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大物で大ベテランの少女役の女性声優と日本アニメーションとの驚愕リンク


今や声優の地位は異常に向上し、テレビや映画で俳優として出演している実写の演技者よりも人気があるところもあります。数多くの代表作を持つ方々が地位の向上の土壌を作り上げたのです。先人の力は偉大なり、今の声優の地位の向上もこうした”土壌を形成に尽力を果たした人たちのたまもの”なのです。

前回の記事→日本アニメーションの40周年を祝うために歴代時代劇スターやナンバーワン声優とあらいぐまラスカルが参戦

「マジンガーZ」「キャンディ・キャンディ」「ドカベン」「キン肉マン」「ガラスの仮面(1984年版)」「めぞん一刻」などの出演した大ベテランの女性声優の痕跡と日本アニメーションのカンケイ


世界名作劇場のテレビアニメ「南の虹のルーシー」は家族や移民の要素を描いています。イギリスから南オーストラリアへの移住時代の家族の3姉妹を軸に描いています。3姉妹のなかでも三女であるルーシーが中心です。現在はほとんど活動はしていませんが、女性声優の松島みのりがルーシーを演じて、3姉妹の目線も取り入れて英がいています。3姉妹のなかで幼いキャラクターをベテラン声優が演じており、当時はこういうことが多くありました。アニメでは幼い役が一番に演技力を問われることがあります。

松島みのり”は主な代表作に、1966年「どろろ」では手塚治虫の原作の主人公の少年・どろろ役、1972年からの「マジンガーZ」ではヒロインである2代目の少女・弓さやか、1974年「てんとう虫の歌」の主人公の少女の通称・ひよ役、1976年の視聴率的にも大ヒットした「キャンディ・キャンディ」の主人公の少女の愛称・キャンディ、1976年からの「ドカベン」の山田太郎の妹の少女・山田サチ子、

1982年の「南の虹のルーシー」の主人公の少女で愛称・ルーシー、1983年から1992年まで「キン肉マン」シリーズでは愛称・ミートくん、「ガラスの仮面(1984年版)」では北島マヤのライバルの少女の初代・姫川亜弓、1986年からの「めぞん一刻」の音無響子の母親の千草律子など多数の代表作がある大ベテランの女性声優です。で「キン肉マン」シリーズでは愛称・ミートくんは少年ですが、特に少女役が得意という印象はあります。「めぞん一刻」の音無響子の母親役も演じるなど、有名作で大人の女性も演じていて、幅広い代表作があります。ちなみにここの全部を再放送で観ています。



少女役を得意とした名声優・松島みのり日本アニメーションの制作によるテレビアニメの代表作


松島みのりといえば、大ヒット作の「キャンディ・キャンディ」や「ドカベン」の名キャラクターも大きいですが、個人的には目線をそらして、「てんとう虫の歌」が個人的には印象の残ります。この作品は貧乏ながらもひたむきに生きていく兄弟姉妹の話でもあり、兄弟姉妹の元気なマスコット的な存在であり、主人公として描かれているのが、松島みのりが演じる劇中の愛称・ひよです。幼女で健全なパンツ丸出しのシーンなど、違和感なくやっています。

松島みのりが出演した”日本アニメーションの制作によるテレビアニメ”の代表作>
・1974年~1976年 「てんとう虫の歌」 主人公・通称・ひよ
・1976年 「キャンディ・キャンディ」 主人公・愛称・キャンディ
・1976年~1979年 「ドカベン」 脇役・山田太郎の妹の山田サチ子
・1982年 「南の虹のルーシー」 主人公・愛称・ルーシー

てんとう虫の歌」のエンディングテーマ曲が2曲あり、その一方は松島みのりがサチ役で歌う「ひよこでしゅら」は今で言うキャラクターソングの名曲でした。正確には歌はアニソンの女王といわれる実積を持つ堀江美都子であり、松島みのりはセリフとなっています。観たのが10年以上前なんですが、この歌やセリフは未だに印象に残ります。

キャンディ・キャンディ」も堀江美都子が主題歌を担当して100万枚以上のセールスを記録しています。「てんとう虫の歌」のエンディングテーマ曲「ひよこでしゅら」の作曲は数多くの代表作を持ち、現在も存命のアニメやドラマの名作曲&名劇中曲で知られる菊池俊輔です。個人的には、「ドラゴンボール」や「ドラゴンボールZ」、昭和の国民的人気があったころの「仮面ライダーシリーズ」など数多くあります。



日本アニメーションの全体に戻ります。松島みのりも出演している「ドカベン」は1976~1979年まで169話が放送され、「野球狂の詩」(1977)は1時間枠で半年にわたって放送され、アニメとして野球ファンが観ても面白い内容を実現させていました。個人としては10年ほど前に録画した内容も残っていますが、現代に見ても新鮮で面白い内容です。

「巨人の星」などでは描かれていない、ゲーム展開の細かい熱い駆け引きや各登場キャラクターたちの心境なども時間をかけて描かれ、スポーツアニメというジャンルの確立に別な視点を与えることに成功しています。また、野球に関する雑学やウンチクも数多く詰まっています。愛子もCS放送の再放送で見ていますが、再びの再放送が待たれるところです。世界名作劇場では最近は放送されていない「南の虹のルーシー」と「ピーターパンの冒険」を再放送してほしいところです。
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2016/03/18 18:23 | アニメ・探求COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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