世界を貫く男たち、命をかけて駆け抜けた名軍将からの招待状
前回の➀~⑮の中でオールスターキャスト作品が2つあります。
東宝オールスターキャスト
「ハワイ・ミッドウェイ大海空戦」の空戦映画
夏木陽介 佐藤允 瀬木俊一
鶴田浩二 三船敏郎 上原謙 志村喬 池部良 宝田明
小林桂樹 三橋達也 加東大介 三益愛子 榎本健一
藤田進 河津清三郎 小杉義男 伊藤久哉
東映時代劇オールスターほどは、代表作が主演である俳優は少ないものの、代表作10以上の俳優が10名以上。いやー現代劇では歴代レベルで、すごいメンバーです。夏木陽介 佐藤允 瀬木俊一の当時若手メインで、ものすごい俳優人が脇を固める。瀬木俊一は当時東宝が売り出していた若手俳優ですが、夏木陽介、佐藤允ほどは、名は残しませんでした。キャストだけでも見たくなる作品。
前回記事「散る 美学”戦火を駆け抜けた英雄たちと製作者たち」へのリンク
「新東宝オールスターキャスト」の空戦映画
「軍神山本元帥と連合艦隊」
佐分利信 高田稔 高島忠夫 若山富三郎 宇津井健 藤田進
天知茂 丹波哲郎 阿部九州男 田崎潤 江川宇礼雄
東宝オールスターキャストには全然かなわないのですが、新東宝らしいキャストが顔を連ねています。まさに面白い異色な顔合わせです。映画的に2番手スターが多めです。佐分利信以外は新東宝らしいキャストです。東当時5社協定があるため、他社からのゲストが主演と言うのも面白いです。異色なキャストの共演だけでも楽しめる作品。知らない人のために、阿部九州男や江川宇礼雄は戦前に主演でも活躍した時代劇メインのスターです。特に阿部九州男と言う俳優は戦後からは、東映の全盛期の時代劇にも数多くの助演で活躍しました。東映のTOP・片岡千恵蔵や市川右太衛門などの主演作の脇役です。
今回放送しないものは、
「太平洋奇跡の作戦 キスカ」1965年
三船敏郎 山村聡 志村喬 監督・丸山誠治 円谷英二
「日本海大海戦」 1969年
三船敏郎 加山雄三 仲代達矢 監督・丸山誠治 円谷英二
「激動の昭和史 軍閥」 1970 東宝
三船敏郎 加山雄三 小林桂樹
「軍神山本元帥と連合艦隊」 1956年 新東宝
佐分利信 高島忠夫 若山富三郎 志村敏夫
「ミッドウェイ」 (原題・Midway)1976年 アメリカ
ジャック・スマイト チャールトン・ヘストン 三船敏郎
これも一部ですが☝などがあります。
「激動の昭和史 軍閥」は同チャンネルの別企画で放送されました。
「三船敏郎の山本五十六」
1「連合艦隊指令長官 山本五十六」 1968年
2「激動の昭和史 軍閥」 1970年
3「ミッドウェイ」 原題・Midway アメリカ 1976年
山本五十六は、現代劇と時代劇半々に活躍した大俳優三船敏郎の当たり役と言えると思われます。三船敏郎といえば当たり役。たとえば片岡千恵蔵の宮本武蔵など多数の、役そのものよりは、”侍の浪人”という具体的ではない”総称の役”イメージが強い不思議な俳優でもありますが、山本五十六を3作は三船の他にはいません。洋画への出演があると三船はやはりすごいと思いますが、洋画に出れたのも黒澤有きでの果実ではありますが、荒々しい役がお家芸だったので時代劇と並び、戦争&空戦映画にももってこいな俳優だったのです。時代劇のイメージが強いのはただの、マスコミのでっちあげにも近い宣伝によるモノです。三船敏郎も宮本武蔵を3作で演じてでいますが長期の当たり役はないのです。片岡千恵蔵は9作。
新東宝のオールキャスト的な「軍神山本元帥と連合艦隊」では、松竹の大スターで大俳優の佐分利信が山本五十六を演じてるのには驚きました。正直知りませんでした、まだまだ未熟モノです^^
三船敏郎の東郷平八郎は2度
「日本海大海戦」 1969年
「日本海大海戦 海ゆかば」 1983年
音楽大進軍(東宝1943年)という作品が渡辺邦男監督であります。渡辺邦男といえば時代劇の巨匠ですが、現代劇作品も多く残しています。当時は戦争中、監督も会社も俳優も国を応援しなければなりませんでした。悲しいことですが、止まらない暴走列車のごとく、他の国にながされ日本も戦争というご時世だったのです。
特撮が(特殊技術)円谷英二なんです。渡辺邦男×円谷英二。異色!!この作品は東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品らしく貴重な資料の一面もある作品のようです。音楽大進軍では、違和感のない特撮技術を作中で機能させているようで、のちのゴジラや空戦もの作品のようないかにもわかりやすい特撮があるではないのです。あくまで飾りとして少しの特撮。のちに大きめに特撮が使われる作品が作られるようになるのです。
俳優も豪華で長谷川一夫 古川緑波 岡譲二 岸井明 高峰秀子 渡辺篤 中村メイ子 (現・コ)などが出ています。オールスターに近いキャストといえます。時代劇の大俳優・長谷川一夫もちょっとだけ現代劇に出ていました。このころ中村メイ子はもちろん名子役です。日本芸能界の元祖名子役とも言える人です。
ちなみに音楽は大作曲家の服部良一というお墨付きです。
東宝オールスターキャスト
「ハワイ・ミッドウェイ大海空戦」の空戦映画
夏木陽介 佐藤允 瀬木俊一
鶴田浩二 三船敏郎 上原謙 志村喬 池部良 宝田明
