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文化勲章作家の大佛次郞の映画180本日本魂と祝松竹映画100年のアラカン×ひばりの奇跡のコラボレーション






文化勲章作家の大佛次郞の映画180本日本魂と祝松竹映画100年のアラカン×ひばりの奇跡のコラボレーション





前回からがらりと変えて、今回は政治的な方向はほぼ避けていきます。




1920年代中盤から頭角を現してきた大河内傳次郎、阪東妻三郎を最初として、1930年代から全盛の時代劇六大スターが登場し、国民的映画スター第一号の尾上松之助の急死の出来事から急転、映画スター上位の急激な若返りの循環が生まれてきます。これは同時に時代劇六大スターによる、日本魂を表現する事実上の時代劇映画の形成と、定着と最大の黄金期につながります。



前々回の両手に歴代記念碑 伝説の日本映画初俳優と初時代劇俳優の嵐璃徳 サイレント二大スター凌駕真相でも少し触れていますが、この流れをさらに広げていきます。





大河内傳次郎 阪東妻三郎 時代劇六大スター 国民的映画スター第一号 尾上松之助







日本人の魂に問う1世紀伝説 『女人地獄』と嵐寛寿郎鞍馬天狗の重要性







2020年から96年前の約1世紀前の、1924年の鞍馬天狗の映画化1作目の『女人地獄』は非常に重要な作品です。これは日本映画そのものの歴史にも意味がある作品です。

のちの嵐寛寿郎鞍馬天狗や現代の映画やアニメドラマ、ゲームなどの日本のコンテンツのシリーズ路線に大きな影響を与えることになる、日本の映像作品としても記念すべき1本だからです。だからこそ、こだわるべき部分だと考えています。


この鞍馬天狗題材以前も尾上松之助を中心に忠臣蔵や忍術映画、水戸黄門の10作以上の題材も多くありましたが、原作者が固定や一人の俳優の主演の正式なシリーズの10本以上は、嵐寛寿郎ことアラカンの鞍馬天狗の45本ほど(1927~1957)が最初でした。これにつながる時代小説の歴代上位の大家の大佛次郞(おさらぎじろう、別表記=大仏次郎)原作の鞍馬天狗の映像化1作目の『女人地獄』です。マスコミは取り上げませんが、大佛次郞の原作の映画は通産200本ほど作られ日本でも世界でも歴代上位です。




女人地獄 大佛次郞 大仏次郎 時代小説 嵐寛寿郎






テレビが伝えない大評価 真の文化勲章受賞作家の大佛次郞とその映画







大佛次郞(大仏次郎)は、1964年に文化勲章受賞、最近の文化勲章を貰う人物は某テレビ脚本はなどもちろん一定の評価はできますが善否あり、総合力の質が落ちていると考えていますが、これと異なり、日本の文化の魂とその概念に大きく貢献した彼は、テレビではなく映画でもあり、大衆的な支持はもちろん、真に日本の文化へ貢献している人物です。


大佛次郞とその映画について少し取り上げたいと思います。彼は時代小説の大家としてだけでなく、映画界の黄金期やその総明期も含めて、映画産業のそのものに多大な貢献をしています。映画化作品の本数は180本以上、これは外国を含めてもや世界歴代上位、題材も実に多彩ですが、現代はほぼマスコミが取り上げていない部分です。




嵐寛寿郎の鞍馬天狗シリーズは45本弱では数千万人を動員していると考えられます。1本100万人だとしても4500万人ほどになりますが、最低でも3000万人以上とも考えられます。日本映画の戦前から戦後に掛けての題材を含まない正式な単独主演の映画シリーズでは、大河内傳次郎(新字=大河内伝次郎)の丹下左膳が2位だったと考えられていますが、本数が3倍ほど違うことからも、最低でも1000万人ほどのかなりの差はあったといっていいでしょう。




大佛次郎記念館

神奈川にある大佛次郎記念館です。




誕生!鞍馬天狗みんなのHEROできるまで 展示解説(第一章)


ここでは鞍馬天狗だけですが、鞍馬天狗以外にも多くの代表作があります。




文化勲章 鞍馬天狗シリーズ 文化勲章 大河内伝次郎 丹下左膳

大佛次郎記念館





大佛次郞の映画は観客動員ベスト10ベスト4の現代劇2本







大佛次郞の映画は戦後の観客動員ベスト10において、4本が年間上位にランクイン、しかも、その4本の全てが年間ベスト5入りを記録して、通算4本を数えます。まさに国民作家とも言われた吉川英治(1960年に文化勲章)などと歴代上位を競い合う、歴代上位の国民的な作家、時代小説家の一人ですが、大佛は現代ものでも成功しています。



