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NHKがついた映画の嘘が発覚 その暴露の全貌を写真公開



前回はNHKや電通のドス黒い闇の部分をことについて取り上げましたが、前回のことが今回も多少なりとも関与しています。今回は明確なNHKの嘘について踏み込んでいます。映画に関する嘘の証拠を写真に収めましたので検証していきたいと思います。

前回の記事⇒「ビートたけしのこれがホントのニッポン芸能」の大嘘にNHKと電通の陰影



NHKがついた映画の嘘と名奉行・遠山の金さん




まずは下の”写真1・はやぶさ奉行”の写真をご覧いただきたいと考えています。

写真1・はやぶさ奉行

DSC04059405.jpg


写真はNHKのBSプレミアムで1月5日に放送された東映の時代劇映画、「はやぶさ奉行」のものです。片岡千恵蔵の当たり役の一つの『いれずみ判官シリーズ』または、『遠山の金さんシリーズ』といわれています。この上の”写真1・はやぶさ奉行”の写真の中に事実と異なる部分が存在しています。どこに事実と異なるNHKがついた映画の嘘が存在するのでしょう。


*『いれずみ判官シリーズ』または、『遠山の金さんシリーズ』と呼称されますが、
この記事では『遠山の金さんシリーズ』を採用します。



写真2・はやぶさ奉行の紹介の下記部分
DSC040061.jpg


戦後の時代劇代表する大スターの1人の大川橋蔵のほかにも、戦前がメインの大スター・大河内伝次郎、東映を支えた名優の一人の進藤英太郎、片岡千恵蔵との共演も多い名女優・花柳小菊、東映の黄金期にヒロイン女優として上位の活躍を果たした千原しのぶも出演していました。でもここがメインではありません。



NHKがついた映画の嘘が明らかになる



このシリーズの作品のデータを見ていただければ分かるかと思います。

片岡千恵蔵の映画『遠山の金さんシリーズ
1950 「いれずみ判官 桜花乱舞の巻」
1950 「いれずみ判官 落花対決の巻」
1951 「女賊と判官」
1951 「お馴染み判官 あばれ神興」
1952 「飛びっちょ判官」
5
1954 「血ざくら判官」
1955 「勢ぞろい喧嘩若衆」
1955 「喧嘩奉行」
1955 「荒獅子判官」
1956 「長脇差奉行」
10
1957 「海賊奉行」
1957 「はやぶさ奉行←??
1958 「火の玉奉行」
1959 「たつまき奉行」
1959 「江戸っ子判官とふり袖小僧」
15
1960 「御存じいれずみ判官
1961 「さいころ奉行」
1962 「さくら判官」
18



写真3・間違いに○

uytjun77tntu67u6.jpg


上の情報を見ていただくと分かるかと思いますが、10作目ではなく12作目が真実です。NHKは間違った映画の情報を真実として伝えていたのです。NHKがついた映画の嘘はたびたび存在し、以前にも色々と事実と異なる部分を見つけたこともありました。映画に詳しくない人物が映画の放送情報の制作に携わっているのでしょう。俳優名の1文字ミスなどの違いはまだ理解できる間違いですが、この10作目と12作目の異なる部分は大きな問題だと考えています。


名奉行・遠山の金さんのようななのかは不明ですが、
桜吹雪が舞うようなような映画愛子流の裁きをさせていただきました。


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東映が最近になってようやく重過ぎる腰を上げて、DVDリリースしたのが
遠山の金さんシリーズ』の16作目の1960年公開「御存じいれずみ判官」です。


2017・1・23更新⇒「NHKがついた映画の嘘の暴露」の裏側と松方弘樹の突然の死

前回の裏側ブログ⇒電通と黒澤明の異常な海外志向とドス黒い闇近日中に裏も公開予定です。

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2017/01/19 19:10 | 映画の悲劇COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

「ビートたけしのこれがホントのニッポン芸能」の大嘘にNHKと電通の陰影


ビートたけしのこれがホントのニッポン芸能史の9弾の大嘘を暴くと題して公開します。一部に過激な内容が含まれていますが、個人的な意見として受け止めてください。個人的な問題点に関する言論の自由として書いています。

前回の記事⇒爆発的繁栄 1年間の観客動員1000万人が4作の実力


ビートたけしの「これがホントのニッポン芸能史」の9弾の大嘘を指摘




BSプレミアムのビートたけしの「これがホントのニッポン芸能史」の9弾の時代劇の特集を観ましたが、やはり予想通りの異常に偏った取り上げ方をしていました。番組内容はすごく酷いものであり、全体的には嘘だと判断しています。歴代の時代劇映画やテレビ時代劇のことにさまざまな面で詳しいと自称している、ブログ著者の映画愛子はまったく評価できませんでした。時代劇はあんな都合がよい部分だけをいくつかのみを抽出して簡単な説明で済ませてた部分も驚きました。

まず、戦前を阪東妻三郎の時代劇映画のみで説明し、戦後の時代劇映画を「七人の侍」と「座頭市」のみで説明することが自体が完全な大嘘です。「七人の侍」と「座頭市」は歴代時代劇の代表作の数百作あるうちの2つにしか過ぎません。

七剣聖の阪東妻三郎、片岡千恵蔵、市川右太衛門、嵐寛寿郎、大河内伝次郎、長谷川一夫、月形龍之介を取り上げた部分だけは最低限な評価はできますが、一言くらいで済ませていました。この7名が歴代のトップでもあるわけで、もっとも時間を費やすべき部分ですが、すごく短くまとめていました。これもBSのビートたけしの“これがホントのニッポン芸能史の9弾のやらかした大きな問題点です。



