”西洋女ボスと和製アイドル女優の計4名豪華共演”5000文字オーバー。2011ランキング完結編「主演女優編」
2011年ランキングを完結させます。長々と足掛けで3年くらいはかかっています。完全版という形で俳優と作品のみを改めて行こうと思います。数度の公開で完結させて2012年ランキングに行こうと思います。5度くらいで完結させられたらと思います。
主演女優ランキング(*主演とヒロインも含む)
順位 役者 役名 作品名
-----------------------------------------------------------------------------
1 ブリジット・バルドー ジュリエット 素直な悪女
2 クラウディア・カルディナーレ 恋人・クラウディア 8 1/2
3 アヌーク・エーメ 妻・ルイザ 8 1/2
4 高千穂ひづる 虎太郎の娘・お雪 弥太郎笠(1955)
5 岡田茉莉子 伊藤野枝 エロス+虐殺(完全版)
6 オードリー・ヘプバーン カターシャ 戦争と平和 (1956年版)
7 京マチ子 妻・郁子 鍵
8 ジーン・セバーグ リリス・アーサー リリス
9 高杉早苗 妻・美耶子 愛より愛へ
10 岡田茉莉子 鳥羽直子 さらば夏の光
---------------------------------------------------------
11 フェイ・ダナウェイ ボニー・パーカー 俺たちに明日はない
12 ローレン・バコール マリー 脱出
13 新珠実千代 妻・お浜 大菩薩峠(1966)
14 メラニー・グリフィス テス・マクギル ワーキング・ガール
15 浅丘ルリ子 妻になる女・マン 花と竜(1962)
16 吉永小百合 妻お良 幕末
17 丘さとみ 花紫 変幻紫頭巾
18 木暮実千代 次男妻・松崎恵子 明日の幸福
19 栗田ひろみ 菊地素直子 夏の妹
20 エリザベス・シュー ジョーダン・ムーニー カクテル
---------------------------------------------------------------------------
21 ヴァネッサ・ハジェンズ ガブリエラ・モンテス ハイスクールミュージカル
22 麻生れい子 尾瀬杏子 協奏曲
*(1962)などの年数がある作品は他にも映像化がある作品のため
ブリジット・バルドーは、1950年代にBBという愛称で知られるほどのモデルから映画に出始めた人物ですが、やはり存在感は現代の女優以上に別物です。彼女を中心において作ってる作品が「素直な悪女」という作品ですが、その起用に答えた働きですね。どちらかといえば、演じているというよりはモデルでもあるため、あまり演じずに作品に出ている印象ですが、作品内において大きく機能しているので高く評価しています。
「8 1/2」は作品的にも世界的名作ですが、女優に関しても監督の力も大きいですが、高い評価しています。最近の映画に出ていて今も現役のクラウディア・カルディナーレとアヌーク・エーメ、両者とも往年のヨーロッパ映画の戦後の全盛期に活躍した有名な女優です。作品では主人公の映画監督とこの二人を含んだ3角関係のような図式が空気的に成り立ちますが、ほとんど描いていません。普通なら多くで触れてしまうところを描かずに、見えない要素として存在させてるところも「8 1/2」のすごさです。

ブリジット・バルドーとクラウディア・カルディナーレのダブル主演作。女ボスのライバル関係とマカロニウエスタンを交えて描くイタリア映画の「華麗なる対決」、異色西部劇。印象深い作品です。華麗なる対決 [DVD]
触れちゃいますが、麻生れい子がワーストになりました。最近でいうとドラマの「半沢直樹」にも出演していました。「協奏曲」はドキュメンタリーの要素もあるのでわざと素人的に演じている部分もありますが、出ているだけに近い部分も感じました。内容に助けられてまともに見えてた部分もありでしょう。
順位とは別で印象が高いのがこの3人
ジーン・セバーグ リリス・アーサー リリス
高杉早苗 妻・美耶子 愛より愛へ
高千穂ひづる 親分虎太郎の娘・お雪 弥太郎笠(1955)
