巨匠と名優 あの人も影響を受けて踏襲しちゃったw
特集CMシーンからの写真

吉永小百合もこのとき20代中盤で妻のお良。現在の綾瀬はるかとほぼ同じ歳ですがこの作品出演時点での映画出演は約80本!数や対応力でもはるかより「はるか」wに上です!(言うまでえもないですがw比較として)三船敏郎が後藤象二郎、中岡慎太郎を仲代達矢 西郷吉之助が小林桂樹おまけに江利チエミも出演、個性も実力もある俳優たちと錦之助との1対1の対面的芝居も見所でした。
伊藤大輔と言えばシナリオも200以上担当。監督兼任歴代2位(監督では新藤兼人につぐ)名脚本家もありセリフも構成も進行もうまい、また、伊藤=移動、大輔=大好き とも言われるとおり移動撮影が好きな監督、戦前、日本時代劇で初めてその撮影を広めた監督としても有名。多くののち監督に影響を与えました。今ではそれが当たり前になりましたー動きがある銃から刀で持ち返る大殺陣シーンが中盤手前にあり、あれが監督最後の殺陣シーンだとおもうと悲しくなる。監督としてはこれが遺作、脚本は199本目(「真剣勝負」という名監督で後輩、内田吐夢の遺作が脚本の遺作同じく中村錦之助の主演)

最後のシーンは悲しくなる。なぜなら錦之介演ずる竜馬の男くささのよさにこれで分かれなければかれなければならない、志半ばの豪快な死に際、ひとたびの静寂動き出し時の流れ、押し寄せるむなしさこれがまたいいんです。(2011、今思うと15位はひくかったwでも上と僅差、よい作品でした。)
この作品も伊藤大輔らしいと言う部分は、反抗や反発する男を描くそれが時代へのもの反発か、権力へのもの反発かはさまざま(今の監督のほとんどが監督らしさがなく作品観れません)たとえば、黒澤明も影響を受けて踏襲(マネ)した虐げられてる人々の反抗や反発を描いてるシーンもいくつかあり監督らしさであります。
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2013/03/23 09:15 | 邦画・時代劇 | COMMENT(0) | TRACKBACK(0)
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