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東京に現実に存在したカルチャーの発信地と題された伝説。

11月になりました10月の注目セレクトをしてみました。
ひさびさに洋画を取り上げます。映画視聴本数は10月映画本数52本到達し、ペースを減らしだして2ヶ月、あと数本で2013を閉じる予定です。

スカパーの衛星劇場では小さな映画館の特集をやっていました。衛星劇場は今ではスカパーだけではなくひかりTVやJ:COM、auひかり、CATVで視聴出来るようになっています。ミニシアターの思い出~シネ・ヴィヴァン・六本木~という映画館のドキュメンタリーを放送していました。初代支配人の苦労話は痛々しいエピソードもありながら楽しいw

ゴダール作品は一時的な興行的には失敗でしたが、そのカルトさやマニアックさから一部の絶大な指示を受けて固定客がついたらしくそれは長期に渡れば成功ともいえる。この部分には感銘しました。わたしなりな解釈に置き換えてみました。

(*ゴダールこと、ジャン=リュック・ゴダールとは、数名しかいない存命の世界的映画監督の巨匠であり、前衛・芸術な作品群のフランス映画・ヌーヴェルヴァーグの旗手。ヌーヴェルヴァーグというわかりやすくいうとヌーヴェルヴァーグ流派を作った監督なわけで、ものすごい人です。)

東京の六本木に存在したカルチャーの発信地と題された伝説のミニシアター。(1883~1999)衛星劇場では今までも名ミニシアター特集をしてきましたが、ヴィヴァン・六本木もヨーロッパ映画を日本に紹介する役割も担っていた。今回の企画にも貴重作も混じっているからファンたまらないプログラムでもあります。6ヶ月連続やるとかどんなラインナップになるのか楽しみでもあります。10月にも未だハイビジョン化していない貴重な作品も放送していました。
革命前夜  <HDリマスター版> [DVD]
革命前夜」から
ベルナルド・ベルトルッチ監督の「暗殺の森」(1970)製作、イタリア・フランス・西ドイツ
「暗殺の森」は超有名作でもあるのですでにハイビジョン化していますが、10月他の2本はスタンダード版で放送されていました。原版の良さを味わえます。
エリック・ロメール監督の「緑の光線」(1987)フランス
ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞&国際批評家賞を受賞したロメールの「喜劇と格言劇」シリーズ第5作目。
●エリック・ロメール監督の「レネットとミラベル 四つの冒険」(1987)フランス
同じくロメールの監督作でこれはレア作品。商品化は一応はされています。
あやしい。仲むつまじい二人の女子がなにしてる・・・
11月はというと2本。
エットーレ・スコラ監督の「特別な一日」(1977)イタリア・カナダ
ソフィア・ローレンマルチェロ・マストロヤンニ主演の有名作。レア作品だけではこの企画は成り立ちそうにないのでこういう有名作がなきゃならないみたいです。いつでも放送してるような作品が含まれてるので個人的には残念です。普通な映画ファンは見てるような作品です。
○エリック・ロメール「パリのランデブー」(1995)フランス
これまたロメールのレア作品。一応ソフト化もされていますが数は少ないようです。

エリック・ロメールが日本でも有名な監督ゆえ需要はあるものかと思われます。ロメール監督というのはゴダール作品ほどカルトではないのが受け入れやすそうではあります。2月までのラインナップはスケジュール出てるのでみてみましたが、ゴダールのレア作品は含まれていないような・・・ゴダール自身の拒否があるからか、はたしてどうなるやら、カルト作に期待します。
暗殺の森【完全版】【字幕ワイド版】 [VHS]
「暗殺の森」は、逢坂 剛の小説「暗殺者の森」とは無関係です。の、はず・・ん~~
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2013/11/01 17:21 | 洋画・探求COMMENT(1)TRACKBACK(0)  

コメント

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ミニシアター全盛期。今やそれさえも知らない人も存在しそう。

No:76 2013/11/07 23:51 | コンジン #- URL [ 編集 ]

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