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映画巨人5名をつないだ「わしは五十六」 大河内傳次郎 三船敏郎 本多猪四郎 円谷英二 古関裕而



映画巨人5名をつないだ「わしは五十六」 大河内傳次郎 三船敏郎 本多猪四郎 円谷英二 古関裕而





前回記事 「なぜ私は左翼と戦うのか」 テレビ番組に初膨大数出演したあっち向き映画監督とその形成先駆者







時代劇六大スター1名と丹下左膳原作者を挟んだカルテット 村田から黒澤への不思議なリレー






この部分は少々強引かもしれませんが、あるつながりへ迫ります。ボツにするか悩みましたが、この部分も公開します。

村田実は映画「この太陽3部作」の原作の林不忘の別名義の牧逸馬”を通じて、時代小説「丹下左膳」の映画が大きな代表作の”大河内と間接的なつながりがありました。黒澤と村田はロシア(映画、原作など)や外国的な路線の日本映画で大きなつながり、上記でも少し触れている、映画監督が自分のみの自分から情報を発信した多くの共通点がありますが、


大河内傳次郎は剣戟映画から時代劇形成の貢献俳優の一人としても知られています。黒澤明と大河内傳次郎は1952『虎の尾を踏む男たち』(大河内主演)、1943『姿三四郎』(大河内助演)、1945『続姿三四郎』(大河内助演)で直接的なつながりがあります。




ここで、監督村田と原作牧逸馬(林不忘)の「この太陽3部作」⇒原作林不忘と主演大河内の「丹下左膳」の映画⇒出演大河内と監督黒澤の『虎の尾を踏む男たち』、『姿三四郎』、『続姿三四郎』の2組を3度繰り返す、間接的なつながりを示すリレーができあがります。

少々強引かもしれませんが、村田と黒澤は牧逸馬(林不忘)と主演大河内を通じた炉レー手金じゃつながりもあったのだと考えています。これはだいぶ細かい部分ですが、外国路線やロシア、日本外国を含んだ文芸つながり、自己発信のつながりだけではありません。これは本人たちも気づいていない部分だったでしょう。


つまり偶然の、運命のカルテットが形成されていて、林不忘を間に挟んで、黒澤の村田への尊敬が、黒澤の映画で大河内起用を引き付けたのではないだろうかという可能性です。





村田実 この太陽 林不忘 牧逸馬 丹下左膳 黒澤明


大河内傳次郎 虎の尾を踏む男たち 姿三四郎











最多キネマ旬報ベストテンのランクイン映画の主演俳優のまやかし 最上位と最下位が共存する映画大スター大河内傳次郎







大河内傳次郎は時代劇映画や日本の映画歴代スター上位の大スターです。時代劇六大スターの一人に数えられ、特に戦前に主演に大きく活躍しました。戦前の時代劇スターの最多オールスター映画主演数と戦前の大作時代劇映画の最多主演数を誇ります。戦前と戦後含めた通産だと時代劇六大スターのライバルであり、盟友同士、30年ほどの共演歴と共演数が多い、片岡千恵蔵が両方とも歴代最多記録、


また大河内は時代劇映画のみの最多キネマ旬報ベストテンのランクイン映画の主演俳優です。これは自分の映画会社を持つことがなく、彼の大手日活、東宝などに在籍していた路線上、ある意味ぬるま湯だったことも上手に左右し、これは三船敏郎も同様です。


なぜ同様なのか、三船敏郎(出演映画現代劇約7割の俳優)は大河内傳次郎(出演映画時代劇約9割の俳優)の流れで東宝の受賞路線を受け流された部分があります。自社の会社ではないため、受賞しやすい路線の後任を任されていました。



ご存じない方もいるかもしれませんが、三船敏郎は総出演数の割合的には時代劇俳優ではなく、現代劇俳優です。映画においては時代劇でも当たった履歴を持つ現代劇中心俳優です。片岡千恵蔵はその逆でギャング23本、多羅尾伴内11本、金田一耕助は公式6本などを合わせて最低でも、現代劇映画5000万人以上の観客動員を記録しましたが、通産の9割近くは時代劇映画で数億人の観客を映画館に呼んでいる、時代劇中心俳優です。



