fc2ブログ

250年差卑弥呼降臨 超匠稲垣浩が元盟友の超大作ぱくっん 『日輪(1953)』の強烈セブンワード




250年差卑弥呼降臨 超匠稲垣浩が元盟友の超大作ぱくっん 『日輪(1953)』の強烈セブンワード





前回取り上げている稲垣浩×三船敏郎コンビ最大の観客動員を記録した、マスコミが伝えない名作映画の1959『日本誕生』は、片岡千恵蔵のいわゆる千恵蔵映画の影響も考えられる作品です。

これもあまり知られていないと感じられますが、映画『日輪(1953)』の影響が考えられる作品です。稲垣浩と三船の両方が影響を受けているという、流れの結果が存在しています。

マスコミが伝えない名作書籍の日輪、その原作系の貴重な動画2つなど、多面的に映画の内容に迫ります。



*記事タイトルの超匠は超巨匠という意味です。




NHKに降り注ぐ”映天”嵐 「無法松の一生 4Kデジタル修復版」『日本誕生』袋とじ 紀元前映画記録


 
日本誕生 日輪(1953)






『日本誕生』の巨匠稲垣浩と歴代上位の四大スタープロダクションのベスト4 マスメディアが無視する黒澤明と三船敏郎は千恵蔵映画の恩恵コンビの現実








稲垣浩はデビュー前から元から才能は非常にあったといわれますが、果たして千恵プロ以外で大巨匠になれたでしょうか、個人的には大きく疑問です。片岡千恵蔵のおかげで巨匠になれた監督といっていいでしょう、千恵プロは非常に柔軟な映画制作を行えたのはトップの千恵蔵自身の過去にとらわれない、柔軟なものの考え方があってのこと、これと強く秘められた才能が共鳴し、開花したと考えられます。


他の人、たとえば他のスタープロダクション、千恵プロと含めて上位ベスト4の、バンツマプロや寛プロ、右太プロなどは、時代劇の正当性に向き合ったともいえますが、頑固とまじめさが非常に強く、千恵プロの大きな柔軟性に大きく及ばないものでした。


『日輪(1953) 』の原作です、Kindle版で気軽に読めますし、試し読みもできます。

学研の日本文学 横光利一 日輪
学研プラスから2019年にアマゾンへリンクが張られています。



稲垣浩 片岡千恵蔵 千恵プロ 



上記の参考に下記に四大スタープロダクションも取り上げています。なんとなくわかっていただければ幸いです。



歴代上位の四大スタープロダクションのベスト4

・千恵プロ=片岡千恵蔵の映画会社 製作本数における非常に高い的中率を誇り、斬新な左翼的な一面で大成功、また相反する右的な娯楽でも成功、もっとも難しい左右で大きく当たる。評論家や知識人と観客の両方にバランスよく支持を得て、もっとも多くの数十本といわれる名作や秀作を残しながら 、さらに20以上の多数題材成功の離れ業。黄金コンビの稲垣と伊丹だけでなく、伊藤大輔、当時はマキノ正博(マキノ雅弘)、山中貞雄も含め、多くの巨匠や名匠で成功、多面的にのちの時代劇に貢献、総合的にもっとも成功を収めたと考えられるが、突き抜けたシリーズはなかった。

・寛プロ=嵐寛寿郎の映画会社  鞍馬天狗とむっつり右門の2大題材を軸に推進 現在に繋がるシリーズ路線と、児童向け路線を開拓の大貢献を果たす。名匠はいたが巨匠が少ないことと、主な代表作はほぼ娯楽作が問題点、千恵プロに次ぐ2位だが、代表作のほとんどがこの2大題材であり、多様性の薄さも問題点

・バンツマプロ(=阪妻プロ)=阪東妻三郎の映画会社 日本最初のスタープロダクションで大衆的評価を得たが、本数のわりに名作や代表作は乏しく、松竹との裁判などのトラブルも多くあった。具体的な総合の成果が劣るため、個人的には千恵プロと寛プロに次ぎ評価は3位、さらにシリーズ物ほぼなし、また名匠巨匠はほぼいない

・右太プロ=市川右太衛門の映画会社 まさに右太衛門の右的、勧善懲悪の代名詞の「旗本退屈男シリーズ」を形成、まじめな時代劇を多く製作、テレビに繋がる勧善懲悪を事実上の形成したとも言える大きな評価。スタープロの最多製作本数を記録したが、その間逆に4社でもっとも具体的な代表作は少ない欠点を持ち、巨匠はほぼいない





千恵プロ 片岡千恵蔵の映画会社 伊藤大輔 マキノ正博 マキノ雅弘 山中貞雄

寛プロ 嵐寛寿郎の映画会社  鞍馬天狗 むっつり右門 シリーズ路線 児童向け路線
阪妻プロ 阪東妻三郎の映画会社 日本最初のスタープロダクション 

阪東妻三郎の松竹と裁判

右太プロ 市川右太衛門の映画会社 勧善懲悪 旗本退屈男




三船敏郎は千恵蔵映画の影響を受けた黒澤明と、千恵蔵とコンビを込んでいた稲垣浩とのコンビで知られていて、千恵蔵の多くの影響のおかげて活躍できた要素が非常に強い名優です。マスコミは何故かこの真実をを無視します、本当に頭がイカレています。


彼は知名度は東宝がマスコット化させ、同時に電通、部分切り取りと誇張好きの外国大好き反日メディアの影響で、突き抜けていますが、失礼ながら現実をいわせてください、知名度ほどは、たいしたことがない俳優です。


