーグのような雰囲気もありました。自然な感じにジーン・セバーグの純粋無垢な演技と狂うよう崩れざまの落差も印象に残ります。「愛より愛へ」の高杉早苗は着物が抜群に合います。モノクロと程よく相乗していましたね。演技の技術というよりは、素のよさと作品との噛みあわせで印象に残ります。ちなみに高杉早苗は当時の市川猿之助と桔婚した戦前の松竹のスター女優(1930年代)で、今でいうアイドル的な人気も高かったと言われています。当代の市川猿之助香川照之(当代・市川中車)の祖母です。おばあさん役で1960~80年代前半にドラマに出ている印象もありますが、長くなるの切ります。
高杉早苗もデビュー当時に助演で出演した名匠・島津保次郎の代表作の一つが1934年の「隣の八重ちゃん」今で言うアイドル映画で2013のNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」のような部分もある作品。のちに巨匠といわれる吉村公三郎やのちの名匠の豊田四郎も助監督で参加している。
隣りの八重ちゃん [DVD]

高千穂ひづるという人。ご存知ですか?テレビドラマにさえほとんど出ていないので、知らない映画ファンも多いと思いますが、元宝塚の娘役の女優で、映画時代にもかなりの人気があるスター女優でした。1950~60年代に東映や松竹を中心に数多くの映画でも活躍しました。見てる限りでは、苦しい目にあう役を多く演じています。「弥太郎笠(1955)」のお雪という役も父親を途中で殺され,少女心に焼きついた初恋の男(弥太郎=片岡千恵蔵)が帰還して敵を討つのを待っている世間知らずのお嬢さんの役、高千穂らしさを存分に熟知できる演技モ魅力です。

主演の男優があり、ヒロイン(2番手、または以降)の該当のみ
1 クラウディア・カルディナーレ 恋人・クラウディア  8 1/2
2 アヌーク・エーメ  妻・ルイーズ(ルイザ)  8 1/2
3 高千穂ひづる  親分虎太郎の娘お雪  弥太郎笠(1955)
4 ローレン・バコール  マリー  脱出
5 吉永小百合  妻お良  幕末
6 新珠実千代  妻・お浜  大菩薩峠(1966) 
7 浅丘ルリ子  妻になる女・マン 花と竜(1962)
8 丘さとみ  花紫 変幻紫頭巾


ローレン・バコールは比較的最近に亡くなりましたね。ニュースで見ましたが、テレビは知らない世代も多いためかあまり取り上げませんでした。この人もけっこう活躍したのですが、50年以上前の全盛期であったためか、説明がが面倒であまり取り上げられませんでした。テレビやマスコミは簡単に説明できるおもちゃを好んでいる一面もあります。

作品における主演女優のみ(またはダブル主演以上も含む)
1  ブリジット・バルドー ジュリエット  素直な悪女
2  オードリー・ヘプバーン カターシャ   戦争と平和 (1956
3  岡田茉莉子 伊藤野枝 エロス+虐殺(完全版)、
4  岡田茉莉子 鳥羽直子  さらば夏の光                    
5  フェイ・ダナウェイ ボニー・パーカー  俺たちに明日はない
6  高杉早苗  妻・美耶子   愛より愛へ
7  メラニー・グリフィス テス・マクギル ワーキング・ガール
8  木暮実千代  次男妻・松崎恵子 明日の幸福
9  栗田ひろみ  菊地素直子 夏の妹
10 ヴァネッサ・ハジェンズ  ガブリエラ・モンテス ハイスクールミュージカル 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       
11 麻生れい子  尾瀬杏子 協奏曲


ダブル主演のみの該当
1  オードリー・ヘプバーン  カターシャ   戦争と平和 (1956)
2  ジーン・セバーグ  リリス・アーサー  リリス
3  フェイ・ダナウェイ ボニー・パーカー 俺たちに明日はない
4  高杉早苗  妻・美耶子  愛より愛へ
5  木暮実千代  次男妻・松崎恵子  明日の幸福
6  ヴァネッサ・ハジェンズ  ガブリエラ・モンテス ハイスクールミュージカル


