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トラブルで主演女優賞を棒に振った女優(4月のみそかにぶっちゃけトーク大展開!!)

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2013/04/30 17:34 | 未(235記事)  

現代の名匠が芯に愛する”聖”なるモノは今 何処に・・・

現代の名匠が芯に愛する”聖”なるモノは今 何処に・・・


東京画」(85年)のつづき約1ヶ月ぶりです。前回こちらをご覧ください2013/03/28以来の記事となります。

現役で最近もドキュメンタリーものを手がけているドイツ映画監督の巨匠ヴィム・ヴェンダース小津安二郎監督の世界的に見られている名作「東京物語」の足跡を探るため東京へ降り立った。(他にも邦画には有名ではない名作が多く在るが他の国の人は見れていないようでさびしい)

1985年の日本。

日本が戦争に負けて約40年
東京物語(1953年公開)から30年少し
今(2013年)から30年位前の東京。


そこには奇妙な光景が広がっていた。

DSC02758.jpg

ヴィム・ヴェンダースが求めていたものは
聖なるモノ”だった
ここでいう聖なるモノとは小津が確立した独自な
時代や世代に左右されない普遍的な家族の営みをあえて作為的に作り出し形成、作品を包み込む独特な空気感、個性的なカメラワーク作風や台詞回し、基本在るべきシーンの省きの技など多数。

簡単に言えば他の
世界の名作にさえ存在しない”作品のすばらしさ”である。

DSC02762.jpg

モノクロの心地よい世界
そんな世界は・・・・・・・・・・・

DSC02761.jpg

現実に・・
あるはずもないのだ。
本当はわかっていた東京に作品のような
すばらしい世界が存在しているはずはないのだ。
たとえ1953年当時にでさえそれはありえない。

小津安二郎という監督は世界や地域・国境を越えて
それだけ巧みな内容(魔術)を作りだし
若き日のヴィム・ヴェンダースさえ心を揺さぶった!

一人の撮影者と化したヴィム・ヴェンダースの
聖なるモノの面影”を探す”現実を知る旅”が始まる。





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2013/04/28 00:28 | 洋画の解釈COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

ためしに動画を久々にブログでのみ限定公開。

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2013/04/26 00:56 | 未(235記事)  

完結 超名優”三國”を共に形成した名・大監督たち

三國連太郎3部作目今回で一応完結します。

三國さんが亡くなる数ヶ月前にとある主演作作品を見たのですがのちの2013ランキングの時紹介しようとおもいます。

テレビは分かりやすく伝えたいのもあると思いますがほとんどが釣りバカと飢餓海峡の三國連太郎と取り上げていたのが残念でした。「飢餓海峡」も去年スカパーでハイビジョン版が放送され録画しています。

今月亡くなったからのお悔やみ特集ではなく三國さんの出演作が普通に数本放送されていました。亡くなった分かっていたかのようにー、三國連太郎にもまだ現役の仲代達矢にも高倉健にも言えることですが1950~70年代には特に日本映画には名・大監督の監督作に多く出ていました。名監督は今なりに数名該当者がいますが、現役で巨匠は山田洋次だけしかはっきりいえる監督がいません。

やはり”良い俳優は良い監督あってこそ存在し得る”のだとわかり、さらに”演技ができるとなお良い”ということが下の監督陣から明白です。


DSC02189.jpg
いい顔、このとき87歳。

==三國連太郎の出演作の名~以上の監督たち==

木下恵介 関川秀雄 稲垣浩 千葉泰樹 木村恵吾 豊田四郎 
成瀬巳喜男 阿部豊 渋谷実 杉江敏男 谷口千吉 本多猪四郎 
久松静児 市川崑 家城巳代治 西河克己 今井正 川島雄三 
滝沢英輔 井上梅次 内田吐夢 中平康 新藤兼人 大島渚 
小林正樹 加藤泰 五所平之助 伊藤大輔 山本薩夫 佐藤純弥 
瀬川昌治 吉田喜重 篠田正浩 今村昌平 沢島忠 中村登 
森一生 森崎東 吉村公三郎 蔵原惟繕 森谷司郎 勅使河原宏 
神代辰巳 相米慎二 藤田敏八 山田洋次 熊井啓 伊丹十三 
松林宗恵 大林宣彦


「このままzzしたくなるばぶー」



谷口千吉監督もも十分な実積ですー
名脇役の菅井一郎と超演技派の脇役や舞台で活躍した大物、
宇野重吉が監督した作品にも出ています。

主に関与した名監督または巨匠、この数は高倉&仲代よりすごい。
上記赤群は皆が数本以上の名作を生涯監督した人たちで、日本には三國だけでも多くの名監督がいましたー意外にもマキノ雅弘深作欣二がなくて黒澤明は脚本担当作には出てて、沢島忠に1本出てるのも意外でした!これを見ればどれだけの数の名・大監督に関与したのかが知れ、すごさ&すさまじさも良くわかり総勢50名ですよw歴代俳優でも50は脇メイン俳優以外ではいない数だと思います。

市川崑 内田吐夢 山本薩夫 に5本強出ていますが、生涯関与監督はかなりバラバラです。しかし「釣りバカ」の監督は有名監督がいないですねwサラリーマン監督が多い。あれはちょくちょく脚本参加した山田洋次が重要な作品でした。