リリスという作品はアメリカ映画ですが、フランスのヌーベル・バーグのような雰囲気もありました。自然な感じにジーン・セバーグの純粋無垢な演技と狂うよう崩れざまの落差も印象に残ります。「愛より愛へ」の高杉早苗は着物が抜群に合います。モノクロと程よく相乗していましたね。演技の技術というよりは、素のよさと作品との噛みあわせで印象に残ります。ちなみに高杉早苗は当時の市川猿之助と桔婚した戦前の松竹のスター女優(1930年代)で、今でいうアイドル的な人気も高かったと言われています。当代の市川猿之助や香川照之(当代・市川中車)の祖母です。おばあさん役で1960~80年代前半にドラマに出ている印象もありますが、長くなるの切ります。

高杉早苗もデビュー当時に助演で出演した名匠・島津保次郎の代表作の一つが1934年の「隣の八重ちゃん」今で言うアイドル映画で2013のNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」のような部分もある作品。のちに巨匠といわれる吉村公三郎やのちの名匠の豊田四郎も助監督で参加している。
隣りの八重ちゃん [DVD]
高千穂ひづるという人。ご存知ですか?テレビドラマにさえほとんど出ていないので、知らない映画ファンも多いと思いますが、元宝塚の娘役の女優で、映画時代にもかなりの人気があるスター女優でした。1950~60年代に東映や松竹を中心に数多くの映画でも活躍しました。見てる限りでは、苦しい目にあう役を多く演じています。「弥太郎笠(1955)」のお雪という役も父親を途中で殺され,少女心に焼きついた初恋の男(弥太郎=片岡千恵蔵)が帰還して敵を討つのを待っている世間知らずのお嬢さんの役、高千穂らしさを存分に熟知できる演技モ魅力です。
主演の男優があり、ヒロイン(2番手、または以降)の該当のみ
1 クラウディア・カルディナーレ 恋人・クラウディア 8 1/2
2 アヌーク・エーメ 妻・ルイーズ(ルイザ) 8 1/2
3 高千穂ひづる 親分虎太郎の娘お雪 弥太郎笠(1955)
4 ローレン・バコール マリー 脱出
5 吉永小百合 妻お良 幕末
6 新珠実千代 妻・お浜 大菩薩峠(1966)
7 浅丘ルリ子 妻になる女・マン 花と竜(1962)
8 丘さとみ 花紫 変幻紫頭巾
ローレン・バコールは比較的最近に亡くなりましたね。ニュースで見ましたが、テレビは知らない世代も多いためかあまり取り上げませんでした。この人もけっこう活躍したのですが、50年以上前の全盛期であったためか、説明がが面倒であまり取り上げられませんでした。テレビやマスコミは簡単に説明できるおもちゃを好んでいる一面もあります。
作品における主演女優のみ(またはダブル主演以上も含む)
1 ブリジット・バルドー ジュリエット 素直な悪女
2 オードリー・ヘプバーン カターシャ 戦争と平和 (1956
3 岡田茉莉子 伊藤野枝 エロス+虐殺(完全版)、
4 岡田茉莉子 鳥羽直子 さらば夏の光
5 フェイ・ダナウェイ ボニー・パーカー 俺たちに明日はない
6 高杉早苗 妻・美耶子 愛より愛へ
7 メラニー・グリフィス テス・マクギル ワーキング・ガール
8 木暮実千代 次男妻・松崎恵子 明日の幸福
9 栗田ひろみ 菊地素直子 夏の妹
10 ヴァネッサ・ハジェンズ ガブリエラ・モンテス ハイスクールミュージカル
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
11 麻生れい子 尾瀬杏子 協奏曲
ダブル主演のみの該当
1 オードリー・ヘプバーン カターシャ 戦争と平和 (1956)
2 ジーン・セバーグ リリス・アーサー リリス
3 フェイ・ダナウェイ ボニー・パーカー 俺たちに明日はない
4 高杉早苗 妻・美耶子 愛より愛へ
5 木暮実千代 次男妻・松崎恵子 明日の幸福
6 ヴァネッサ・ハジェンズ ガブリエラ・モンテス ハイスクールミュージカル
*記事タイトルの意味。西洋女ボス=華麗なる対決で共演していて別作品でランクインしているとブリジット・バルドー、クラウディア・カルディナーレ。今で言うと和製アイドル女優と呼称できる=高杉早苗、高千穂ひづる
