討ち入り大成功。その道のりのは大俳優の大記録があり。
記録それは大俳優が”本当の大俳優で”大スターが”本当の大スター”であるのかを示す大変重要なものだと思います。
12月。今年も忠臣蔵映画が放送されます。新しい時代2013の”忠臣蔵の冬”が来ます。というか過ぎちゃいましたね。でも、東映チャンネルではやらない??やるにはやるんですが、千恵蔵ではないのです。
近年、地上波で忠臣蔵ドラマは放送されません。今年もBSやCSでは10本以上の映画やドラマが放送されています。
今年本当の超大俳優”片岡千恵蔵生誕110年”ということでチャンネルNEKOで11月に特集されました。チャンネルNEKOでは時代劇の巨匠稲垣浩監督の「宮本武蔵(総集編)」<1940>と単発主演作の代表作の一つで伊丹万作監督の「赤西蠣太」<1936> が放送されました。
「宮本武蔵(総集篇)」は、稲垣浩監督と千恵蔵の名コンビで製作された「宮本武蔵 第一部草分の人々第二部 栄達の門」「宮本武蔵 剣心一路」の2作3篇をまとめたものです。計9作で10編(日本映画史上歴代1位)も宮本武蔵を演じているわけで、他の演じ作も存在します。
東映チャンネルでは7、8月に”片岡千恵蔵生誕110年特集”と題して、東映に移籍後の作品がほんの一部放送されました。千恵蔵が9度目(日本映画史上歴代1位)の国定忠治を演じた東映オールスターキャストの「勢揃い関八州」<1962>4度目の清水の次郎長を演じた東映オールスターキャスト作品の「勢揃い東海道」<1963>名匠・内田吐夢と組んだ「妖刀物語 花の吉原百人斬り」<1960>や単発現代劇の代表作ひとつで、ギャングモノ「最後の顔役」<1963>などが放送されました。この作品で高倉健が出ていて、千恵蔵に次ぐ準主役で出演。ギャングモノやアクションモノで千恵蔵と共演しています。現代日本では消滅したよいジャンルである。ギャングモノというジャンルが、今見ると実に面白い。
わたしとしては、「宮本武蔵(総集編)」と「勢揃い関八州」と「勢揃い東海道」がハイビジョン化されたのがうれしい出来事でした。
片岡千恵蔵はシリーズモノだけで時代劇は、「万花地獄シリーズ」2年間で8作(1927~1929)「宮本武蔵」(1929~1956)27年間で9作で10編、「国定忠治」30年間で10作(1933~1963)、遠山金四郎主演作23年間で19作(1938~1961年)=(内「いれずみ判官(遠山金さん)シリーズ」は全18作)、新選組主演作9年間で7作(1952~1961)「大菩薩峠」主演作 6年で6作8度(1953~1959)、任侠清水港シリーズ(清水の次郎長)6年間で4作(1957~1963)などがあります(*かなり大まかですw)
現代劇は、多羅尾伴内(七つの顔の男)シリーズ(1946~1960)14年で11作、「金田一耕助シリーズ」9年間で8作(1947~1956)「にっぽんGメンシリーズ」3年間で3作(1948~1951)「地獄シリーズ」9年間で9作(1957~1964)。大まかなシリーズモノだけでこれだけあります。単発は含めていません。シリーズモノだけでも世界で、日本で、唯一代表作数が100を余裕で越します。そして、本題の忠臣蔵です。

片岡千恵蔵は1928年から1961年までサイレント映画~音声ありモノクロ~戦中~カラー作品までの変化に耐えつつ約33年18作23篇に渡り”忠臣蔵映画”に主演・出演しています。これはものすごいことです。(同じ演目的作品の日本歴代最長年数出演)(同じ演目的作品への最長年数出演に33年は、世界でも歴代1位!?)