*記事タイトルの意味。西洋女ボス=華麗なる対決で共演していて別作品でランクインしているとブリジット・バルドークラウディア・カルディナーレ。今で言うと和製アイドル女優と呼称できる=高杉早苗、高千穂ひづる
*オードリー・ヘプバーンの「戦争と平和 (1956)」は他二人男優と合わせてトリプル主演の扱いしました。ヴァネッサ・ハジェンズを除いては、ほとんどが2015年からするとかなり昔の作品の内容の全盛期などに活躍した女優たちです。今回は4時間以上の時間を記事にかけています。まだまだ色々書きたいのですが、きりないので控えめにして次に行きます。
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2015/05/16 22:54 | ランキング(11~COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

今年ナンバーワンイク?「Fate/stay night -Unlimited Blade Works- 2ndシーズン」

前回の公開の追加です。

4話時点ではこういう感じにベスト3をさせてもらいました。
・「Fate/stay night -Unlimited Blade Works- 2ndシーズン」(ダントツで突き抜けている感じ)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・「魔法少女リリカルなのはViVid」
・「俺物語!!」

魔法少女リリカルなのはViVid」は見ていると第2シリーズを作る推測をしてしまいます。憶測の範囲ですが、話数を使用してる割には描きたい展開が鈍い印象があり、今シリーズの話数がワンクールだとしたら次も作ることを前提に入れてる感じも見受けられます。

中でも「Fate/stay night -Unlimited Blade Works- 2ndシーズン」が総合的にダントツです。前作は出し惜しみで展開を引っぱってる感じもありましたが、2ndシーズンは飛ばしています。ストーリー定着、キャラクター、映像、演技、展開、シーン、バランスなど全体的にほぼ文句なしの評価をしています。内容がほとんど安定しているために、話数を重ねるたびにその存在が際立ってくるテレビアニメです。

製作者側の映像化する上での解釈もあるので、視聴者との考え方の差異があるくらいでしょうか。ある意味原作の凛ルートを完全にアニメが超越しているのかもしれません。現時点の内容では今年のナンバーワンのテレビアニメになりそうです。

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2015/05/14 00:42 | アニメ・探求COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

京アニ30年目の汚点??「響け!ユーフォニアム」、「アルスラーン戦記」、「俺物語!!」

響け!ユーフォニアム」はアニメ製作会社の京都アニメーションが創立30周年目に放つ新作です。2009年から2011年まで作られた同社の「けいおん!」というヒット作と多少は関連があるのではと考えています。「けいおん!」は軽音部、「響け!ユーフォニアム」吹奏楽部を描いてるわけで2作は関連がありそうです。

いわゆる、女の子キャラクターモノであり、その魅力を重視させた作品になりそうですが、1話の時点では「けいおん!シリーズ」よりは、メインのキャラクターに全面を置いていない印象を受けました。他のサブキャラクターも多く登場させたいような印象を受けます。男役も多く出てきそう。それゆえに難しい部分も・・

「けいおん!」はキャラクターいじり的な部分と歌を全面に押し出したアニメでした。どんな風に違いを付けるのか、付けていくのかも見どころでしょう。また、京都アニメーションといえば、デジタル映像に定評がる会社なので、少なくても映像の技術においては今期でもナンバーワン候補の作品です。

京都アニメーション
を代表するベテラン監督の石原立也「けいおん!」シリーズの監督の山田尚子もシリーズ演出で参加しています。石原さんといえば、「AIR」や「涼宮ハルヒの憂鬱シリーズ」ですね。WIKIには他にも代表作が書いてありますが、ちょっと大きく代表作を多く書き過ぎだと思います。

アニメから少し離れますが、最近、映画を録画して出演者のWIKIなども確認していたら、菅●●●や●●●月なども代表作が大きく誇張されているのを確認しました。代表作の誇張は現役の俳優に多くありますが、菅●●●は代表作が数えるほどしかありません。映画含めて10以上あることになっていました。●●●月は代表作さえ特にない脇役が中心の若手女優です。仕事を欲しいためか、事務所が誇張して管理している可能性もあり、WIKIが悪意がある内容となっています。

