佐々木昭一郎と吉田喜重「多数ある共通点の謎」(1)


佐々木昭一郎吉田喜重「多数ある共通点の謎」(1)ということで記事を書いています。

佐々木昭一郎という人物、日本のテレビドラマにおいて大きな痕跡を残した人物ですが、とある日本映画群の多大な影響を受けているのではないでしょうか。今回はドラマブログと映画ブログのコラボレーション公開をしています。こちらがドラマブログです。(大きな痕跡を残した人物などの部分はリンクで飛べます)⇒「NHKを”はらわた”からぶち壊した偉大なるテレビドラマディレクター”佐々木昭一郎”の肖像

日本の映画界に多大な足跡を残した伝説の映画会社であるATGエーティージーと読む)(ATGは日本アート・シアター・ギルドの略称)の作風とつながる部分があります。1960年代前半から1980年代半ばまで独創性にあふれたアンダーグラウンドで斬新な作品を数多く残し、名作や秀作も多くあります。

映画で1950年代から1980年代前半までをピークに活躍し、トータルで150作以上映画に出演している大女優の岡田茉莉子(わかりやすくいうと吉永小百合よりも約40本も映画にメインで出演)の夫、映画監督の吉田喜重(よししげ・きじゅうとも読まれる)は松竹を1960年代中盤に飛び出してからATGで代表作の数本を残しています。他のは大島渚篠田正浩寺山修司新藤兼人中川信夫など多数。特に吉田喜重の松竹時代の作風からATG時代の(1962~1971付近)影響を受けているのではないかとドラ的には考えてしまうのです。佐々木昭一郎がドラマで賞を受賞したのは1969年の「マザー」というテレビドラマデビュー作。吉田喜重の監督としてのピークとも重なります。
佐々木昭一郎作品の中でも数少ない商品化作品である。

吉田監督は詩的で前衛的な作風を得意にした映画監督の姿を持ちます。デビュー当時は本人らしさは薄いものの初期の代表作「秋津温泉」(1962)以降、前衛的な部分を押し出した作品を多く残しています。佐々木監督は全編を詩的な展開や雰囲気で包んでいます。二人の作品はドラマと映画でありながら、部分的に似てるところがあるのです。吉田喜重は対話劇調な特徴を持ち、時折に詩的な展開や雰囲気を取り入れていいます。しかしセリフは全然違います。吉田喜重は前衛的や刺激的であったり、意味深過ぎるセリフを時折、織り交ぜているからです。対照的に佐々木監督はセリフなども詩的な方向を貫いています。つまり部分的には似ている部分があるのです。数多くの映画監督を作品を通して知っていますが、部分的にであれ共通点があることに、吉田喜重作品や佐々木昭一郎作品を理解したときは驚きでした。

内容は下のリンクのドラマブログではドラマをメインに今回の記事の関連を書いています。ドラマブログは(リンクで飛べます)⇒「NHKを”はらわた”からぶち壊した偉大なるテレビドラマディレクター”佐々木昭一郎”の肖像
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2014/11/17 21:08 | 邦画の探求COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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