1950年の1位『宗方姉妹』は戦後の時点で巨匠の小津安二郎が松竹から出向し、田中絹代と高峰秀子の国民的2大女優が演じる姉妹に松竹上位の男性スターの上原謙の相手役が絡む文芸作品です。新東宝で唯一つの監督をした秀作で観客動員的にも成功を収めました。のちに石原裕次郎や小林旭など多くの俳優を発掘する、児井英生が日活へ移籍する前のプロデューサーを手掛けた上位の代表作です。


同年の5位『帰郷』は松竹映画、のちの5000万人以上を動員した「君の名は3部作」の名匠の大庭秀雄が監督を務め、名優同士の佐分利信や木暮実千代が主要の現代劇です。1950年の『宗方姉妹』も『帰郷』、どちらも数百万人級の観客動員です。戦後直後の流れも大きく、映画館の館数が少ないことが非常に大きく、1位でもそんなに多くの観客は動員していません。





国民作家 吉川英治


宗方姉妹 小津安二郎 田中絹代 高峰秀子 国民的2大女優 新東宝 石原裕次郎 小林旭 上原謙 児井英生 

帰郷 君の名は 大庭秀雄 佐分利信 木暮実千代






大佛次郞の時代劇映画の1000万人2本や観客動員ベスト10の4本の現在以上の価値





現在上映中の「鬼滅の刃」の劇場版は、報道、ニュースの多数の広告や上映館数と館ごとの1日の回数が異常に多いため、観客動員は茶番的に非常に伸びやすい現実です。他の強豪のライバルが少ないことも伸びやすい理由です。


またテレビシリーズとテレビで広告がこの2年ほどで何度も打たれており、話題性は作られており、数字ほどは評価できません。たとえこの2本が動員数が数分の一でも現代よりも名作や巨匠や名匠、映画スターが数十名存在する時期のため、1950年にこれだけ観客を呼んだことのほうが断然凄いかもしれません。1950(昭和25年)当時の人口は83,199,637(2018年は126,443,180、1億2600万人強)とあります。人口は2020年よりも4000万人以上も少ない8300万人強です。




1955年の1位の『赤穂浪士 天の巻・地の巻』は東映の単発の最大の観客動員の映画だと考えられています。この映画は助演ではありますが、千恵蔵の忠臣蔵映画通産30本近くで、7000万人以上動員のこの題材にも含まれます。東映の単発の最大の観客動員ですが、東映のみの連作だと片岡千恵蔵の次郎長4本の6000万人ほどです、『赤穂浪士 天の巻・地の巻』は翌年の1956年の年間1位の千恵蔵の次郎長映画1本目(任侠清水港)と僅差だと考えられますが、前者ののほうが単発としての観客動員は上だと考えられます。2000万人ほどの観客動員を記録しました。


赤穂浪士 天の巻・地の巻』(赤穂浪士 天の巻 地の巻)は大石内蔵助の市川右太衛門、事実上2番手の役柄の立花左近の片岡千恵蔵、吉良上野介の月形龍之介、小山田庄左衛門の中村錦之助、浅野内匠頭の東千代之介、堀田隼人の大友柳太朗、千坂兵部の小杉勇など、監督は東映ナンバーワン監督、東映の1位や日本映画の黄金期を牽引した娯楽の大巨匠の松田定次、脚本は長編監督40以上で、長編脚本210を記録した世界的な新藤兼人、


さらに日本を代表する時代劇系俳優が総勢60名を越す名優が一同に出演した東映映画です。映画1本に名優60名以上は日本映画史上で上位、個人的にする限りでは2、3位だと確認しています。1位はぶっちぎりで、片岡千恵蔵主演の同東映映画の1958年『忠臣蔵 桜花の巻 菊花の巻』の100名ほど、確認では105名ほどで、日本と世界ナンバーワンです。



鬼滅の刃 赤穂浪士 天の巻・地の巻 千恵蔵の忠臣蔵映画 片岡千恵蔵 任侠清水港 千恵蔵の次郎長映画

大石内蔵助 市川右太衛門 立花左近 

吉良上野介 月形龍之介 小山田庄左衛門 中村錦之助 浅野内匠頭 東千代之介 堀田隼人 大友柳太朗 千坂兵部 小杉勇 松田定次 新藤兼人







祝松竹映画100年と大佛次郞映画 歴代芸能人上位のアラカン×ひばりの奇跡のコラボレーション







大佛次郞の原作の時代劇映画のトップ2の赤穂浪士と鞍馬天狗ののうち、2020年に記念すべき映画100年の松竹から1本に迫ります。


1952『鞍馬天狗 天狗廻状』



1952『鞍馬天狗 天狗廻状』 は、嵐寛(アラカン)版の鞍馬天狗映画の通産40本強のうち、戦後の松竹映画の制作で、天才少女歌手として注目、すでにかなりの評価を得ていた時期の美空ひばりを、メインキャストの少年の杉作に迎えてた松竹版3部作の3本目、個人的には3本録画済ですが、貴重な商品化されている映画です。