*オードリー・ヘプバーンの「戦争と平和 (1956)」は他二人男優と合わせてトリプル主演の扱いしました。ヴァネッサ・ハジェンズを除いては、ほとんどが2015年からするとかなり昔の作品の内容の全盛期などに活躍した女優たちです。今回は4時間以上の時間を記事にかけています。まだまだ色々書きたいのですが、きりないので控えめにして次に行きます。
主演女優ランキング(*主演とヒロインも含む)
順位 役者 役名 作品名
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1 ブリジット・バルドー ジュリエット 素直な悪女
2 クラウディア・カルディナーレ 恋人・クラウディア 8 1/2
3 アヌーク・エーメ 妻・ルイザ 8 1/2
4 高千穂ひづる 虎太郎の娘・お雪 弥太郎笠(1955)
5 岡田茉莉子 伊藤野枝 エロス+虐殺(完全版)
6 オードリー・ヘプバーン カターシャ 戦争と平和 (1956年版)
7 京マチ子 妻・郁子 鍵
8 ジーン・セバーグ リリス・アーサー リリス
9 高杉早苗 妻・美耶子 愛より愛へ
10 岡田茉莉子 鳥羽直子 さらば夏の光
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11 フェイ・ダナウェイ ボニー・パーカー 俺たちに明日はない
12 ローレン・バコール マリー 脱出
13 新珠実千代 妻・お浜 大菩薩峠(1966)
14 メラニー・グリフィス テス・マクギル ワーキング・ガール
15 浅丘ルリ子 妻になる女・マン 花と竜(1962)
16 吉永小百合 妻お良 幕末
17 丘さとみ 花紫 変幻紫頭巾
18 木暮実千代 次男妻・松崎恵子 明日の幸福
19 栗田ひろみ 菊地素直子 夏の妹
20 エリザベス・シュー ジョーダン・ムーニー カクテル
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21 ヴァネッサ・ハジェンズ ガブリエラ・モンテス ハイスクールミュージカル
22 麻生れい子 尾瀬杏子 協奏曲
*(1962)などの年数がある作品は他にも映像化がある作品のため
ブリジット・バルドーは、1950年代にBBという愛称で知られるほどのモデルから映画に出始めた人物ですが、やはり存在感は現代の女優以上に別物です。彼女を中心において作ってる作品が「素直な悪女」という作品ですが、その起用に答えた働きですね。どちらかといえば、演じているというよりはモデルでもあるため、あまり演じずに作品に出ている印象ですが、作品内において大きく機能しているので高く評価しています。
「8 1/2」は作品的にも世界的名作ですが、女優に関しても監督の力も大きいですが、高い評価しています。最近の映画に出ていて今も現役のクラウディア・カルディナーレとアヌーク・エーメ、両者とも往年のヨーロッパ映画の戦後の全盛期に活躍した有名な女優です。作品では主人公の映画監督とこの二人を含んだ3角関係のような図式が空気的に成り立ちますが、ほとんど描いていません。普通なら多くで触れてしまうところを描かずに、見えない要素として存在させてるところも「8 1/2」のすごさです。
触れちゃいますが、麻生れい子がワーストになりました。最近でいうとドラマの「半沢直樹」にも出演していました。「協奏曲」はドキュメンタリーの要素もあるのでわざと素人的に演じている部分もありますが、出ているだけに近い部分も感じました。内容に助けられてまともに見えてた部分もありでしょう。
順位とは別で印象が高いのがこの3人
ジーン・セバーグ リリス・アーサー リリス
高杉早苗 妻・美耶子 愛より愛へ
高千穂ひづる 親分虎太郎の娘・お雪 弥太郎笠(1955)