小林桂樹 三橋達也 加東大介 三益愛子 榎本健一
藤田進 河津清三郎 小杉義男 伊藤久哉
東映時代劇オールスターほどは、代表作が主演である俳優は少ないものの、代表作10以上の俳優が10名以上。いやー現代劇では歴代レベルで、すごいメンバーです。夏木陽介 佐藤允 瀬木俊一の当時若手メインで、ものすごい俳優人が脇を固める。瀬木俊一は当時東宝が売り出していた若手俳優ですが、夏木陽介、佐藤允ほどは、名は残しませんでした。キャストだけでも見たくなる作品。
前回記事「散る 美学”戦火を駆け抜けた英雄たちと製作者たち」へのリンク
「新東宝オールスターキャスト」の空戦映画
「軍神山本元帥と連合艦隊」
佐分利信 高田稔 高島忠夫 若山富三郎 宇津井健 藤田進
天知茂 丹波哲郎 阿部九州男 田崎潤 江川宇礼雄
東宝オールスターキャストには全然かなわないのですが、新東宝らしいキャストが顔を連ねています。まさに面白い異色な顔合わせです。映画的に2番手スターが多めです。佐分利信以外は新東宝らしいキャストです。東当時5社協定があるため、他社からのゲストが主演と言うのも面白いです。異色なキャストの共演だけでも楽しめる作品。知らない人のために、阿部九州男や江川宇礼雄は戦前に主演でも活躍した時代劇メインのスターです。特に阿部九州男と言う俳優は戦後からは、東映の全盛期の時代劇にも数多くの助演で活躍しました。東映のTOP・片岡千恵蔵や市川右太衛門などの主演作の脇役です。
今回放送しないものは、
「太平洋奇跡の作戦 キスカ」1965年
三船敏郎 山村聡 志村喬 監督・丸山誠治 円谷英二
「日本海大海戦」 1969年
三船敏郎 加山雄三 仲代達矢 監督・丸山誠治 円谷英二
「激動の昭和史 軍閥」 1970 東宝
三船敏郎 加山雄三 小林桂樹
「軍神山本元帥と連合艦隊」 1956年 新東宝
佐分利信 高島忠夫 若山富三郎 志村敏夫
「ミッドウェイ」 (原題・Midway)1976年 アメリカ
ジャック・スマイト チャールトン・ヘストン 三船敏郎
これも一部ですが☝などがあります。
「激動の昭和史 軍閥」は同チャンネルの別企画で放送されました。
「三船敏郎の山本五十六」
1「連合艦隊指令長官 山本五十六」 1968年
2「激動の昭和史 軍閥」 1970年
3「ミッドウェイ」 原題・Midway アメリカ 1976年
山本五十六は、現代劇と時代劇半々に活躍した大俳優三船敏郎の当たり役と言えると思われます。三船敏郎といえば当たり役。たとえば片岡千恵蔵の宮本武蔵など多数の、役そのものよりは、”侍の浪人”という具体的ではない”総称の役”イメージが強い不思議な俳優でもありますが、山本五十六を3作は三船の他にはいません。洋画への出演があると三船はやはりすごいと思いますが、洋画に出れたのも黒澤有きでの果実ではありますが、荒々しい役がお家芸だったので時代劇と並び、戦争&空戦映画にももってこいな俳優だったのです。時代劇のイメージが強いのはただの、マスコミのでっちあげにも近い宣伝によるモノです。三船敏郎も宮本武蔵を3作で演じてでいますが長期の当たり役はないのです。片岡千恵蔵は9作。
新東宝のオールキャスト的な「軍神山本元帥と連合艦隊」では、松竹の大スターで大俳優の佐分利信が山本五十六を演じてるのには驚きました。正直知りませんでした、まだまだ未熟モノです^^
三船敏郎の東郷平八郎は2度
「日本海大海戦」 1969年
「日本海大海戦 海ゆかば」 1983年
音楽大進軍(東宝1943年)という作品が渡辺邦男監督であります。渡辺邦男といえば時代劇の巨匠ですが、現代劇作品も多く残しています。当時は戦争中、監督も会社も俳優も国を応援しなければなりませんでした。悲しいことですが、止まらない暴走列車のごとく、他の国にながされ日本も戦争というご時世だったのです。
特撮が(特殊技術)円谷英二なんです。渡辺邦男×円谷英二。異色!!この作品は東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品らしく貴重な資料の一面もある作品のようです。音楽大進軍では、違和感のない特撮技術を作中で機能させているようで、のちのゴジラや空戦もの作品のようないかにもわかりやすい特撮があるではないのです。あくまで飾りとして少しの特撮。のちに大きめに特撮が使われる作品が作られるようになるのです。
俳優も豪華で長谷川一夫 古川緑波 岡譲二 岸井明 高峰秀子 渡辺篤 中村メイ子 (現・コ)などが出ています。オールスターに近いキャストといえます。時代劇の大俳優・長谷川一夫もちょっとだけ現代劇に出ていました。このころ中村メイ子はもちろん名子役です。日本芸能界の元祖名子役とも言える人です。
ちなみに音楽は大作曲家の服部良一というお墨付きです。
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2014/01/11 23:19 | 邦画の探求 | COMMENT(1) | TRACKBACK(0)
コメント
見やすいようにいくつか追加や修正しました。
No:85 2014/01/16 23:27 | 追===修 #- URL [ 編集 ]
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