日本最高齢映画評論家の佐藤忠男(1930年10月6日~、記事公開時点で存命の91歳)は、三船敏郎は評論家の中で演技が下手だと言われていたと2021年放送のCSの番組内で話しています。(正確には読まれた映画の解説文章の中に登場)、現在だと上手いような雰囲気になっているのは何故でしょう。

佐藤忠男

彼は巨匠とのコンビも20本は稲垣の1名だけ、さらに主演映画は80本もありませんし、これは歴代では中級レベル、もちろん代表作は本数からすると非常に多く高い的中率の事実はあるわけですが、多くを無視するマスコミと日本映画界、本当に困ったものです。


部分切り取りと誇張好きの外国大好き反日メディア

スタープロダクション 三船敏郎 黒澤明 四大スタープロダクション






数十あったスタープロダクションの中の、上位4選の中で、千恵プロだけ書籍が出版されています。数多くの良く映っている膨大な顔写真がある中で、少し微妙な、なぜ書籍の表紙に、この顔の写真を選んだのか、正直疑問です。少し悪意さえも感じます。









『日輪(1953)』の天皇こと渡辺邦男の巨匠渡辺邦男と両御大(千恵蔵と右太衛門)とのコンビ数と山田洋次の問題点







稲垣と同様に天皇といわれた日本映画最盛期の大巨匠の渡辺邦男は『日輪(1953)』を含み、東映初期の時代劇映画を多数監督しています。

この映画の時点で、国民的二大スターだった片岡千恵蔵(現存含むと275本強)と市川右太衛門(現存含むと240強)です。また、この映画公開時の渡辺邦男は150本近い映画を監督していました。

150本、ほんとに膨大です。山田洋次がようやく現在95本付近(現役最多監督数)ですから、彼の偉大さが伝わります。しかも山田洋次はほぼ挑戦が薄い同じような現代劇ばかり、ちょっと文句に様に聞こえますが、文句ではなくただの事実です。渡辺邦男は時代劇も時代劇も偏りが薄く実に多く監督していますが、ほとんどが娯楽ですが、トップ監督を長年維持しB級ではなくA級です。また、娯楽は監督による路線なので、特に悪いことはありません。

脚本は法王といわれた東映の最盛期ナンバーワン脚本家の比佐芳武、撮影は渡辺邦男の長年の盟友の渡辺孝、この映画は東映ですが、渡辺孝は新東宝映画を代表する名撮影者としても知られています。


渡辺邦男 山田洋次 国民的二大スター 比佐芳武 渡辺孝 新東宝映画を代表する名撮影者




巨匠渡辺邦男と両御大(千恵蔵と右太衛門)との主演映画コンビ数  コンビ年数 主な代表作 

片岡千恵蔵 18本(全て主演) 1930~1954の25年 遠山の金さんの東映版1,2本目の「いれずみ判官」、『飛びっちょ判官』の3本。「大菩薩峠」3部作、金田一耕助の『犬神家の謎 悪魔は踊る』、『日輪(1953)』、「南国太平記」の2本、1954の「お坊主天狗」の2本 計12本
市川右太衛門 15本(助演1) 1952~1955の4年 1952の「水戸黄門漫遊記」の総集篇含む3本、『巷説荒木又右衛門 暁の三十八人斬り』、1954「鳴門秘帖」2本、『旗本退屈男 謎の怪人屋敷』 計7本



詳しく解説すると非常に長くなるので避けますが、全コンビ数数は3本差ですが、千恵蔵のほうが時代劇と現代劇(金田一耕助)を含み、主な代表作が本数以上に多く、的中率も突き抜けて高いことがわかります。市川右太衛門の助演1(主要だが)は『日輪(1953)』です。ダブル主演とも言えるかも知れませんが、一応は準主役扱いにしています。


南国太平記は、あの直木賞の直木三十五の映画化作品で非常に有名です。


南国太平記 直木賞 直木三十五



ちなみに最近まで存命だった例と比べるため、高倉健を参考に出すと、映画出演数は生涯で205本(または206)です。高倉健の逝去のときマスコミが含まなかった『ちゃんばらグラフィティー 斬る!』を含むと206本です。両御大(千恵蔵と右太衛門)は『日輪(1953)』の時点で彼を上回っている明確な事実があります。現在も反日マスコミは無視です。

高倉健


ダブル渡辺のゴールデンコンビは、2000万人を越す観客動員の新東宝史上最多観客動員の『明治天皇と日露大戦争』も撮影しています。その後、一時大映に移籍し、2000万人を越す観客動員、大映史上最多観客動員の1958年『忠臣蔵(1958)』 も、このコンビです。

明治天皇と日露大戦争 忠臣蔵(1958)

新東宝というと名撮影者の西本正(1948年にデビュー)もいますが、彼は当時まだ若く、渡辺孝(1929年にデビュー)ほどのキャリアはなかった。名撮影者の渡辺孝の新東宝映画のトータル撮影期間は、1951~1957(完全なメイン1955~57のたった3年)は4年程と短かったわけですが、この期間は新東宝の事実上のトップ撮影者でした。さらに反れそうなので、戻ります。



西本正







『日輪(1953)』は日本映画社団法人のホームページにこの映画のポスターが残されています






『日輪(1953)』は横光利一作。1923年(大正12年)に発表され、新感覚派文学の代表作とされています。ですが、マスコミやそのメディアが現代に伝えることを拒否しているため、知らない方が多いかもしれませんが、日輪は非常に有名な作品です。