そのため、非常にキネマ旬報ベストテンへランクインやすかった部分があります。日本の数多くある映画評価賞の中の歴史が長いものですが、キネマ旬報ベストテンはあくまで映画評価の一つに過ぎないものだと考えられますが、意味があるものです。キネマ旬報ベストテンは娯楽や功労、記録の要素など多数はあまりは含まれていません。





片岡千恵蔵
 キネマ旬報ベストテン 三船敏郎










太平洋の鷲 [ 大河内伝次郎 ]


上記リンク写真は、凛々しい大河内の山本五十六の立ち姿が印象的なジャケット写真、
時代劇映画で歴代最大級に積み上げた独自な年輪を現代劇で表現しています。



大河内傳次郎(別表記・大河内伝次郎)の最大の観客動員を記録した主演映画がこの東宝の外国戦争映画の影響をふんだんに取り入れた戦争映画『太平洋の鷲』です。鷲の読みは「わし」です。大河内は、太平洋戦争の日本海軍の最高の指揮官といわれた山本五十六を演じています。500万人を余裕で越し、1000万人近くの観客を動員しました。

有名ではありますが、山本五十六役は、大河内が演じてから三船敏郎が引き継いでいることでも知られていますが、


この上記「最多キネマ旬報ベストテンのランクイン映画の主演俳優のまやかし 最上位と最下位が共存する映画大スター大河内傳次郎」でも取り上げている通り、この役柄は東宝としては、大河内⇒三船の流れが現実に存在したあったことを示す一つの理由です。三船は東宝時代の大河内の直属の後輩でもありました。その三船は本作にも出演、出演者上位の役柄の友永大尉役を演じています。


大河内、三船以外にも最近まで存命だった日本映画を代表する三国連太郎(三國連太郎)と小林桂樹の2大名優の若手時代、

高田稔、志村喬、山形勲、柳永二郎、千田是也、佐伯秀男、菅井一郎、小杉義男、清川荘司などの往年の名優たちが多数出演し、総勢名優20名近くの事実上のオールスター映画です。







大河内傳次郎は300作強の通産映画の9割が時代劇映画を占め、270本ほどが時代劇映画、主演は160作強ですが、時代劇を代表する大スターです。ですが、この割合や数字と矛盾し、単発映画の最大の観客動員は時代劇映画ではなく現代劇映画です。もちろん単発ではないシリーズ物の最多観客動員は丹下左膳シリーズであり、時代劇映画です。



音楽は2020年にNHK連続テレビ小説でもドラマ化されている名音楽家の古関裕而(こせきゆうじ)です。実は古関の映画音楽の代表作数は歴代映画音楽家の中でも上位には含まれません。大ヒットの映画にもNHKのラジオドラマを経たものがいくつか関わっています。

大ヒットはいくつかあるものの、映画音楽数は110作ほどと歴代10位に入らず、なんと代表作数はたった20作ほどで、歴代10位さえ含まれません。ダブルで10位以下なのに何故、テレビは持ち上げているのか、その理由は彼がテレビ関係者、


スポーツ系の音楽でも知られ、NHKの番組の音楽の多くが一番の功績があり、ネットに押され気味の今こそ、行われるかさえ不明の五輪も近いこともありますが、自分たち強くあれといいたい電波各社が今持ち上げたい人物なのです。


独特な和を表現するために欧州の曲調をにじませる沈みとメリハリも彼の音楽と特徴です。





山本五十六 太平洋の鷲 三國連太郎 小林桂樹

高田稔
 志村喬 山形勲 柳永二郎 千田是也 佐伯秀男

菅井一郎 小杉義男 清川荘司 オールスター映画


NHK連続テレビ小説 古関裕而 戦争映画









古関裕而の映画音楽とその代表作









古関裕而の映画代表作の一つがこの『放浪記(1962)』です。いわゆる東宝映画の文芸路線の代表的なものの1本です。




黒澤明も尊敬していた東宝映画の先輩の巨匠の成瀬巳喜男と名大女優の高峰秀子の名コンビの代表的1本の一つであり、田中絹代が母親役を熱演、日本映画歴代上位の2大女優が親子役を演じました。高峰秀子は映画出演数は160作ほどと女優歴代だとあまり上位に含まれません。