作数・年数・タイトル・役名・主役
01-1928 忠魂義烈 実録忠臣蔵 ・服部一郎右衛門、萱野三平 主役大石=伊井蓉峰
02-1928 間者 ・間重次郎 主役吉良=市川小文治
03-1930 元録快挙 大忠臣蔵 天変の巻地動の巻 ・浅野内匠頭 主役大石=大河内伝次郎
04-1931 元禄十三年 ・岡部美濃守、その弟浪人岡部辰馬
05-1933 堀田隼人 ・堀田隼人、浅野内匠頭
06-1934 忠臣蔵 刃傷篇復讐篇 ・浅野内匠頭、岡野金右衛門 主役大石=大河内伝次郎
07-1937 浅野内匠頭 ・浅野内匠頭
08-1938 忠臣蔵 地の巻 ・浅野内匠頭、立花左近
09-1938 忠臣蔵 天の巻 ・浅野内匠頭、立花左近
10-1941 忠臣蔵 天の巻地の巻(総集編) ・浅野内匠頭、立花左近
11-1944 高田馬場前後・浅野内匠頭
12-1952 赤穂城 ・浅野内匠頭、大石内蔵之助
13-1952 続赤穂城 ・浅野内匠頭、大石内蔵之助
14-1953 初祝二刀流(高田馬場前後) ・浅野内匠頭
15-1953 女間者秘聞 赤穂浪士 ・大石内蔵之助
16-1956 赤穂浪士 天の巻地の巻 ・立花左近 準主役大石=市川右太衛門
17-1959 忠臣蔵 桜花の巻菊花の巻 ・大石内蔵助
18-1961 赤穂浪士(1961) ・大石内蔵助
資料ががあるだけでも、計18作23篇(総集は1編扱い)に出演主演準主演しています。
重要な解説や他は次回へつづく
特集の感想や要望。
わたしとしては、多羅尾伴内(七つの顔の男)シリーズの大映版シリーズ 1~4作目を放送してほしいです。5年くらい前に1度放送されたのですが、対応できませんでした。5~1作目は東映で東映チャンネルは東映作品だけなのでムリですが・・。単発では「天保人気男 妻恋坂の決闘」<1950>や「日輪」<1953>の両オールスターキャスト作品なども放送してほしいモノです。まだまだ放送されていない作品が多数あり”今年没後30年”を経過しても、非常に面白い超大俳優である。または、戦前・戦中の東映時代以前の作品は、空襲で消滅した主演作品が150近く存在します。
「二発目は地獄行きだぜ」<1960>は千恵蔵が主演、高倉健が準主役で、製作されたアクション作で、通称・地獄シリーズ4弾。高倉健とのコンビはこれと1959年の「地獄の底までつき合うぜ」が姉の姉妹作。現役ナンバーワンの高倉健も、千恵蔵の影響を受け、背中を見て育ちました。
2016・2追加・一部修正予定あり、リンクをご覧ください→映画4つの時代(サイレント~戦前音声付~戦中~戦後カラー作)で、ただ一人の大スター。
12月。今年も忠臣蔵映画が放送されます。新しい時代2013の”忠臣蔵の冬”が来ます。というか過ぎちゃいましたね。でも、東映チャンネルではやらない??やるにはやるんですが、千恵蔵ではないのです。
近年、地上波で忠臣蔵ドラマは放送されません。今年もBSやCSでは10本以上の映画やドラマが放送されています。
今年本当の超大俳優”片岡千恵蔵生誕110年”ということでチャンネルNEKOで11月に特集されました。チャンネルNEKOでは時代劇の巨匠稲垣浩監督の「宮本武蔵(総集編)」<1940>と単発主演作の代表作の一つで伊丹万作監督の「赤西蠣太」<1936> が放送されました。
「宮本武蔵(総集篇)」は、稲垣浩監督と千恵蔵の名コンビで製作された「宮本武蔵 第一部草分の人々第二部 栄達の門」「宮本武蔵 剣心一路」の2作3篇をまとめたものです。計9作で10編(日本映画史上歴代1位)も宮本武蔵を演じているわけで、他の演じ作も存在します。
東映チャンネルでは7、8月に”片岡千恵蔵生誕110年特集”と題して、東映に移籍後の作品がほんの一部放送されました。千恵蔵が9度目(日本映画史上歴代1位)の国定忠治を演じた東映オールスターキャストの「勢揃い関八州」<1962>4度目の清水の次郎長を演じた東映オールスターキャスト作品の「勢揃い東海道」<1963>名匠・内田吐夢と組んだ「妖刀物語 花の吉原百人斬り」<1960>や単発現代劇の代表作ひとつで、ギャングモノ「最後の顔役」<1963>などが放送されました。この作品で高倉健が出ていて、千恵蔵に次ぐ準主役で出演。ギャングモノやアクションモノで千恵蔵と共演しています。現代日本では消滅したよいジャンルである。ギャングモノというジャンルが、今見ると実に面白い。
わたしとしては、「宮本武蔵(総集編)」と「勢揃い関八州」と「勢揃い東海道」がハイビジョン化されたのがうれしい出来事でした。
片岡千恵蔵はシリーズモノだけで時代劇は、「万花地獄シリーズ」2年間で8作(1927~1929)「宮本武蔵」(1929~1956)27年間で9作で10編、「国定忠治」30年間で10作(1933~1963)、遠山金四郎主演作23年間で19作(1938~1961年)=(内「いれずみ判官(遠山金さん)シリーズ」は全18作)、新選組主演作9年間で7作(1952~1961)「大菩薩峠」主演作 6年で6作8度(1953~1959)、任侠清水港シリーズ(清水の次郎長)6年間で4作(1957~1963)などがあります(*かなり大まかですw)
現代劇は、多羅尾伴内(七つの顔の男)シリーズ(1946~1960)14年で11作、「金田一耕助シリーズ」9年間で8作(1947~1956)「にっぽんGメンシリーズ」3年間で3作(1948~1951)「地獄シリーズ」9年間で9作(1957~1964)。大まかなシリーズモノだけでこれだけあります。単発は含めていません。シリーズモノだけでも世界で、日本で、唯一代表作数が100を余裕で越します。そして、本題の忠臣蔵です。

片岡千恵蔵は1928年から1961年までサイレント映画~音声ありモノクロ~戦中~カラー作品までの変化に耐えつつ約33年18作23篇に渡り”忠臣蔵映画”に主演・出演しています。これはものすごいことです。(同じ演目的作品の日本歴代最長年数出演)(同じ演目的作品への最長年数出演に33年は、世界でも歴代1位!?)