卑彌呼の伝説に基き、度重なる運命の皮肉のために冷酷残忍な女に変貌した卑彌呼の復讐欲と征服欲を描くとありますが、これを両御大を押し出した東映風にかなりいじくったと考えられ、日輪は戦前から何度か映画化されている有名作です。

日本映画社団法人のホームページにこの映画のポスターが残されています。

日本映画社団法人 日輪(1953)上記リンクでページが検索に出ます。気になる方はご覧ください。


新感覚派文学 日本映画社団法人のホームページ




完璧布陣、東映創立三周年、国産ユニカラーシステムで公開とあり、東映初のカラー作品、第1回総天然色映画とあり、未曾有の豪華篇、全東映人総出演の強烈フレーズの表記も注目する部分です。上映時間は108分とあり、2本立てが多かった1953年の東映映画としては、大作に該当する分数です。

東映創立三周年 国産ユニカラーシステム

東映初のカラー作品 第1回総天然色映画

未曾有の豪華篇 全東映人総出演


2本立てを批判する映画に詳しくない方もいますが、それが外国の過剰押しの左派系の方々です。現在のように外国の真似ではなく、世界で唯一の日本独自なシステムの2本立てのときが確立していたこの頃は、日本映画がもっとも面白かったことも物語っており、しかも時代劇と現代劇の本数が半々に近い時期です。2本立てと同時に2大ジャンルも重要でした。




日本映画も壊した反日左翼たち 現代のメディアのほら吹き大将こと青木李の衝撃





2本立ての関連の左派の流れで
ひとこといわせてください、少し取り上げさせてください

左派メディアが総出で真実を無視する
税金泥棒&皇室転覆男のキム・サラン 別名・小室○

韓国女優でカタカナの同名キム・サランがいますが、別人です。

”小室圭(キム・サラン)弁護士受験せず?秋篠宮もマスコミも知っていた?”卒業証書金で買える?”” 

小室圭が韓国人な5つの理由|母・佳代の家系がキムで韓国スパイの噂も
上記は膨大な中から選出した記事2つ証拠です。

キム・サラン=小室圭 キム・サラン 小室圭 皇室転覆男


日本映画も左派系人間ばかりを誇張して、嘘を真実として定着させ、都合よく壊してきた、その現代の反日左翼の現実

【サンモニ青木理】大炎上!日本はアジア最悪級の感染【1日で100万円】維新と国民民主以外は、放置プレイ!という話

さささのささやんは最近伸びてきているニュース系ユーチューバーで、個人的にも評価できる場合があります。この投稿はかなり評価できるもの、独特なしゃべり口が特色です。

さささのささやん



現代に蔓延る反日メディアTBS、偏向報道で、有名な日曜朝の反日偏向バラエティ番組のサンデーモーニングに出演した青木理(あおきおあむ)。表上の肩書きはワイドショー報道風番組ですが、やっていることは高齢者向け洗脳のバラエティ番組です。

彼はネット上で、狼少年ホラ吹き盗賊捏造虚言大国こと韓国、マスコミが無視する世界有数の性犯罪差別大国こと韓国、その過去の李氏朝鮮と関連付けて、名前の理(本来は「おさむ」読み)を理(李氏朝鮮と関連付け頭おかしい皮肉りとして「り」と読む)と皮肉られ、李氏朝鮮=現在の韓国のソウルに勤務経験があることからも、青木李と皮肉られています。

また中国の映画俳優のジェット・リーのようにアオキ・リーとして、中国人のように捉えることもでき、反日テレビの有名な日本叩きの中韓の回し者と皮肉られています。

 青木理 ジェット・リー アオキ・リー 青木李 


李氏朝鮮⇒李です。ちなみに芸能系で、李がつく名前は李氏朝鮮の李であり、在日の疑いが高く、たとえばM・TやK・Rなどです。片方は東映の特撮を経ており、もう片方が在日企業のパチンコスポンサーや電通がらみのアイドルグループにいました。

*回し者(まわしもの)とは。陣中などに忍び込んで、ひそかに内情を探る者。間者 (かんじゃ) 。スパイ。


2021年時点、青木理は玉川徹や橋下徹と競り合う、テレビ反日左翼三人衆の一人です。テレビの手足になるコマたちです。これにひろゆきも含むとまた変わるわけですが、東海二十八人衆のようで、こいつらと関連付けて、次郎長親分こと清水次郎長にごめんなさい。



反日メディアTBS あおきり アオキリ  高齢者向け洗脳のバラエティ番組

玉川徹 橋下徹 テレビ反日左翼三人衆 

東海二十八人衆 清水次郎長 ひろゆき

日本はもっとも被害少なかったコロナ、総国民を身体的精神的に苦しめ、経済をおとしめ自殺者を大量に増やし、危険を煽りまくったマスコミは、このことを伝えない。


日本固有の領土の竹島侵略や、日本のコンテンツの膨大な強奪を繰り返している、反日の盗賊が韓国です。この数十年で膨大な財産のコンテンツや技術は、法律がないことから日本政府の責任で彼らに奪われ、過去の強い日本を築いた先人たちに申し訳が立たない現実です。

日本人がどんなに努力しても、先進国で唯一30年ほど平均給料がほぼ上がらないほど、日本国民全体が苦しんでいます。ただちに強い効力のスパイ防止法に相当する法律制定が必要です。

