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自称変態が選ぶータイトル意味不明?慰問映画!?

2013 6 今月の映画の注目点を行こうかとおもいます。
まずは邦画から、今日(6日)、中村錦之助主演版の宮本武蔵(1作目)(ハイビジョン版)がNHKプレミアムで放送されていた録画しました三国連太郎も僧役で出ていた内田吐夢(吐夢=とむ)監督作宮本武蔵といえば錦之介以前は片岡千恵蔵当たり役のひとつあります。特にこの二人が当たり役にしている!

NNKって1作目しかやらないんですよー最近はそれが多い中途半端にやるんならやらなくてもいいのではとおもいます。大友柳太朗主演版の「丹下佐膳」(ハイビジョン版)も1作目しかやらなかったw丹下佐膳といえばいうまでもないですが大河内傅次郎が一番の当たり役。大友版も2作目以降はスカパーなどでやるとおもい・・それを待つことに成るのかも知れません。

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6月ですが、取り上げたいのはイロイロあるなかから”没後50年川島雄三特集”をやっています。小津も溝口も認めた天才清水宏監督作2ヶ月連続特集が終わり思えば4,5月で計10本放送されましたが全部録画致しましたー勿論半分は以前録画済みでHD版で放送されたものも在りましたしかし、清水監督は生涯に約165本強を監督しているため全体でいえばほんの一部の作品群にすぎません、それでもうれしいものでした。今日は川島雄三からすとの変態目線で注目作を選んでみました。

代表作は約20年の監督生涯で50本強、大名作「幕末太陽傅」や「洲崎パラダイス赤信号」、「真実一路」、「女は二度生まれる」、「わが町」、「雁の寺」、「雁の寺」「とんかつ大将」など多い(説明は長くなるんで省)

川島雄三は名作&大ヒット作「君の名」シリーズなどでも知られる名監督大庭秀雄の助監督を経て1944年にデビューし、松竹のスター俳優、佐野周二や超名優の笠智衆、大女優、田中絹代らが顔をそろえた「還って来た男」という作品が1作目、特集でも録画しました。
しかし44年・・日本は戦中だったのです。2作目が「ニコニコ大会 追ひつ追はれつ」というタイトルで すごい題名!ニコニコ動画じゃ在るまいしセンス光るけど、コレは1946年 2年戦後のどたばたで空いちゃいました原作!!サトウ・ハチローって、すごい大物がかかわってたりもしてw

3本目が「お笑い週間 笑ふ宝船」でこれもなんだかすごいタイトル実は注目作はコレなんです。出演は 高峰三枝子 佐野周二 など

脚本があの野田高梧!小津作品で「東京物語」「晩春」「麦秋」など 巨匠・小津安二郎とコンビを組み多くの名作を産んだ大脚本家の野田高梧です。

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「お笑い週間 笑ふ宝船は」歌う大女優として歌う系映画でも活躍した高峰三枝子も出演し監督名は川島雄三ではなくて”梅川忠”名義となっている。コレはどうしてと思うけど戦中ということでこうなったのでしょう、戦争中の日本兵士たちを慰問、慰めるたま作られた突き抜けて明るい唄ありお芝居ありのミュージカル映画です。戦中に製作したけどお蔵入りになり戦後公開されたのです。


コレが面白い作品で当時の吉本興業(東京吉本)益田喜頓山茶花究などコンビを組み芸人として活躍し、俳優としても活躍した坊屋三郎や、河村黎吉坂本武などの戦前全盛の大名脇役、すととしてはドラマファンでもあるんで1960年代後半 に円谷プロが製作したの30分ドラマ「怪奇大作戦」にものちに出演する当時若手の2枚目俳優原保美や多くの巨匠監督作品で名作に大きく貢献した名女優の水戸光子などの出ていて見甲斐がたっぷり

時代劇や現代など時代も飛び越えた構成である本編は19分で最初は驚いた。みじかッ。


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2013/06/07 06:51 | 邦画の探求COMMENT(2)TRACKBACK(0)  

コメント

確かに観すぎは良くない。
でも日本映画チャネル始めスカパーは映画ファンにとっては
凄く魅了されますね!
たまには出掛けて、食事を楽しみながらの二人観で発散も必要ですよ(笑)

No:53 2013/07/04 21:53 | 完吾 #- URL [ 編集 ]

現時点ww

最近映画週2本ペースに制限しています。見すぎもよくないとおもうんです~昨日はとある古い時代劇(スカパー録画)を3日かけて見たんですがそれがすごい作品で今年上位に入りました(現時点)!来年紹介できるでしょうか('_')

No:47 2013/06/07 07:05 | すと思うこと #- URL編集 ]

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