1937年生まれのひばりですが、1952年の時点で数え年15歳でした。既に子役の概念を年齢的に卒業して入りため、子役ではありませんが、この時期は少女歌手兼映画女優でした。女優なので女役ばかり演じていると思われがちですが、少年のボツボツ演じていますが、これはスターが許された特権の一つです。




松竹×アラカン×ひばり×大曾根辰夫の鞍馬天狗3部作
1951『鞍馬天狗 角兵衛獅子』  松竹京都
1951『鞍馬天狗 鞍馬の火祭』  松竹京都
1952『鞍馬天狗 天狗廻状』  松竹京都




鞍馬天狗 天狗廻状 鞍馬天狗 角兵衛獅子 鞍馬天狗 天狗廻状 嵐寛 アラカン 美空ひばり 杉作


衣笠貞之助 大曾根辰夫 大曽根辰夫 大曾根辰保





1952『鞍馬天狗 天狗廻状』は、戦前の松竹時代劇映画のナンバーワン監督の衣笠貞之助の助監督を経験している監督、巨匠の大曾根辰夫(大曽根辰夫、別名義=大曾根辰保)が、戦後の松竹のナンバーワン時代劇監督(大曾根は戦後の松竹時代劇映画の最多オールスター監督、松竹時代劇映画のみの通産最多観客動員と考えられる、10以上のヒット作や1000万人映画も記録)としての流れに入る、戦後の出世作的な1本


いわゆる日本映画黄金期にも膨大な本数が作られた、オールスター映画の監督の流れに入る前の時期です。大曾根辰夫はこの映画の時点で60本強ほどの通産監督数ですが、戦後は20本目強の時点に位置しています。大佛、アラカン、ひばりのとっても意味がある映画ですが、大曾根辰夫にとっても意味がある映画、彼が黄金期を牽引した松竹にとっても意味がある映画です。





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2020/11/01 22:53 | 邦画の探求COMMENT(2)TRACKBACK(0)  

コメント

現在の歌舞伎界の重鎮で人間国宝の坂田藤十郎死去と新諸国物語



現在の歌舞伎界の重鎮だった人間国宝の坂田藤十郎死去、実は坂田藤十郎は前芸名の中村鴈治郎、さらに前の芸名の中村扇雀時代の主演映画を録画した矢先、初ハイビジョンの「新諸国物語 オテナの塔」を録画した矢先の死去でした。映画俳優として一次的に武者修行していた時期の映画です。

藤十郎や妹の中村玉緒の父の中村鴈治郎は、歌舞伎と映画のW名優、歌舞伎界史上唯一の人物でした。映画ファンがそちらも思い出してしまいます。主演はそこそこつんだものの、映画やドラマでは明確な活躍はできませんでした。

鴈治郎は、共演の京マチ子のベストのベスト演技とも称される、旅回りの大衆演劇の俳優も描いた小津安二郎の「浮草」は名作でした。

No:301 2020/11/14 23:54 | 現在の歌舞伎界の重鎮で人間国宝の坂田藤十郎死去と新諸国物語 #- URL [ 編集 ]

鬼滅の刃の鬼 17歳少女未成年淫行未成年飲酒逮捕回避男退所

ジャニーズ 山下ようやく、事務所を退所 フジテレビやマスコミは、彼を外国という逃げ道のフレーズを連呼し、イカた論点逸らすを武器に、擁護まっしぐらを繰り返す暴走振り、本当に許せない行為だ。

外国以前に、君は日本でもたいしたことない存在だよ。


17歳少女と未成年淫行と未成年飲酒の逮捕回避男 

本当なら逮捕されていた男を擁護しまくるマスコミ

芸能の準公人の35歳の成人男性が
17歳に魔の手をかけていたのだ。

なのに彼を擁護しまくるファンもおかしいが、マスコミはさらにいかれている。

こんな馬鹿げた行為を繰り返すマスコミは本当に辞めてほしい。

しかもテロップは未成年飲酒のみを表示させ、ジャニーズ忖度を繰り返す鬼畜ぶり。

まさに彼や彼らは既得権益の鬼そのものだ。正義の刃に砕かれろ。鬼滅の刃の葬られる悪役の鬼そのもので笑える状況だ。芸人はこれをネタにしろ。

でもその芸人もオールドメディアのテレビが飼いならしている、ほとんどが何も面白くない事実上の鬼なのだ。果たしてこの笑いが取れるネタ、犯罪回避男の風刺ができるのだろうか。

No:300 2020/11/11 09:30 | 鬼滅の刃の鬼 17歳少女未成年淫行未成年飲酒逮捕回避男退所 #- URL [ 編集 ]

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