おまけ 三國さんに旅番組出演を昨日(21日)のNHKで放送していて驚いたNHKらしい映像でした。

三國連太郎さん安らかにお眠りください 
あの世では全盛期のような”激しさと静寂さの落差がある”
らしい芝居をしてほしいものです。


「安らかに募」


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2013/04/22 23:30 | 超大物俳優COMMENT(4)TRACKBACK(0)  

「死と史」生涯代表作約50という化け物。

近年、各社が盛り上がらない低迷した日本映画界を盛り上げるためにやたら多くの賞を作った三國連太郎の全盛期にもらった多くの賞はいまの俳優が映画に出ればもらうような細かい小さな賞ではないのだ。
三國連太郎が全盛期がいまであるなら映画演技賞をいくつ受賞しただろうか?大げさかもしれないが「生涯で余裕で100近く行くかもしれない」それだけのプロの演技者であり、泥臭い役への入り込みと確かな演技力、演じわけができる俳優だった。

ー主な三國連太郎代表作セレクトー出演映画数約180本
は特にの代表作

1950年代(デビュー巨匠・名監督に親しむ 松竹・東宝
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
善魔  本日休診 警察日記 続警察日記 ビルマの竪琴 第一部望郷篇 ビルマの竪琴 第二部(現在見れるのは、ビルマの竪琴 総集編)異母兄弟 キクとイサム

1960年代(東映の中村錦之助、高倉健やフリーの仲代達矢とも共演 時代劇で主演・助演
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
宮本武蔵 計5シリーズ(錦之助主演版) はだかっ子 飼育 切腹 王将(三國版)無法松の一生(三國版)
続・王将 飢餓海峡 にっぽん泥棒物語  脅迫(おどし)

1970年代ATGなどの独立社への出演もあり
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
戒厳令  襤褸(ぼろ)の旗 八甲田山 復讐するは我にあり
・1980年代(釣りバカ日誌シリーズスタート
釣りバカ日誌シリーズ(全20作 89年~ 1~2作)親鸞・白い道(監督作) 利休

1990年代 ある意味での円熟期
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
釣りバカ日誌シリーズ(3~10) 息子 大病人  夏の庭 The Friends 美味しんぼ

2000年代 晩年~
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大河の一滴 釣りバカ日誌シリーズ(11~20(09年 完))


DSC02193.jpg


ー大まかな出演のあらすじー
 ー1950年代ー 
51年 「善魔」でデビューで巨匠、木下恵介作へ出演し三國連太郎
役で出演しそのまま芸名。新人賞。
52  渋谷実監督の「本日休診」へ出演 
55  森繁久彌主演の名作「警察日記」へ出演
56年 巨匠・市川崑の代表作、戦地モノの「ビルマの竪琴」の2作にメイン助演 代表作
57年 歯を抜いたでも有名な家城巳代治の「異母兄弟」で主演&怪演 主演代表作
59  今井正の名作「キクとイサム」助演
 ー1960年代ー 
61年  中村錦之助主演版の「宮本武蔵シリーズ」で助演し、名匠の内田吐夢監督と出会う
      大島渚の異色作「飼育」に日本人主演
62年 名匠、小林正樹の時代劇の代表作、仲代達矢主演の「切腹」への助演 
62&63 時代劇の巨匠伊藤大輔監督の阪東妻三郎版のリメイク「王将」と
    稲垣浩の阪東妻三郎版のリメイク「無法松の一生」へ主演。
65年 内田吐夢の名作「飢餓海峡」の主演代表作、
    巨匠、山本薩夫の「にっぽん泥棒物語」主演し演技賞・代表作 
スター女優・佐久間良子連続殴打話


DSC02191.jpg


 ー1970年代ー
73年 吉田喜重の異色作ATG「戒厳令」主演
74年 篠田正浩の「卑弥呼
    名匠、吉村公三郎の遺作のATG「襤褸(ぼろ)の旗」で主演し、土を食べ・直訴・徘徊シーンの伝説&演技賞。
75年 森谷司郎監督の高倉健主演の大型映画「八甲田山」 へ助演
76年 市川崑の数ある代表作のひとつ 「金田一耕助シリーズ」 の「犬神家の一族」助演
79年「復讐するは我にあり」でアカデミー作品賞への助演貢献
 ー1980年代ー
87年 「親鸞 白い道」で監督で海外 カンヌ国際映画祭特別審査員賞の好評価受ける。
88年  山田洋次も脚本参加した「釣りバカ日誌シリーズ」スタートで主演代表作となる。
89年  名匠勅使河原宏の名作「利休」で主演代表作&数多くの賞
 ー1990年代ー
91年 山田洋次の「息子」主演の代表作&数多くの賞
93年 伊丹十三の「大病人」主演、
94年、相米慎二の読売製作「夏の庭 The Friends
96年 ベテランになっていた森崎東監督の美味しんぼで親子競演
 ー2000年代ー
01年 再び神山監督の「大河の一滴」に助演
09年 20年以上続いたロングシリーズ「釣りバカ日誌シリーズ」終了。



*三國連太郎は超演技派俳優で、高倉健は超スター俳優ですw。
*釣りバカ20作とあわせて約50作の主演や助演での代表作。
*助演でも演技で多く活躍したのが高倉健とは一味二味違う
*三國連太郎亡き後、代表作50越えは現役で50は高倉健だけ。

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2013/04/18 23:46 | 超大物俳優COMMENT(3)TRACKBACK(0)  

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