石原立也の代表作には「Kanon(2006)」は入れてもいいとは思いますが、「CLANNAD -クラナド-」や「CLANNAD 〜AFTER STORY〜」には疑問を感じますね。DVDなどのセールスはそこそこ売れたんですが、大方よいのですが、内容の細かい部分に難がありました。「中二病でも恋がしたい!」は中二病という言葉が話題にはなりましたが、セールス的には難があり、そこまで売れませんでした。「日常」は代表作には含むのはおかしいと思う作品でした。全てが代表作だと富野監督もですが、巨匠に近くなっちゃいますよ。2000年代風に女の子キャラクターをメインで描く作品を、アニメ業界の一部のジャンルとして定着させた痕跡はあるので名監督にはぎりぎり入ると思います。
響け!ユーフォニアム 1 [Blu-ray]

アルスラーン戦記」は、アニメファンにはおなじみのOVAシリーズのスペースオペラ「銀河英雄伝説」の田中芳樹が原作です。知る人にはまさに田中芳樹らしい作品という感じです。大きなスケールで戦いを描いています。一言でいえば、銀河~と同様にスケールが大きい戦争モノのような作品です。違う種族との偏見や差別、しかし同じ人間という部分も描こうとしてるのかな・・しかし、「アルスラーン戦記」は銀河英雄伝説のように宇宙ではなく地上ですね。そこが大きな違いだとわかる1話です。

愛子としても「銀河英雄伝説」も思い入れがある作品であり、1話を見て思い出してしまいました。「銀河英雄伝説」は外国ドラマのような演技をさせていたアニメで、落着いた雰囲気の中にも秩序が定着した内容でもありました。通算が100話以上が作られました。「アルスラーン戦記」にも「銀河英雄伝説」のアニメをお手本にしてる部分が多くあります。田中芳樹といえば、やはり銀河英雄伝説なので必然なのでしょう。

また、1話を見て驚いたんですが阿部記之が監督。あの見覚えがある名前は「幽☆遊☆白書」の監督ですよ。このアニメは週刊少年ジャンプの全盛期を支えた作品の一つでアニメも大ヒットしました。視聴率も18パーセント以上を連発していた90年代を代表する少年向けのアニメでした。「アルスラーン戦記」は声優が地味なのにも驚きました。最近のアニメは地味な声優はあまり使わない傾向にあるので、作品のためにちゃんと選んでいると思われて地味ではありますが好感が持てます。

「響け!ユーフォニアム」は4話まで見ていますが、1話以降は正直、厳しいです。1話は勢いで過大評価していた部分はあります。見てて変に堅いというか、説明的すぎるというか、細かいバランスにも問題あると感じてしまう。ストーリーを描くゆえかキャラクターや声優もいまいち活きていない気もするし、キャラクターならキャラクターを中心で描く方が内容としてはうまくいきそうですが、原作的にそれができないのでしょう。今期では上位なのですが、細かいさまざまな部分においては京アニの技量のなさを感じてしまう。細かいズレも積み重なると大きくなります。最終回まで終わらないと断言はできませんが、色々と描こうとしてて”二兎を追う者は一兎をも得ず”のような雰囲気を感じます。今後への期待も込めて要望を書いてみました。

4話までいうと、「俺物語!!」が安定感がありますね。少女漫画が原作で、ごつい力士のような体格の男子の目線で描かれていて、設定には新鮮味もありますが、浅香守生監督らしい、基本の丁寧で繊細な展開や描写が魅力です。初回放送のときにBS2(現・BSプレミアム)で本放送を見ていましたが「カードキャプターさくら」や最近では「ちはやふる」(1~2シリーズ)など斬新さや突き抜けた内容や刺激は無いですが、着実に評価される作品を作る監督です。映画ほどではないとは思いますが、アニメも監督が大きいのです。俺物語!!  Vol.1 [Blu-ray]力士のようなごつい男子がいることで、有りそうでない3角関係が成立。アニメだからできる部分です。

4話時点ではこういう感じにベスト3をさせてもらいました。
・「Fate/stay night -Unlimited Blade Works- 2ndシーズン」
・「魔法少女リリカルなのはViVid」
・「俺物語!!」

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2015/05/03 16:59 | アニメ・探求COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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