作数・年数・タイトル・役名・主役
01-1928 忠魂義烈 実録忠臣蔵 ・服部一郎右衛門、萱野三平 主役大石=伊井蓉峰
02-1928 間者 ・間重次郎 主役吉良=市川小文治
03-1930 元録快挙 大忠臣蔵 天変の巻地動の巻 ・浅野内匠頭 主役大石=大河内伝次郎
04-1931 元禄十三年 ・岡部美濃守、その弟浪人岡部辰馬
05-1933 堀田隼人 ・堀田隼人、浅野内匠頭
06-1934 忠臣蔵 刃傷篇復讐篇 ・浅野内匠頭、岡野金右衛門 主役大石=大河内伝次郎
07-1937 浅野内匠頭 ・浅野内匠頭
08-1938 忠臣蔵 地の巻 ・浅野内匠頭、立花左近
09-1938 忠臣蔵 天の巻 ・浅野内匠頭、立花左近
10-1941 忠臣蔵 天の巻地の巻(総集編) ・浅野内匠頭、立花左近
11-1944 高田馬場前後・浅野内匠頭
12-1952 赤穂城 ・浅野内匠頭、大石内蔵之助
13-1952 続赤穂城 ・浅野内匠頭、大石内蔵之助
14-1953 初祝二刀流(高田馬場前後) ・浅野内匠頭
15-1953 女間者秘聞 赤穂浪士 ・大石内蔵之助
16-1956 赤穂浪士 天の巻地の巻 ・立花左近 準主役大石=市川右太衛門
17-1959 忠臣蔵 桜花の巻菊花の巻 ・大石内蔵助
18-1961 赤穂浪士(1961) ・大石内蔵助
資料ががあるだけでも、計18作23篇(総集は1編扱い)に出演主演準主演しています。
重要な解説や他は次回へつづく
特集の感想や要望。
わたしとしては、多羅尾伴内(七つの顔の男)シリーズの大映版シリーズ 1~4作目を放送してほしいです。5年くらい前に1度放送されたのですが、対応できませんでした。5~1作目は東映で東映チャンネルは東映作品だけなのでムリですが・・。単発では「天保人気男 妻恋坂の決闘」<1950>や「日輪」<1953>の両オールスターキャスト作品なども放送してほしいモノです。まだまだ放送されていない作品が多数あり”今年没後30年”を経過しても、非常に面白い超大俳優である。または、戦前・戦中の東映時代以前の作品は、空襲で消滅した主演作品が150近く存在します。

2016・2追加・一部修正予定あり、リンクをご覧ください→映画4つの時代(サイレント~戦前音声付~戦中~戦後カラー作)で、ただ一人の大スター。
- 関連記事
-
- わたしたち真の映画ファンの視界から、姿を消した彼の虚像
- 真の魂が宿った「稀代の銀幕男」は決して、死なない
- 石原裕次郎と某歴代トップ俳優の”差”は転変地異ほど超絶激しい。
- 石原裕次郎VS三船敏郎。大スターじゃない嘘はあっちだ!!
- 歴代俳優の宮本武蔵の影に、三船敏郎の意外な履歴真実
- 本物の超大俳優の歴代1位記録!!30つの真実。
- 映画4つの時代(サイレント~戦前音声付~戦中~戦後カラー作)で、ただ一人の大スター。
- 討ち入り大成功。その道のりのは大俳優の大記録があり。
- 「近藤勇が現代によみがえる」大俳優はそれも背負い続けた。
- 大スターが初監督のお祝いに贈った”天変地異級”プレゼント✰
- 超大スター市川雷蔵がフィナーレを迎えるときに起こる別世界
- ギネス記録を持ち今も隠蔽されてる超大俳優の真実
- これも俳優的に偉大な大記録!!
- 貴重なロングインタビューの真相(映画筆雑談)
- 死を意識させる死相俳優に変貌する前のあなた
2013/12/16 17:49 | 超大物俳優 | COMMENT(3) | TRACKBACK(0)
コメント
いくつかの修正点を見つけましたので、いずれ修正のリンクを張ります。そのまま直してしまえばよいのですが、説明の部分もありますのでそのときをお待ちください。
No:123 2016/02/27 17:17 | 映画愛子より #- URL [ 編集 ]
やっちゃった部分修正いたしました。まだまだいたりません。
確認したら国定忠治は9作ではなく、10作です。宮本武蔵ももしかしたら10かもしれない?
No:81 2013/12/21 00:30 | 修正 #- URL [ 編集 ]
subject大スケール内容になりました。計3時間くらいかかりました。応援よろしくお願いします
No:80 2013/12/16 20:05 | 疲れました。 #- URL [ 編集 ]
コメントの投稿この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)