個人的にも多数確認していますが、過去の日本映画が現代の韓国映画として、現在も散々パクられ続けています。それに気づかない知識のない方々が多いことも恐怖です。非常に許せない国(=中国と同様に日本へゆすりたかりを返す事実上の国以下のただの盗賊やくざ)です。



韓国映画 李氏朝鮮 狼少年ホラ吹き盗賊捏造虚言大国 性犯罪差別大国 



こうしたことは無関係ではなく、映画にも直接関与しています。偽善者ではないだからあえて伝える。
許せない偽善者たちは、私利私欲の地位や身分、女(男)、金儲けのためにこうしたこと取り上げないことのほうが
映画にとっても危険だと考えています。





初の紀元前オールスター映画『日輪(1953) 』の上位豪華キャスト





日輪は戦前から何度か映画化されていますが、初のオールスター映画が千恵蔵映画でした。これも彼の実積です。これはのちの日本誕生へもつながる部分です。



映画『日輪(1953) 』の上位キャスト

ヤマト王ハンヤ=片岡千恵蔵(歴代の主演大俳優、個人的には1位の評価だが、個々の判断もあるため上位数選)
王女ヒミコ=木暮実千代  (歴代上位15選級のヒロイン俳優)
王子ナガラ=市川右太衛門 ナコク王の子供 (歴代の主演大俳優、個々の判断だが上位数選)

ヒコの大兄=大友柳太朗 (歴代のそこそこ上位の主演俳優、歴代20選付近)
カトリ=高千穂ひづる 兵部宿彌ヒトモリの娘 (戦後の最盛期そこそこ上位のヒロイン俳優、歴代30選付近)
巫女マユ=宇治みさ子 (戦後の最盛期そこそこ上位のヒロイン俳優、歴代30選付近)
カワロ=進藤英太郎 (歴代の上位の助演俳優、歴代上位数選)
従弟ハンエ=月形龍之介  ハンヤの従弟 (歴代の上位の助演俳優、個人的には1位の評価だが、個々の判断もあるため助演歴代上位数選、また主演でも歴代20選、ダブルの超大俳優)




ヤマト王ハンヤ 王女ヒミコ 王子ナガラ

木暮実千代

大友柳太朗 高千穂ひづる 宇治みさ子 進藤英太郎 月形龍之介



書籍内表記の上位の役名
古代日本の不弥(うみ)の国の姫・卑弥呼 書籍は主人公 *本作では卑弥呼はもともと不弥国の王女、最終的に耶馬台(やまと)に行ったとある 映画はヒロインで木暮
耶馬台(やまと)の君長・反耶(はんや) 映画の主人公は千恵蔵
奴国の王子・長羅(ながら) 映画の主要は右太衛門

不弥の国

反耶 長羅


千恵蔵、右太衛門、月形の世界記録を持つ三大俳優をはじめ、上位8名優 上位8名だけでもかなりな俳優が出演していることがわかります。

王女ヒミコはモデルとされるのみで、あの生年不明、242年~248年の邪馬台国(やまたいこく、2世紀~3世紀)の卑弥呼ではありません。映画の舞台は紀元前であり、映画は現実に存在したとされる卑弥呼の年代よりも、最低でも250年は前の紀元前の時代を舞台にしていることになります。

今回の記事タイトルにおいて、この250年を起用している理由は、この部分からですが、正確には最低でも250年以上は前ということになります。

これは少々複雑です。つまりは国や一部の人物のモデルは現実からの風刺がありますが、他は史実と大きく異なる創作ということです。元から紀元前舞台、当たり前といえば当たり前ですが、卑弥呼を風刺させた理由はリアリズムとしてほしかったのでしょう。卑弥呼の存在は当時も広く認知されていたためです。

有名人物の卑弥呼をイメージさせる役柄が、大女優の木暮実千代の演じた王女ヒミコということになります。

卑弥呼 邪馬台国




この動画には卑弥呼を主人公とし、歴史事実の追求よりも卑弥呼をめぐる愛憎関係を描きながら、国と国との壮大な殺戮絵巻を繰り広げた作品となっているとありますが、木暮実千代だと主要はできるが、この東映や日本映画としても記念碑的な映画の主役には弱く、あくまで上位のヒロイン扱いに留まっています。やはりこの映画は、当時の日本を代表するナンバーワン映画俳優の千恵蔵の主演だと、丸く上手に収まります。






紀元前映画の強烈セブンワード 完璧布陣 東映創立三周年 国産ユニカラーシステム 東映初のカラー作品 第1回総天然色映画 未曾有の豪華篇 全東映人総出演






映画『日輪(1953) 』の上位キャストのほか、香川良介(映画助演の歴代出演数俳優、歴代数選級の大助演系俳優)、沢田清(戦前に上位20選級の主演俳優、助演俳優としても最低限な活躍)、高松錦之助(歴代100選級のそこそこ活躍の助演名優)、原健策(歴代ベスト10級の助演俳優)、山口勇(歴代100選級のそこそこ活躍の助演名優)、

島田照夫(歴代100選級のそこそこ活躍の助演名優)、上代悠司(歴代100選級のそこそこ活躍の名優)などが出演しました。jほかの7名を足して、上位だけでも名優15名、1953年(昭和28年)時点の東映最大級のキャストが出演しています。翌年1954年に錦之助、千代之助がデビューする前のオールスター作品です。


