革命児!映画や国鏡やジャンル問わずに時代をうごめいた名匠

日本歴代上位に来る渡り鳥の監督であることは間違いないです。1950~60年代に活躍した名監督の川島雄三なども多くの会社で監督していましたが、海外はありませんでしたし、破天荒=渡り鳥は、多彩な監督作がある=破天荒という定義付けて前回は書いてみました。前回のTHE/破天荒&渡り鳥男今の日本映画では当たり前のことですが、当時は5社協定なるものもあったりして監督のその会社の専属も多くいました。巨匠などはフリーで監督してる人もいました。戦後すでに巨匠であった伊藤大輔マキノ雅弘などの時代劇メインの監督はその代表です。

井上梅次監督が海外で活躍していたことは、前回の記事のでも書きましたが、香港の映画会社のショウ・ブラザーズは簡単に書くと、レスリー・チャンジェット・リーアンディ・ラウマギー・チャン、日本でも活動している金城武などを輩出しています。

監督・井上梅次といえば、個人的にはいわゆるギャングモノ映画の印象も強いです。東映ののちの現代劇(任侠モノ路線1960年代~70年代前半)へもこの人の影響も少なからずあると思います。さらに深い話になりそうだからやめときますが、6月の命日がある大スター鶴田浩二の主演映画を東映で数本監督しています。鶴田浩二の主演の通称シリーズである”暗黒街シリーズ”に該当する「暗黒街最後の日」(1962)<鶴田浩二 高倉健 三國連太郎 梅宮辰夫 丹波哲郎 南廣 佐久間良子 久保菜穂子など>で、鶴田浩二主演の東映現代劇のオールスター作品でもあり、井上梅次の代表作の一つといえるでしょう。DVD版はまだハイビジョン版ではありません。
最近にスカパーでハイビジョン版を録画しました。井上梅次は時代劇もやってて、がらっと変わりアイドル映画もやってたり、1970~80年代にはちょくちょくだけドラマも監督していました。大まかには、田宮二郎二谷英明の「白いシリーズ」や「必殺シリーズ」や天知茂の「明智小五郎・江戸川乱歩の美女シリーズ」も監督参加しています。特に、「明智小五郎・江戸川乱歩の美女シリーズ」は1作目から監督だけではなくシナリオにも関わり、ドラマの代表作と言えるでしょう。前回にも書いた舛田利雄監督でさえ多彩なのですがそれを数段上をゆく多彩さが、井上梅次にはありました。ちなみに海外作はありませんが市川崑も多彩です。
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2014/07/01 22:07 | 巨匠COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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