リリスという作品はアメリカ映画ですが、フランスのヌーベル・バーグのような雰囲気もありました。自然な感じにジーン・セバーグの純粋無垢な演技と狂うよう崩れざまの落差も印象に残ります。「愛より愛へ」の高杉早苗は着物が抜群に合います。モノクロと程よく相乗していましたね。演技の技術というよりは、素のよさと作品との噛みあわせで印象に残ります。ちなみに高杉早苗は当時の市川猿之助と桔婚した戦前の松竹のスター女優(1930年代)で、今でいうアイドル的な人気も高かったと言われています。当代の市川猿之助や香川照之(当代・市川中車)の祖母です。おばあさん役で1960~80年代前半にドラマに出ている印象もありますが、長くなるの切ります。
隣りの八重ちゃん [DVD]
高千穂ひづるという人。ご存知ですか?テレビドラマにさえほとんど出ていないので、知らない映画ファンも多いと思いますが、元宝塚の娘役の女優で、映画時代にもかなりの人気があるスター女優でした。1950~60年代に東映や松竹を中心に数多くの映画でも活躍しました。見てる限りでは、苦しい目にあう役を多く演じています。「弥太郎笠(1955)」のお雪という役も父親を途中で殺され,少女心に焼きついた初恋の男(弥太郎=片岡千恵蔵)が帰還して敵を討つのを待っている世間知らずのお嬢さんの役、高千穂らしさを存分に熟知できる演技モ魅力です。
主演の男優があり、ヒロイン(2番手、または以降)の該当のみ
1 クラウディア・カルディナーレ 恋人・クラウディア 8 1/2
2 アヌーク・エーメ 妻・ルイーズ(ルイザ) 8 1/2
3 高千穂ひづる 親分虎太郎の娘お雪 弥太郎笠(1955)
4 ローレン・バコール マリー 脱出
5 吉永小百合 妻お良 幕末
6 新珠実千代 妻・お浜 大菩薩峠(1966)
7 浅丘ルリ子 妻になる女・マン 花と竜(1962)
8 丘さとみ 花紫 変幻紫頭巾
ローレン・バコールは比較的最近に亡くなりましたね。ニュースで見ましたが、テレビは知らない世代も多いためかあまり取り上げませんでした。この人もけっこう活躍したのですが、50年以上前の全盛期であったためか、説明がが面倒であまり取り上げられませんでした。テレビやマスコミは簡単に説明できるおもちゃを好んでいる一面もあります。
作品における主演女優のみ(またはダブル主演以上も含む)
1 ブリジット・バルドー ジュリエット 素直な悪女
2 オードリー・ヘプバーン カターシャ 戦争と平和 (1956
3 岡田茉莉子 伊藤野枝 エロス+虐殺(完全版)、
4 岡田茉莉子 鳥羽直子 さらば夏の光
5 フェイ・ダナウェイ ボニー・パーカー 俺たちに明日はない
6 高杉早苗 妻・美耶子 愛より愛へ
7 メラニー・グリフィス テス・マクギル ワーキング・ガール
8 木暮実千代 次男妻・松崎恵子 明日の幸福
9 栗田ひろみ 菊地素直子 夏の妹
10 ヴァネッサ・ハジェンズ ガブリエラ・モンテス ハイスクールミュージカル
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11 麻生れい子 尾瀬杏子 協奏曲
ダブル主演のみの該当
1 オードリー・ヘプバーン カターシャ 戦争と平和 (1956)
2 ジーン・セバーグ リリス・アーサー リリス
3 フェイ・ダナウェイ ボニー・パーカー 俺たちに明日はない
4 高杉早苗 妻・美耶子 愛より愛へ
5 木暮実千代 次男妻・松崎恵子 明日の幸福
6 ヴァネッサ・ハジェンズ ガブリエラ・モンテス ハイスクールミュージカル
*記事タイトルの意味。西洋女ボス=華麗なる対決で共演していて別作品でランクインしているとブリジット・バルドー、クラウディア・カルディナーレ。今で言うと和製アイドル女優と呼称できる=高杉早苗、高千穂ひづる
*オードリー・ヘプバーンの「戦争と平和 (1956)」は他二人男優と合わせてトリプル主演の扱いしました。ヴァネッサ・ハジェンズを除いては、ほとんどが2015年からするとかなり昔の作品の内容の全盛期などに活躍した女優たちです。今回は4時間以上の時間を記事にかけています。まだまだ色々書きたいのですが、きりないので控えめにして次に行きます。
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2015/05/16 22:54 | ランキング(11~ | COMMENT(0) | TRACKBACK(0)