*( )のなかの順位は個人的に戦前から戦後の映画俳優に詳しいなりの大まかな順位です。


香川良介 沢田清 高松錦之助 原健策 山口勇 島田照夫 上代悠司


一言で言うと紀元前の日本国のヤマトの話です。きっかけに、ヒミコを挟んで、ヤマト王ハンヤ(片岡千恵蔵)と王子ナガラ(市川右太衛門)の対決につながっていきます。リンクから飛べるポスターと劇中の写真が、ハンヤとナガラの対決しているシーンなので事実です。

数字は残されていませんが、当時の東映としてはヒットはしたと考えられている映画です。ただし、この年の観客動員と興行収入の年間べスト10には含まれていません。かなりの巨額を投じた映画だということがわかります。

上記にも表記していますが、完璧布陣、東映創立三周年、国産ユニカラーシステム、東映初のカラー作品、第1回総天然色映画、未曾有の豪華篇、全東映人総出演からも、巨額を投じた映画だということが明確にわかります。





なんと鬼滅の刃に「日輪」が登場していた





BANDAI 鬼滅の刃 DX日輪刀 ~胡蝶しのぶ~

胡蝶しのぶ 鬼滅の刃 日輪刀



鬼滅の刃に日輪刀というものが登場します。これはおもちゃですが、『日輪(1953)』と偶然でしょうか、偶然にも日輪つながりです。ここにも、鬼滅の刃は千恵蔵映画の新選組物や股旅物の要素もありますが、それ以外にも影響が部分的に存在していることになってしまいます。

千恵蔵は新選組映画の主演の最多観客動員と最多主演数、歴代でもっとも有名な近藤勇を最盛期に数度も演じ、股旅映画はもっとも名作が多い巨星です。

新選組映画 股旅映画




姉妹ブログの新記事
在レジェお慶ちゃんの大河『春の波涛』が何故に代表作NO?それはアノアレチョメチョメが要因だった





日々探求の励みに⇒にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへにほんブログ村こちらもポチ⇒映画(全般) ブログランキングへ

関連記事
  

2021/11/15 21:56 | 邦画の探求COMMENT(2)TRACKBACK(0)  

NHKに降り注ぐ”映天”嵐 「無法松の一生 4Kデジタル修復版」『日本誕生』袋とじ 紀元前映画記録




NHKに降り注ぐ”映天”嵐 「無法松の一生 4Kデジタル修復版」『日本誕生』袋とじ 紀元前映画記録




時代劇四大巨匠や天皇などの異名を持つ、稲垣浩の実積に迫りながら、伝えられていない日本映画の過去、これは事実上、未来の日本映画の展開するべき道しるべに迫ります。


映天皇、映天という独自な言葉を創作してしまいましたが、現実に言われていた証言が複数残る、映画界の天皇の造語です。




前回記事 邦画史代表キャラ「森の石松」の片岡千恵蔵と中村錦之助の先後輩当り役リレー&名作「二十八人衆」相互 
*ミスがあり、公開後に部分的に修正




映天皇 映天

映画界の天皇




1940年代に世界トップだった日本映画を示す「無法松の一生 4Kデジタル修復版」 イナカンの高評価をNHKも報道






稲垣監督は、大当たりした千恵蔵映画だけではありません。ここも黒澤明や山田洋次などと大きく違いと頃といえるでしょう。この2名は1名の俳優に偏ったコンビが大きな面積を占めている監督です。

彼は片岡千恵蔵の許可を得て、提携先の日活に出向し、日本映画を代表する俳優の一人の大河内傳次郎の『新選組 前後篇』と「大菩薩峠」の前後編と現存含んで4本の大作、股旅映画の大ヒット作『関の弥太ッぺ』の代表作を残していますし、

千恵蔵と共に日活へ移籍後は、日本映画を代表する俳優の一人の阪東妻三郎の『血煙高田の馬場』(オリジナル含み、5本が存在)や『闇の影法師』(現存版含み3本)、「魔像」の前後作、「牢獄の花嫁」の現存の総集篇含む3本、バンツマの演技開眼作といわれる名作『江戸最後の日』や、名作&大ヒット『無法松の一生』(現存含むと2本)、通産映画200本出演を記録した、歴代上位のヒロイン女優の市川春代の名作時代劇『海を渡る祭礼』(現存含み2本)も代表作、千恵蔵のライバル俳優たちとのコンビでも成功を収めました。


稲垣浩とバンツマこと阪東妻三郎の名コンビを組んだ『無法松の一生』は、戦中の本数が大幅に減少し、競争力が低迷した時期に公開したことも大きくありますが、戦中の日本映画で数百万人の大ヒットを記録しました。

感染症の蔓延の影響で、ほとんど公開作がなく、ヒットした「鬼滅の刃の劇場版」(劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編)は鋭い刃のように、先っぽだけ一極集中して尖りきった、2020年の日本映画界とも通じます。両作の80年近い時代を越して、なんとも皮肉な共通点です。

戦中なので映画賞が中断していた時期、中断が無ければ『無法松の一生』はキネマ旬報ベストテンへランクインしていたとも考えられます。


鬼滅の刃の劇場版 劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編

キネマ旬報ベストテン



無法松の一生 4Kデジタル修復版 Blu-ray

「無法松の一生 4Kデジタル修復版」 国内の映画祭で4K版が上映され、ついにブルーレイ版が発売されました。ここ1年のことですが、NHKはこの映画のことを夜のニュースで取り上げていました。