ヒロイン路線で大きく活躍した時期がある映画歴代上位の女優、田中絹代、鈴木澄子、市川春代、山田五十鈴、松浦築枝、琴糸路などは軽く200作を越していますが、彼女は200作の大台は越していません。明確な代表作は多いものの、女優歴代上位ほどの多くの映画には出演できませんでした。

高峰の映画出演数は日活、大映、東映と最初は現代劇でしたが、通産は時代劇メインで活躍した花柳小菊と近い出演数です。花柳も160本台です。これは意外な共通点です。花柳は千恵蔵、右太衛門、バンツマ、時代劇三大スターの3名などのヒロイン、助演を多数務め、数十のヒット映画に出演し、大衆的に知られています。





高峰は成瀬巳喜男と木下恵介の現代劇映画の2大巨匠との名コンビ形成と成功、本数における代表作の的中率が非常に高く、出演本数150作ほど、主演数も75作強、男女含んだ主演映画歴代40位ほどの三船と本数はそうでもないが、的中率の高さなど重なる部分が非常に多い、しかも両者とも同時期に在籍していた年数が長く、同じ東宝で長期間活動、

また、主演で活躍した俳優としても映画出演数もそれほど上位ではない、黒澤、稲垣浩の巨匠で成功を収めた三船と高峰は成瀬、木下との成功など、数字的にも似た部分が多く、事実上の女版の三船ともいえます。

ですが、高峰は女性もの文芸や、大衆的から離れた野心作の気難しい作品が多く、通産観客動員は比較的苦戦しましたが、木下恵介の『二十四の瞳』や『喜びも悲しみも幾歳月』はもっともの高い競争力の中の最盛期に、年間観客動員ベストテンの超大ヒットを記録しました。


彼女は彼女で確立した地位があった女優のため、女版三船というのは多少失礼かもしれませんが、この記事と野関連も意識してこうした表現をここでは起用しました。



放浪記
  成瀬巳喜男 高峰秀子 田中絹代 日本映画歴代上位の2大女優 親子役

木下恵介 稲垣浩 二十四の瞳


鈴木澄子市川春代山田五十鈴松浦築枝琴糸路 花柳小菊







事実上の3者会談 本多猪四郎×円谷英二初のコンビに大河内で戦争映画最大





『太平洋の鷲』は特撮映画最大の巨匠本多猪四郎が監督、彼は「ゴジラシリーズ」などの怪獣映画の印象を持つ人もいますが、実はそれだけではなく、戦争映画の監督も手掛け、特殊技術の円谷英二は戦前から戦争映画に特撮を取り入れる実籍もあります。本多と円谷自身にとっても携わった戦争映画で最大のヒット大作が『太平洋の鷲』です。



1000万人級の観客動員を記録し、完結篇の3作目含めずに2作だけで最低でも2000万人といわれる大ヒットを記録した松竹映画『君の名は 第二部』と『君の名は 第一部』に次ぎ、1953年度の観客動員3位を記録しています。大河内傳次郎だけではなく、本多と円谷の盟友両名にとっても非常に重要な映画作品です。本多猪四郎×円谷英二の翌年からスタートする「ゴジラシリーズ」などにつながる流れの初期の活躍に、明らかに大河内が貢献していました。



最後に記事名の「わしは五十六」部分は、映画『太平洋の鷲』の鷲のよみの「わし」とこの映画に主演した山本五十六の「五十六」、そこの関連される5名をかけています。




ゴジラシリーズ 怪獣映画 君の名は 本多猪四郎 円谷英二





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2020/07/01 23:41 | 邦画の探求COMMENT(3)TRACKBACK(0)  

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