時代劇の最大の功労者たちを無視したNHKの罪は大きい




これがホントのニッポン芸能史の9弾は時代劇の最大の功労者たちを無視した罪は大きいと感じています。

日本映画の父で時代劇映画の最初の巨匠・マキノ省三と最初の時代劇の大スター・尾上松之助、世界記録を数多く持つ日本最大の映画スター・片岡千恵蔵と名コンビを組んだ大巨匠・内田吐夢、伊丹万作、松田定次、そして、伊藤大輔、稲垣浩、マキノ雅弘、衣笠貞之助の時代劇4大巨匠の名前が一度も登場しませんでした。

これらの人物は日本が海外へ放つべき、世界に誇るべき、時代劇映画の最大の功労者たちです。最低でも取り上げる人物でした。考えられませんね。NHKは大失態ですよこれはね。他にも100作以上の名作が戦前にも存在していますが、その膨大な数の名作や巨匠が存在しています。それさえも完全に無視していました。


戦後の時代劇映画についても東映の時代劇黄金期の真実を無視していました。1950年代の時代劇映画では東映の方が凌駕しており、東宝とは最大でも年に数倍以上の観客動員の差がありました。東宝は東映、大映に次いで事実上の3番目でした。

七剣聖のほかの時代劇のスターだけでも高田浩吉、美空ひばり、市川雷蔵、中村錦之助、大友柳太朗、東千代之介、若山富三郎、大川橋蔵の名前くらいはちゃんと出すべきでした。それぞれが時代劇に大きな活躍や貢献を果たしているからです。



マスコミが大好きな「七人の侍」の嘘と真実⇒「ビートたけしのこれがホントのニッポン芸能史」へのNHKの策略電通、東宝、NHKのトリオはどこへゆく


マスコミがお気に入りの三船敏郎はただ単に戦後の東宝の時代劇映画で1位なだけの真実




いつもの三船敏郎と勝新太郎というNHK電通のお気に入りの人物を大きく取り上げていました。この部分も以前からの大きな問題点ですね。時代劇トップの片岡千恵蔵と比べると三船敏郎は約4分の1、勝新太郎は約3分の1以下の時代劇の代表作数です。


NHKは海外にも発信しているため、都合がよい誇張は問題がありますね。まず三船敏郎は上位の時代劇スターとは言い切れません。時代劇の出演作は47作の主演は33作です。戦後の東宝では主演は1位ですが、東映や松竹、大映の主演俳優と比べると時代劇の主演は戦後の15位です。ただ単に戦後の東宝の時代劇映画で1位なだけなのです。三船敏郎の戦後の時代劇映画の主演数では全体で15位であり、戦前も含めるとなんと50位以下になってしまいます。戦前の歴代・東宝の時代劇映画の主演数では榎本健一や長谷川一夫に次いで主演数は3位となります。三船敏郎は榎本健一にも負けていました。


これも真実なのです。現在でも東宝や電通が海外や日本で黒澤明と同様に三船敏郎の存在を誇張している現実は存在していると考えています。ある程度は活躍したことは事実ですが、その活躍以上に知名度が異様な理由は・・・マスコミが長年かけて誇張してきた三船敏郎の嘘と真実についてもいずれ深く取り上げようと思います。

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日本や海外へ自分たちが宣伝したい情報を誇張して発信する団体、国民栄誉賞や文化勲章に東宝の映画や舞台の関係者が多い理由にも電通が大きく関与していると噂されています。電通の過労死事件が大きく報道される前に小さく広告不正のニュースが流れていました。過労死事件を大きく報道することで広告不正のニュースをもみ消す狙いがあったと指摘されています。


ビートたけしの“これがホントのニッポン芸能史の9弾の時代劇がホントではないまとめ




ビートたけしの“これがホントのニッポン芸能史は真実を散り挙げていませんでした。視聴率が低迷している大河ドラマの刷り込みのような随所に埋め込まれた宣伝に関しても問題を感じましたが、時代劇に関してはテレビに都合がよい部分的を誇張して取り上げたのみです。


同時にビートたけしや出演者が全然、時代劇の歴史を理解していないのだと感じてしまいました。戦後の日本映画の黄金期には東映の時代劇映画の方が観客動員の面でも圧倒的な民意を得ていた事実を無視して、NHKは電通と東宝が誇張したい猛烈アピールへ再び荷担してしまいました。

NHKの紅白歌合戦と通じているかもしれません。2020年の五輪の過剰なアピール合戦や紅白歌合戦のゴジラ企画のおふざけ茶番劇は異常な誇張を感じ、生放送で視聴していた際は不快感を覚えました。こうしたいくつかの問題点からもNHKと電通と東宝は最悪トリオともいえると感じています。ビートたけしや他の出演者、NHKの無知な製作スタッフが大半とはいえ、さまざまな面で幻滅しましたね。

番組は全体的にはマスコミのNHKや電通などの都合がいいでっちあげを感じました。こうした番組は基本的にテレビの都合がいい作りですが、今後もこうした番組製作した際、異常な番組が作られた際には取り上げていこうと考えています。その都度で問題点を指摘していきます。


この記事の裏側ブログ⇒裏側の「爆発的繁栄 1年間の観客動員1000万人が4作」

追記・1・16 この記事のの裏側ブログ2⇒電通と黒澤明の異常な海外志向とドス黒い闇

ドラマブログで映画話の裏通り⇒悲壮美と死相美 忠臣蔵の浅野内匠頭

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2017/01/09 09:37 | 映画の悲劇COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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