千恵蔵映画 
 片岡千恵蔵 黒澤明 山田洋次 新選組 大菩薩峠 大河内傳次郎


阪東妻三郎 血煙高田の馬場 闇の影法師 魔像 牢獄の花嫁 バンツマの演技開眼作 江戸最後の日  無法松の一生 市川春代 海を渡る祭礼






NHKが伝えないイナカンや日本映画の現実 映画賞はほぼ関係ない最盛期の膨大な名作たち~「無法松の一生」

 




NHKは夜のニュースにおいて、アメリカの映画評論家が登場させ、映像的に1940年代の日本映画はアメリカ映画よりも品質は上で、世界でもっとも優れていたという証言を伝えています。これを視聴していました。個人的には映画の質はもちろんですが、映画俳優や映画監督も日本が世界1位だったと考えていますが(本数の数字においての1位という理屈だけではなく、多彩に内面と見た目を表現できる名優がアメリカよりも人数が多い)、それは取り上げていませんでした。

まだまだNHKは、外国に対して日本映画の真実を伝えていない問題も浮きぼりになりました。


もちろんNHKといえば、国民の高価な年間受信料を使い、過去は外国映画を過剰に良いものとして取り上げてきて、外国受賞監督ばかりを誇張している傾向がみられてきました。NHKは20歳から80歳まで払い続ければ、なんと150万円に達する高額な受信料です。日本映画だけではなく、ニュース系情報は他でも得られる時代になっても反強制で庶民の生活を苦しめています。


NHKは20歳から80歳まで払い続ければ、なんと150万円に達する高額な受信料


マスコミはこのことを伝えません。極端ですが、日本の映画評論家たちはアメリカから多額のお金を貰い、現実以上にアメリカ映画が良い印象を日本人へ植え付けてきました。もちろん名作も多数存在していますが、日本の映画評論家たちや広告のマスコミは事実以上に自分たちの利益を優先し、世論操作と印象操作が誇張されているのではないか、このように考えています。

そのために日本映画は冷や飯状態を半強制的に押し付けられ、市場も映画人そのものも、苦しめられてきた部分が存在しています。


アメリカ映画は分数が長いわりに中身が薄いものが多く、長い分数を観た満足を煽り、頭の弱めの大半の視聴者をごまかし、見せ場は少なめ、さらに最近は詳しくは一応は避けますが、偽善者映画やポリコレ映画の増大で視聴者をごまかしています。ですが、一部の映画通のみはこの矛盾に気づいていると考えています。

*ポリティカル・コレクトネス(英: political correctness、略称:PC、ポリコレ)


偽善者映画 ポリコレ映画 政治的正当性
 ポリティカル・コレクトネス political correctness



【ゆっくり解説】左翼の先鋭化 ~ポリコレという害悪思想を添えて~

*合理的に人間そのものがだんだんと破壊されていく恐怖の現実と左翼やフェミニストたちのたくらみ



字幕【テキサス親父】「ポリコレ」が日本を滅ぼす日も近いぜ

*政治的正当性(ポリコレ)日本文化の破壊危険視するテキサス親父、政治的意図だけではなく、映画、アニメやゲームなど幅広い分野においてつながりがあります。映画以上に好き嫌いに左右されるアニメやゲームはポリコレは実行しやすく、非常に危険です。これには共産主義や全体主義、儒教の中国資本も強く関与しています。





日本映画の最盛期は分数をしっかり使い、無駄が少ないものが多めだった、見せ場数がアメリカ映画と同じでも、分数が少ない方が全体が引き締まり、無駄が少なく見えてくる。

もちろん例外は外国も日本も存在していますが、これは多くを見てきている印象です。最近もレアな日本映画の名作を見つけているわけですが、その映画は娯楽系の94分作品でした。現在の日本映画は大半が外国化してしまい非常に残念、多くは分数が長いわりに中身が薄いのです。



最近もアカデミー賞を受賞したマスコミの決め付けた2時間半を越す通称の名作映画よりも、90分ほどの無冠の最盛期の日本映画のほうが優れている例をボツボツ見つけています。こちらのほうが良い作業のように思えてしまいます。


「無法松の一生 4Kデジタル修復版」も戦後の最盛期に繋がる1940年代の名作の一つ、過去の日本映画は費所に優れていた、無駄も最小限に抑えた作品です。過去だけで終るべきではない、受賞作にこだわらない良き日本映画の未来へつなげるためにも、価値があります。



無法松の一生 4Kデジタル修復版





稲垣×三船コンビの軽く1000万人越えの最大ヒット作『日本誕生』と自身上位コンビ






さらに稲垣監督ことイナカンと映画俳優たちとの戦後は、多くの実積の中でも、大谷友右衞門主演の 1000万人級大ヒット「佐々木小次郎3部作」(総集編含むと4本)や1500万人級の大ヒット「三船版宮本武蔵3部作」と、外国でも評価された『無法松の一生(1958)』(バンツマコンビの無法松の一生のリメイク版)、

また1959『日本誕生』は稲垣×三船コンビ単発の最大のヒット作となり、単発としては唯一の1000万人を軽く上回りました。これはヤマトタケルを主人公にした、三船最大の主演の最大の豪華キャストによるオールスター映画、名優40名越え、182分オリジナル、124分短縮版の2バージョンが存在しています。

三船敏郎 佐々木小次郎 三船版宮本武蔵 無法松の一生(1958) 日本誕生


また三船と鶴田浩二の主演時代劇、1957『柳生武芸帳』1958『柳生武芸帳 双龍秘剣』もヒット、三船コンビの1962『どぶろくの辰』(現代劇、工事現場を舞台にしたアクション要素の映画)は、コンビ最後の観客動員ベスト10を記録の軽く500万人越え、戦国時代劇の1969『風林火山』は2本目で、コンビ最後のキネマ旬報ベスト10となりました。


稲垣監督は、観客動員と受賞や批評家の路線の異なる明確な評価を残し、多彩に成功を収め、十分に三船敏郎とのコンビにおいても大成功したといってでしょう。年間の本数と巨匠や名匠数においても、もっとも競争力が高い時期でもあるため、十分な活躍といえます。ただ千恵蔵とのコンビほどはというと、秀作や本数自体が数十本も少なく、疑問符が残ります。



 稲垣×三船コンビ 鶴田浩二 柳生武芸帳 どぶろくの辰 風林火山 


稲垣と三船とのコンビは、バンツマコンビと競る、または上といえる自身のコンビ2位といえるかもしれません。



*1000万人越えの稲垣監督の『忠臣蔵 花の巻 雪の巻』(稲垣も製作で参加)は、三船は俵星役の助演なので、主演コンビではなく、基本は主演のみを指すコンビは『日本誕生』のみ

三船敏郎とのコンビ本数は多いが代表作は少なくい、いえ十分多いのですが、千恵蔵との名コンビが凄すぎて、半分以下の比率に留まっています。





日本誕生 [東宝DVD名作セレクション]


1959『日本誕生』の182分オリジナル版は過去において放送されていませんが、124分短縮版は過去にCSの映画チャンネルで放送されたことがあり、録画版が残っています。182分の3時間2分は日本映画の有名作としては、歴代上位の公開分数です。



ヤマトタケルは日本書紀、古事記、先代旧事本紀に

日本書紀、先代旧事本紀に、小碓尊(おうすのみこと)、小碓王(おうすのみこ)、日本童男(やまとおぐな)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、日本武皇子(やまとたけるのみこ)

『古事記』に、小碓命(おうすのみこと)、倭男具那命(やまとおぐなのみこと)、倭男具那王(やまとおぐなのみこ)、倭建命(やまとたけるのみこと)、倭建御子(やまとたけるのみこ)

大まかに実に10以上の名前があります。


ヤマトタケル 日本書紀 古事記 先代旧事本紀

ヤマトタケルそのものの名前、日本武尊(やまとたけるのみこと)、日本武皇子(やまとたけるのみこ)、倭建命(やまとたけるのみこと)、倭建御子(やまとたけるのみこ)がのちの名前として知られています。時代は古代の紀元前とされています。


日本武尊 日本武皇子 倭建命 倭建御子


大まかな1959『日本誕生』の上位の有名キャスト (名優のみ表記)

小椎命(皇子オウス)、後の日本武尊(ヤマトタケルノミコト)、須佐之男命(スサノオのミコト)  三船敏郎
熊曽建(クマソタケルの弟) 鶴田浩二
天照大神(アマテラス大神) 原節子
倭姫(ヤマト姫)  田中絹代
美夜受姫(ミヤヅ姫) 香川京子
景行天皇  中村鴈治郎
若帯日子命(皇子ワカタラシ) 宝田明
弟橘姫(オトタチバナ姫) 司葉子
思金神(オモイカネの神) 柳家金語楼
天宇受女命(アネノウズメの神) 乙羽信子
10
布刀玉命(フデダマの神) 加東大介
天津麻羅(アマツマウラの神) 小林桂樹
熊曽建(クマソタケルの兄)志村喬
語り部の媼  杉村春子
八百万の神(ヤオヨロズの神) 榎本健一

大伴建日連(オオトモ) 東野英治郎
大伴久呂比古(オオトモのクロヒコ) 田崎潤 
小鹿火(オカビ) 藤木悠 
薊(アザミ) 水野久美 

大椎命(皇子オオウス) 伊豆肇 
20
五百木之入日子命(皇子イオギ) 久保明
天御中主神(アメノミナカ主神) 左卜全
大伴小建(オオトモコダテ) 伊藤久哉
稲葉(イナバ) 小杉義男
手名椎(母テナヅチ) 中北千枝子

久米八腹(クメのヤハラ)  上田吉二郎 
八百万の神々(ヤオヨロズの神) 有島一郎、三木のり平、沢村いき雄


上記計29名 *29名以外も脇役や端役の名優は10名ほど出演




上記の名優以外のメインキャスト
奇稲田姫(クシナダ姫) 上原美佐


マスコミの様に嘘を伝えることは、個人的に苦手なので取り上げます。できる限りの事実を伝えたい。

上原美佐は残念ながら名優とはいえません。同姓同名の人物が存在していますが、これは”上原美佐 (1937年生)”の上原美佐のことです。


上原美佐 (1937年生)




映画3年間の女優の上原美佐から知る名優とは受賞とは本数とは 誇張ができない完全な事実は本数の価値





上原美佐のその理由は、代表的出演作は『隠し砦の三悪人』などの4本のみ、メイン出演の代表作は前者とこの映画の2本、出演映画は10本ほど、確認できる映画は9本のみです。東宝が当時売り出した女優の一人で、1958~1960の3年間のみの映画の活動です。この映画において、ヒロイン扱いの重要な貢献をしています。

基準は色々ありますが、極端には、名優は最低でも映画100本出演、代表的は最低でも20本とも考えています。もちろん例外はあります。たとえば映画90本でも、秀作30本に出演、映画80本でも、秀作40本など、名作そのものや秀作そのものが少ない、現在ではほぼ不可能ですが、こうしたケースも十分名優といえる場合が存在します。また、受賞系や巨匠数などのケースもありますが、実に色々ですが、本数は受賞などの、信用ならない”人の評価という誇張ができない事実”なので、非常に重要だと考えています。

もちろん本数も誇張で出演数が可能ですが、それには限度があり、それでも評価が難しいその場合は、出演に応じた代表的作品の比率の高さがあります。高いほうが上といえてしまいます。


人の評価はたとえば、好き嫌い、お金による買収や企業忖度、広告的価値があるという理由で、ノミネートや受賞が現実に行われている、また、今後も行われる可能性があるため、人の評価の問題点は大きめです。アメリカのアカデミー賞や日本のアカデミー賞、ヨーロッパの映画祭でも多く行われていることです。

たとえば日本映画だと某女優のYさんが、演技力では考えられないほどの物凄い数ノミネート(現在の日本映画のアカデミー賞はおかしいことに最優秀以外も受賞というシステム)しています。名前はもちろん出しませんが、これは大きな問題だと考えています。




上原美佐 奇稲田姫



名優40名強が出演し、東宝史上歴代上位のオールスターキャストです。1962年の稲垣浩の1000万人ヒット作の『忠臣蔵 花の巻 雪の巻』に次ぐオールスターキャストだと考えています。日本映画歴代もベスト10級の名優数といえます。

1959『日本誕生』は合わせて1500万人級を動員のイナカンの「宮本武蔵3部作」の武蔵と小次郎を演じた、三船と鶴田の戦後デビューの2大スターを押し出しました。

個人的には、三船敏郎の主演映画の中で上位に含まれる、オープニング(曲と映像、華やかさ)の出来だと考えています。





存在自体が伝説中の伝説、謎が多い人物だが英雄 日本の歴史の深さに迫る動画

日本武尊伝 ~古代日本の英雄~ ヤマトタケのみこと

江戸時代以前の本に「ヤマトタケ」が本来の読み方があり、ヤマトタケも間違いではないようですが、ヤマトタケルのほうが浸透しているように感じられます。漫画調の展開がわかりやすい動画です。ヤマトタケ・・・、アニメやドラマ中心に代表作品50本以上の大音楽家の渡辺岳夫こと、ナベタケを思い出してしまいます。




ヤマトタケ



1959『日本誕生』の主なキャストの上位の名優たち







三船敏郎(無骨で無口な役柄が多く、歴代だと主演数は少なく、演技の幅は狭いが、歴代上位の高い的中率、現代劇と時代劇で大成功、本数は少ないながらも通算観客動員のそこそこを記録)、鶴田浩二(影のある演技を得意とし、戦後最多映画主演数と戦後上位代表作数、現代劇映画観客動員上位数選)、

原節子(映画出演数は知名度ほど多くなく、戦後直後から1955に掛けてピーク、年間10億人時は人気が落ち助演が多い、本数は少なめだが女優の歴代上位の巨匠数で成功、また時代劇が極小の問題点)、田中絹代(戦前に多くの巨匠に出演し、特に戦前の日本映画の事実上のナンバーワン女優、戦後は本数と代表作が少ないことが問題点、また時代劇が極小の問題点)、



中村鴈治郎(歌舞伎と映画の両方で名優、歌舞伎俳優の同時映画名優の上位数選)、柳家金語楼(キンゴロー、映画主演数歴代上位の三大喜劇人、落語と映画主演で活躍、日本映画の喜劇俳優の上位)、小林桂樹(日本映画代表する演技派俳優の一人、現代劇俳優として主演スター、助演としても長年活躍)、

志村喬(日本映画代表する歴代上位の助演俳優、主演でもいくつかの代表作)、杉村春子(日本の舞台主演女優歴代上位、個人的には1位、映画でも名助演女優)、榎本健一(エノケン、三大喜劇人の一人、特に戦前から戦後の最盛期に掛けての人気、この映画の頃の大最盛期は人気が、東宝の聡明期に貢献の高い評価)



少し、この2人について、田中絹代と原節子はもちろん大女優ですが、問題点の一つを挙げると、日本の何たるかの時代劇映画の出演、ヒロイン、代表作が少ないことが大きな問題点です。もちろんマスコミは都合が良い部分だけ引き伸ばして伝える切り取りや掻い摘みのみなので、この事実を取り上げません。



原節子 田中絹代 中村鴈治郎 柳家金語楼 小林桂樹 志村喬 杉村春子 榎本健一





稲垣×三船コンビの『日本誕生』の影に またまた御大がいた!!





実はこの1959『日本誕生』や同時に稲垣浩や三船敏郎へ大きな影響を与えている、稲垣×三船の最大ヒット(同時に「稲垣と三船&鶴田コンビ」ともいる)へ、御大こと片岡千恵蔵の影があることをご存知でしょうか。これも知る人ぞ知るマスコミは伝えない日本映画の秘密の部分、同時に様々な事実がみられます。次回へ続きます。





姉妹ブログの最新記事 テレビドラマと芸能界のタブーにメスを突き刺す
在レジェお慶ちゃんの大河『春の波涛』が何故に代表作NO?それはアノアレチョメチョメが要因だった

在レジェ=在日系レジェンドのこと 奇抜で独創的なタイトルでごめんなさい 




日々探求の励みに⇒にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへにほんブログ村こちらもポチ⇒映画(全般) ブログランキングへ

関連記事
  

2021/11/01 07:11 | 邦画の探求COMMENT(3)TRACKBACK(0)  

 | BLOG TOP |